スバルは新型のコンパクトカー「トレジア(TREZIA)」を発売した。「トレジア」はダウンサイズ傾向の高まる国内市場において売れ筋となっているコンパクトカークラスに、スバルが投入する新型車。「New Compact Smart Wagon」をキーワードに、全長4mを切るボディサイズでありながら、スバルらしいワゴンテイストを備えたツーリングコンパクトと説明する。富士重工業は2008年4月に「トヨタ自動車」と「ダイハツ工業」との3社間で、開発や生産などの分野において協力関係を築くことで合意、提携した。トレジアは、その提携内容に基づいてトヨタよりOEM供給を受ける。ベースモデルはよりによって「ラクティス」。スバルでは軽乗用車とインプレッサ以上の普通乗用車の間を補完するモデルとして期待されているらしい。販売計画は1,000台/月とOEMモデルとしては結構強気。トヨタ「Bb」のOEM車となる「デックス(DEX)」が2008年11月に登場した際に500台/月の目標を掲げていたが、実際はその半分にも満たない状況が続いている。まぁ「トレジア」も同様の展開が待っているのではないか。

トヨタは「FJクルーザー」を国内でも発売開始する。FJクルーザーは「Rugged & Freedom ~すべてはクルマを楽しむために~」を開発コンセプトとして、2003年のデトロイトモーターショーでデビューを果たし、2006年に北米で販売を開始したモデル。デザインのモチーフは40系のランクル。簡単に言えば、トヨタ版のニュービートル。もちろん個性的なデザインだけではなく、本格的なオフロード走行性能も備えているから人気が出ても不思議ではないクルマだったが、日本導入に随分時間がかかった。グアムへ行くと颯爽と走っている「FJクルーザー」を目撃し、漠然とカッコイイと思っていた。良く考えたらデザインに惚れたトヨタ車って初めてだったりして(笑)。これまで国内でも逆輸入された北米仕様を幾度と目撃しているから、待っていたファンも多い事だろう。やはり右バンドル+正規販売店のアフター付きで乗れる安心感は有り難い。


VWは年間70万台以上とも言われる日本のミニバン市場に向けて新型「シャラン」を発売する。現在は予約受付の状況で、納車は2011年2月以降とアナウンスされている。古いVWファンの方ならば、初代「シャラン」が日本に輸入されていた事を覚えているだろうか。1997年に日本に導入され、約2年間で1200 台が販売されたのみで撤退してしまったレアモデル。フォード・ギャラクシーと兄弟車種だった。

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急転のクルマ選び〈続編〉 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/09/02 07:53:25 |
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