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2009年08月21日 イイね!

[グレード追加]トヨタ・iQに1.3L車や2シーターを新設定

[グレード追加]トヨタ・iQに1.3L車や2シーターを新設定トヨタは「iQ」に1.3L(1NR-FEエンジン)を搭載した新グレード「130G」、「130G“レザーパッケージ”」を設定するとともに、全車一部改良を実施した。またあわせて、特別仕様車の扱いになるが、2人乗りグレードその名も「2 Seater」やデコクレシリーズの第2弾となる「+(プラス)」を発売した。
今回、追加設定した「130G」、「130G“レザーパッケージ”」に搭載される1NR-FEエンジンは国内初採用となる。これまで主に欧州市場で搭載されていたエンジン。ただし、噂されていたアイドリングストップ機能は搭載されなかった。ミッションはSuper CVT-iを組み合わせることで、 10・15モード値は23.0km/L(JC08モード燃費20.8km/L)を達成した。面白いことに、1.0Lを選んでも燃費(10・15モード値)は全く同値の23.0km/L(JC08モード燃費20.8km/L)となる。車重が1.0Lに比べて+60kgも重いことを考えれば、1.3Lの方が優秀なのだろう。正直、iQの3気筒1.0Lエンジンは退屈なフィーリングだけでなく、非力でクルマにキビキビ感が薄く、プレミアム感を訴求するiQにはミスマッチな印象だった。1.3Lの追加がカンフル剤になるか期待。あわせて、一部改良では、運転席にシート上下アジャスターを“レザーパッケージ”に採用したほか、ドアアームレストにポケットを追加した。外板色には新色となる「グレーメタリック」を含む全12色設定とした。価格は130Gが160万円で130G“レザーパッケージ”が170万円となる。
個人的には特別仕様車(ベースモデルは100X)「2 Seater」が気になるところ。リヤシートを取っ払い乗車定員を2人にすることで、後部座席部分をラゲージスペースに変更し、積載容量を拡大した。価格は129万円となる。どうせ使わないリヤシートなら潔く外してしまい、ラゲッジスペース化してしまえばいいのに....と思っていた。惜しいのは価格が129万円と半端に高い。せめてこの価格なら1.3Lにして欲しかった。欧州で販売している"素"の6MTモデルが120万円台で売られるようならiQも面白くなりそうなんですが....。
今回同時追加として「iQ“GAZOO Racing tuned by MN”」が100台限定で登場した。トヨタのトップガンとして有名な成瀬弘氏を中心としたチームがチューニングを担当。ちなみに「iQ“GAZOO Racing tuned by MN”」のMはマイスター(要するに成瀬弘氏の事)でNはNürburgring(ニュルブルクリンク)に由来する。 ベースモデルは「130G」で、日本で販売されるiQでは唯一6速マニュアルトランスミッションとリヤディスクブレーキが用意され、チューニングメニューとしては専用チューニングサスペンション(約30mmローダウン)の他、16インチアルミ+タイヤ(175/60R16)・強化ブレース(ボディの補強)・別置式のタコメーター・アルミペダル・リヤルーフエクステンションなどを装備する。価格は197.2万円。ベースモデルの130G(160万円)に比べると+37.2万円となっている。マーチのオーテックチューニングバージョンとなる「12SR」がライバルとなるような気がする。
サーキット走行(特にニュルブルクリンク)が好きと言うトヨタの新社長 豊田章男氏に期待される新商品として「iQ“GAZOO Racing tuned by MN”」はその第一歩ではあろうが、197.2万円と言う価格では若者のクルマ離れに対する回答としてはあまりにも弱い。
豊田章男氏は自身の持論でもある「クルマは道が作る」とよく言う。クルマを「A地点からB地点を単に移動するだけの手段にしたくはない」とも言った。そして「若い人たちのクルマ離れということがあるが、本当に若い方がクルマ離れしているのか、それとも私たちメーカーが若者から離れているのか、この辺をしっかりと検証していく必要がある」と言った。日本で販売されるクルマの50%を販売するトヨタこそがクルマ離れしている日本市場を作った張本人であろうし、トヨタがそこについてアプローチをはじめることが大切である。トヨタ本体ではなく、GAZOOの様な別ブランドを使って少量生産モデルを展開するのも悪くはないが、今必要なのは低価格でかつ、ドライビングが楽しめるクルマではないだろうか。しかも1台で日常用途とスポーツ走行もこなすような懐の広さも必要。(用途を限定してしまうようなクルマでは敬遠されるでしょうね。)そう言う意味では軽量・コンパクト・スタイリッシュであり普通の実用車としても使えるマツダ・デミオの13C(5MT)が119.5万円と言うのは結構イイ線行ってる気がする。(見方によってはVWシロッコにも通じるクーペルックだし)デミオは970kgで91ps/12.6kg-m(10.7kg/ps)を発揮するから950kgで98ps/12.5kg-mを発揮する「iQ“GAZOO Racing tuned by MN”」(9.7kg/ps)とも遜色ない走りをしてくれるだろう。浮いた77.7万円でレカロシートでも入れて心おきなくガソリンを満タンにした方が気分出そうだね。


Posted at 2009/08/21 00:10:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ

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