マツダは「ベリーサ」を一部改良した。今回の変更では「ライラックグレー(薄紫のかかったグレー色)」のファブリックシートを「C」に新採用(代わりにオリーブ色がカタログ落ちした)。ドアトリム素材やグローブボックスリッド等を同色のデザインとすることにより、室内の雰囲気を一新。また、ボディ色に「ライラックシルバーメタリック」・「メトロポリタングレーマイカ」・「スパークリングブラックマイカ」を新たに追加し全8色とした。また装備の見直しが実施され、従来はメーカーOPだったステアリング本革巻やイモビライザーを全車に標準装備した他、オーディオレス仕様を全車標準化されている。また、最近のマツダ車同様にメーカーOPのオーダー方法が変更になっている。従来は予めメーカー側で設定した「メーカー推奨パック」の他に、納期はかかるが、メーカーOPを自由に組み立てられるオーダー方法も存在したが、今回からすべて「メーカーセットオプション」に統一された。これは場合によって不必要なモノまで抱き合わせで購入するハメになるリスクがある。しかしメーカーにとっては生産するモデルパターンを大幅に絞り込めるのでコスト削減効果がある。私のベリーサはファブリックシートの「C」にSRSサイド+カーテンエアバックをオーダーしたのだが、残念ながら今回の変更でSRSサイド+カーテンエアバックは本革シートの「L」にのみ用意される事となった。(私のベリーサは多分「C」にSRSサイド+カーテンエアバックを装着したラスト数台でしょうね)私はあまり本革シートが好きではないので、今回の変更はギリギリセーフ!と言う感じである。まぁこれも縁ですね。正直、モデル末期のベリーサに一部改良が入るというのは想定外だったが、ベリーサも「平成22年度燃費基準+15%」を達成しているので自動車取得税、自動車重量税の50%軽減が受けられる。マツダとしては拡販(とコストダウン)を期待した最後の改良なのかも知れませんね。ベリーサはしみじみと良いクルマですよ。

Posted at 2009/05/17 20:08:41 | |
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ベリーサ | クルマ