![[Back to the VolksWagen] Golf Variant TSI Trendline 納車♪ [Back to the VolksWagen] Golf Variant TSI Trendline 納車♪](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/016/829/255/16829255/p1m.jpg?ct=57e08b42654c)
久し振りに
VolksWagenのクルマに復帰する事にした。車種はサルサレッドの「
ゴルフ・ヴァリアント」でグレードはベーシックな
TSI Trendline。先日VW東京さんにデモカーをお借りして
テスト走行を実施。色々悩んだのだが、無事契約。ゴルフ・ヴァリアントの納車に伴い、
ベリーサは下取に入った。ベリーサについてはまた後日別の記事で。
私の車歴では
パサートワゴンに続き、2台目のステーションワゴン。どうしても、ワッペングリルが好きになれず、一旦はVW車から遠ざかっていたのだが、ワルター・デ・シルヴァさんのお陰(?)か、思っていたよりも早期にワッペングリルが廃止された事で、またVW車復帰となった。もちろん、ワッペングリルがもたらす華やかなフェイスが好きだというユーザーも沢山居るだろうから、基本的には好みの問題だが、やはりVW車はプレーンなフェイスの方が永年積み重ねてきたブランドイメージに合致するのではないか。本来VW車はステータスや見た目の豪華さを誇るのではなく、質実剛健な造りや哲学に共感・満足して乗るクルマだと思う。メッキや木目パネルで飾らなくても良いし、あちらこちらが便利に電動で動かなくても良い。だけど、走り出せばビシッと矢の様に突き進む直進安定性や後ろから鷲掴みされた様なブレーキ性能。長時間走っても疲れにくい足回りやシート等、これらがサラリーマンにとっても現実的な価格で買える事がVW車の根本的な魅力だと私は思っている。
近年はVGJの価格戦略の他、ユーロ高や原材料の高騰を受けて、VW車も全般的にジリジリと価格が高くなっている事が残念。特にパサートシリーズやシロッコは随分と高価に感じる。ゴルフ・ヴァリアントについては、2000年2月に発売された「ゴルフワゴン(Ⅳ)」のベースモデル「1.6E」が245万円(当時は税抜表記。税込257.2万円)だった。それから10年後の現在「ゴルフ・ヴァリアント」のベースモデル「TSI Trendline」が275万円(税込)だから、装備や保証内容の充実度を加味すれば納得のいく範疇。相対的に言えば、現行VW車の中でも結構お買い得なクルマと言える。
今回もマイカー選定はすんなりと「ゴルフ・ヴァリアント」に決定したわけではない。「ゴルフ・ヴァリアント」の他に「マツダ・アクセラ」「ホンダ・CR-Z」「新型VWポロ」の4台が候補車として残った。この組み合わせだと「ヴァリアント」ではなく「ハッチバック」のゴルフじゃないの?と指摘されそうだが、ゴルフⅥのハッチバックは後姿が好みではない事と、現状ではベースモデルに相当する「TSI Trendline」が日本では設定されていない。なによりも、今回の「ゴルフ・ヴァリアント」を見ていると前述したゴルフⅣのワゴンを彷彿とさせるのが嬉しいやら懐かしいやら。マツダ・アクセラにもステーションワゴンがあれば良かったのに。アテンザはボディも大きいし、エンジンは2.5Lが主流なので検討外だった。
「ポロ」については昨年11月の
試乗インプレッション中でも記述したが、結論としては今夏??の「1.2TSI」待ち。現状の1.4L(NA)+7DSGではチト物足りなかった。
「ホンダ・CR-Z」について現段階では正式発売前のクルマであるが、先行予約は昨年末から実施されている。S2000の代替車として、ある意味有力視していたのだが、SRSサイド+カーテンエアバッグをメーカーOPでオーダー出来るのは純正カーナビなどが含まれる「全部入り」の豪華パッケージ1パターンだけという事が判ったので落選とした。私の希望はシンプル装備の「β」6MTに標準装備のVSA(横滑り防止装置)とSRSサイド+カーテンエアバッグのみをメーカーOPで注文出来れば良かったのに。まぁ詳しくは発売後に。
一番最後まで悩んだのが「マツダ・アクセラ」。昨年11月の
試乗インプレッションでも非常に好印象であった。価格もリーズナブルで当初はかなり本命視していた。ただ、先代に比べ饒舌になったフロントフェイスは早期に飽きが来るのではないか....と感じていた事と、購入検討していたグレードがアイドリングストップ機能「i-Stop」が装着される「20S」だったのだが、もはや実用車に2.0Lの排気量は無駄に感じてしまうのも事実。しかし、DSC(横滑り防止装置)とSRSサイド+カーテンエアバッグが標準で装備される「20S」に対し、1.5Lの「15C」はメーカーOPでもDSC(横滑り防止装置)の選択が出来ない。最終的にはこの2点のモヤモヤが解消出来ずに落選とした。1.5Lに「20S」相当の装備が装着された「15S」(仮称)があったら今回は「マツダ・アクセラ」を選んでいたかも知れない。
「ゴルフ・ヴァリアント」については、1月の
試乗インプレッションが最終判断になったのだが、不安視していた乾式7速DSGの違和感(ギクシャク感)がかなり解消されていた事と、1,370kgのボディに対し、122ps/5000rpm 20.4kg-m/1500-4000rpmを発揮する1.4TSI(シングルチャージャー)エンジンが期待以上にパワフルな走りを披露する事が確認出来たのは大収穫だった。 グレードについては何も迷うことなく「TSI Trendline」とした。クロームパッケージ(フロントグリルルーバー・エアインテーク・サイドウインドー)やクロームルーフレールが装着されないのはシンプル派の私にとって好都合。フロントフォグランプが無いのは惜しいが、それ以外について私の希望する装備品は全て装着されている。むしろセミオートエアコンも従来通りマニュアルのダイヤル式にして欲しかったくらいだ。
納車された「ゴルフ・ヴァリアント」で早速300km程ファーストドライブを実施。高速道路を中心にコースを設定。途中茨城県の「あみプレミアム・アウトレット」に立ち寄りながら、外環道→常磐道→北関東道→東北道とグルッとまわって帰宅。途中の北関東道では結構な降雪に遭遇し、冷や汗モノだったが幸いに降り始めだったので路面凍結にはならず、無事通過。初日の平均燃費は15.2km/L(燃費計ベース)だった。言うまでも無く、高速道路の巡航はビシッと安定していて快適。7速DSGのお陰でエンジン回転数が低く抑えられるから騒音や燃費に有効だ。走りやユーティリティについては今後じっくりとレポートしていく予定。まずは無事にVW車に復帰完了という事で。
◎
Golf Variant TSI Trendline First Photograph◎

Posted at 2010/02/07 18:28:26 | |
トラックバック(0) |
ゴルフⅥ ヴァリアント | クルマ