![[着せ替えカメラ]PENTAX・Optio RS1000 [着せ替えカメラ]PENTAX・Optio RS1000](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/021/137/788/21137788/p1m.jpg?ct=12f3ecb4d01f)
昨年の5月から普段使いの持ち歩きコンパクトカメラとして仕事鞄に常備している「
PENTAX・Optio H90」を現在も気に入って使っているのだが、事実上の後継機となる「
Optio RS1000」がネット通販で8000円を下回る価格になっていたので衝動買いした。最近デジカメの価格は全体的に下落傾向だが、昨年の10月に発売したばかりの最新機種でここまで値下がりしてしまうのは驚きです。消費者としては有り難いのだが、メーカーは大変だ。
「Optio RS1000」の特徴はレンズでもイメージセンサーでもなく、本体前面に着脱可能なアクリルパネルを採用し、デザインシートを挟みこむ事で、カメラの着せ替えが楽しめる事。アクリルパネルの着脱に必要な工具(六角レンチ)や着せ替え用のシート(3パターン)が付属する。撮影した私のカメラも既に「着せ替え」が完了している。ライカ風(?)のデザインで「
ねねここ」さんが無償で公開しているテンプレートを利用させて頂いたものだ。今度はNewBeetleのデザインシートを自作してみようかな....。
新機種が発売される毎にカメラの性能がどんどん向上していった時代は終わり、普段使いにはもう充分な性能が低価格で手に入るようになった。これからはデザインやデジタルフィルター(トイカメラ・レトロ・セピアとか)等で他機種と差別化して行かなければならないと思う。そういう意味で最近のPENTAXは従来のお堅いイメージとは裏腹に面白いチャレンジをしている。(デジタル一眼のK-x/K-rのオーダーカラー等も含め)毎日持ち歩いている「Optio H90」も取り立てて高性能な部分は無いが、約1万円というフレンドリーな価格とスッキリとしたデザインが気に入っている。
正直に言えば、今回「Optio RS1000」を導入した事で、「Optio H90」は退役を考えていた。しかし、「Optio RS1000」をここ数日触った感想としては「Optio H90」は現役続行かな。まぁ価格はウソをつかないと言うべきか。「Optio RS1000」は昨年10月に発売され当初1.9万円位で販売されていたが、約2ヵ月後の冬ボーナス商戦の頃には既に1.0万円を切るラインまで値下がりが進んだ。これは、従来機種よりもコストダウンを進めた事で、ある程度は織り込み済みの価格変動なんだろう。「着せ替え」は面白いが、各部の質感や操作レスポンスは「Optio H90」の方が良い。レンズも光学5倍(28-140mm)から光学4倍(27.5-110mm)に格下げられているし、電子式手ぶれ補正の効き具合も弱く感じる。これは残念だった。(普通に使う分には気にならない程度の差だが...)まぁ低価格で買ったカメラですから、細かい事は気にせず、"着せ替え"お散歩カメラとして楽しんでいこう。
Posted at 2011/01/16 21:06:41 | |
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