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ホンダは購入・使用・保管が容易な家庭用カセットガス燃料を使用し、簡単な操作で電気を出力できるガスパワー発電機「エネポ EU9iGB」を、5/13より発売する。
「エネポ EU9iGB」は、ガスパワー耕うん機「
ピアンタ FV200」に続くガスパワー商品の第2弾で、「3つの簡単=(1)燃料の取り扱いが簡単、(2)移動・収納が簡単、(3)操作が簡単」をコンセプトにしつつ、低価格を実現した出力900VAの小型発電機。メーカー希望小売価格は104,790円(税抜き99,800円)である。販売目標は年間(国内)で9,000台。
「エネポ EU9iGB」は、独自の発電システム「高速多極オルタネーター」を採用した正弦波インバーターの搭載により、パソコンなどの精密機器をはじめ消費電力が900W以下の照明機器や電動工具、調理機器などに対応。さらに、片手で簡単に押し引きできる大型キャスターや折りたたみ式ハンドルを装備しながら、収納・保管性にも優れたパッケージデザインとした。
家庭用のカセットガス(LPGブタンガス)を採用し、カセットボンベ2本の装填で、約1.1時間(定格負荷)から最長約2.2時間の連続運転が可能。指定カセットボンベは、東邦金属工業(株)製。
個人的にはかなり注目している製品。災害対策にもなるだろうし、屋外でのバーベキューやキャンプなどの際にも容易に電源が確保できるのは嬉しい。キャンピングカーなどに搭載する用途も考えられる。カセットガスならホームセンターなどで容易に入手可能だから、日本国内ストレスフリーで使えそうだ。しかし、カセットガスを2本も装填して出力が900W以下というのは少々残念。ドライヤーは簡単に1200W位消費してしまうし、キャンピングカーへの設置を前提に考えれば電動エアコンや電子レンジ等も余裕で駆動出来る1500Wクラスは欲しいところ。並列に2台接続する事で、倍の出力を得る機能もあるが、カセットガス4本も使っての発電なんてチト非現実的だろう。
それよりも心配なのはデザインもフレンドリーだし、燃料もカセットガスという事で、排気ガスの出る「エンジン」であると言う事を理解できないユーザーが出るのではないかと。間違っても屋内で使ってはいけない。もちろん、エンジンオイルも必要だ。運転時は79~84dBの騒音レベルらしいから、かなりうるさい筈。まぁ間違う事は無いのかな。今の家は停電すると水も出なくなるし、ストーブだって動かなくなる。燃料電池の普及はもう少し先だろうし、暫くはこういう発電機があると心強い気がする。

Posted at 2010/03/31 23:23:08 | |
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