![[待望の6MTモデル追加]トヨタ・iQにスポーツパッケージ“「→(ゴー)」を新設定 [待望の6MTモデル追加]トヨタ・iQにスポーツパッケージ“「→(ゴー)」を新設定](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/019/546/092/19546092/p1m.jpg?ct=0ca03a41d793)
トヨタは「iQ」にスポーツパッケージ「→(ゴー)」という新グレードを追加設定し、待望(?)の6MTモデルを追加する。「→(矢印)」を「ゴー」と読ませるナントモ難解なグレード名で有るが、個人的には「iQ」に6MTの追加はかなりの大ニュース。発売は11月中旬~。
スポーツパッケージ「→」は、専用フロントエアロバンパーとリヤデフューザーを採用。またドアミラーに専用のシルバー塗装を施すと共に、フロントフォグランプを標準装備とし、標準系のグレードとの差別化を図った。内装については、グレー&ブラックの内装色を設定。また些細なポイントでは有るが、ステアリングに赤ステッチ。インパネセンタークラスターと助手席側インパネアッパーモールに高輝度シルバー加飾を施した。また+8万円高で設定される「→レザーパッケージ」はシート表皮にブラックレザー&グレーファブリック or ブラックレザー&レッドファブリックを設定。
「→」は1.0L/1.3Lの両方に設定されたが、6MTは1.3Lエンジンのみの設定。更にMTモデルだけの特権として、アイドリングストップシステム「TOYOTA Stop & Start System」を採用。燃費にも優れ、10・15モード値で23.5km/Lを達成した。
価格は1.0Lの「100G"→"」が155万円(CVTのみ)。1.3Lの「130G"→"」が6MT/CVT共に165万円。「「130G"→"レザーパッケージ」が6MT/CVT共に173万円となる。まぁ大半のユーザーには高価なクルマに思えるだろうが、装備内容と「iQ」専用に開発されたパワートレーンなどを加味すれば決して高価ではない。しかし、おのずと販売台数は限られるだろうが。
新型スイフトの発売やフィアット500にも5MTが追加されるなど、ここの所コンパクトカーの面白いニュースが続いているので大変嬉しい。燃費を考えたら、色々凝ったシステムを積み込むよりもアッサリかつ低価格にMTでコキコキと駆った方がCO2排出量(=燃費)を素早く減らす事が出来る事から見直されているのかもしれない。私はかならずしもMT崇拝主義者と言う訳ではないが、やはり小型軽量なクルマにはMTが一番マッチしているし、楽しいのは間違いない。発進に失敗してエンストしたり、坂道でズリ下がったって良いじゃないの。エンスト=恥ずかしいって感覚は今も有効なんだろうか。
「iQ」も今やニッチ車なんだから、こういう少数派が喜ぶグレードを追加していくって言うスタンスは大いにアリだと思う。私の好みからいえば「→」ではなく、通常のグレードにも6MTを設定して欲しかった。今後、トヨタ・ヴィッツもフルモデルチェンジを迎えるし、来年にはスイフト・スポーツも出る。ルノー・ルーテシアやカングー ビボップも面白そうだし、プジョー308のPremiumにも6MTがある。まだ次期愛車の事を検討するタイミングではないが、ボンヤリとコンパクトなMT車(ルポGTI以来の)かな...って妄想する今日この頃です。
(↓)「130G"→"」。エアロのデザインについては実車をみて判断したい。

(↓)こちらは1.0Lの「100G"→"」。識別ポイントは15インチのタイヤ。

Posted at 2010/09/05 23:18:50 | |
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