トヨタはスポーツセダンIS250をベースに開発したコンバーチブルモデル「IS250C」を発売した。軽量なアルミ合金製ルーフとオール電動システムの採用により、開・閉ともに20秒の短時間かつ静かな開閉を実現した。シート表皮素材は本革とファブリックの2種類を設定。個性を主張する3種類のツートーンカラーのシートや、オプション設定した3種類のシート&トリムのステッチカラー、3種類の本木目パネル色の設定により、コーディネートする楽しみを提供。ボディカラーは、新色のカトレアマイカメタリックを含む全9色を設定。コンパクトに折り畳める3分割式ルーフの採用により、オープン時でも9インチゴルフバッグ1個が収納可能なラゲージ容量を確保。フロントシートには、ショルダー部に設置したスイッチの操作により、自動的にシートバックを前倒し、前方へスライドする「ワンタッチパワーウォークインシート」を採用し、後席乗員の乗降の容易性確保に配慮している。全長4635mm全幅1795mm全高1415mmホイールベース2730mmで車両重量は1730kg。これはベースとなるIS250と比較して全長+50mm全高-15mmで重量は+160kg。エンジンは4GR-FSE型のNA2.5L(V6)215ps/6,400rpm 26.5kg-m/3,800rpmを発揮し、トランスミッションは6段AT。燃費は10.15モード値11.2km/Lでセダンに比べ、0.6km/Lの悪化となっている。価格はベースモデルが495万円。本革シートなどを装備する上級グレード“version L”が535万円となる。早速、近所のレクサスで実車を見てきたが、印象は悪くない。いわゆる「折り畳み式メタルルーフ」を採用するクルマの中では最後発として、デザイン的にも上手くまとめてきたのではないか。(そろそろ見飽きたフロントマスクとのチグハグ感は有るんですけどね)トランクリッドが腰高な印象は拭えないが、それはライバルも同様。また、価格も割高感が強いレクサス車の中で、IS250Cはライバルと比較しても、装備の充実度も加味すると競争力はありそう。VWのEOS 2.0TSIが478万円(本革シートは+25万円のメーカーOP)。ボルボのC70 2.4iSEが530万円~となっている。BMWの335iカブリオレになると802万円と既に競合対象ではない。FRベースの4座オープンとしてみれば結構リーズナブルな存在と言えそうだ。ちなみに月販目標台数(国内)は100台/月。機会が有れば試乗してみたいと思う。



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急転のクルマ選び〈続編〉 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/09/02 07:53:25 |
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