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2011年03月13日 イイね!

[東北地方太平洋沖地震]少しでも多くの人命が救われます様に。

3月11日14時46分。M9.0を記録した東北地方太平洋沖地震が発生。その瞬間、私は都内のオフィスにて朝から延々と続く会議にウンザリしていた。頑丈なビルだった事が幸いし、揺れている最中もさほど恐怖を感じる事も無く、会議室のドアまで歩いて行き、避難経路を確保した位。揺れが収まると一旦中断していた会議が再開された。その時点ではこんな大災害に発展するとは夢にも思わなかった。しかし、数分後にメンバーが携帯電話でワンセグを受信。一大事である事が発覚した。それ以降はずっとテレビを見てただ驚くばかり。この1~2週間以内にも仙台や水戸には出張で訪れていただけに、ほんの数日違いで自分も被災者となっていた事を考えると胸が痛みます。
首都圏は鉄道が軒並み運休となり私も「帰宅難民」になった。一部の都内在住者は徒歩での帰宅を決め会社を出た者も居たが、私の自宅は職場から約38km(徒歩ルート)の距離にあり、通常時でも9時間はかかると判断。職場に留まり、一夜を明かす事となった。職場から僅か8kmの距離を徒歩で帰った同僚も、渋滞と多数の徒歩帰宅者に阻まれ、2時間で着くはずのところを5時間もかかって帰ったとの報告を聞いたのは既に日付が変わってからの事。直接的な震災被害が少なかった首都圏と言えども、鉄道がストップしただけで大変な騒ぎとなった。離れている妻の携帯電話になかなか繋がらず苦労したが、なんとか通話やメールで連絡する事が出来た。ドコモの携帯で良かったと思う瞬間。1円でも安く...が最近の風潮だが品質や安全にもコストを割くべきと再認識されれば良いが。
都心に残る事となった同僚達と、近くのコンビニへ夕食と夜食を買出しに出掛けだが、予想を上回る人数がコンビニへ大挙して押し寄せており、既にパン・おにぎり・お弁当・お菓子などの食料は売り切れており、僅かに残ったチョコレートなどを奪い合っている様な状態だった。それでも幸運な事に、職場の若手諸君が1時間以上も行列に並び、牛丼を買って来てくれた。(牛丼店も後に完売となり臨時閉店)コンビニだけでは無く、居酒屋や焼肉店など大半の飲食店が「完売の為休業」とか「ご飯モノ売り切れ」と張り紙を出しており、たった一晩の食料すら供給出来ない現状に愕然とした。「都会は便利」と思っているのは平常時だけであり、災害時はむしろ危険な場所なのかもしれない。これが日本じゃなければ略奪や暴徒化だのって騒ぎになるところです。
夜はテレビ中継と繰り返し響き渡る「緊急地震速報」のお陰で一睡も出来なかった。余震も随分続きました。被災地の方は暗闇の中でどれだけ心細い夜を過ごされたか想像を絶します。
私鉄・地下鉄各線は深夜になってかなりの路線が運転再開になって来たが、JR東日本は全線が運休のまま。翌朝7時から運転再開と発表されたが、実際には9時近くまで運転再開は待たされる事となった。更に、駅は運転再開を待つ「帰宅難民者」で大混雑。入場制限を実施しており、電車も超満員で運転本数も少ないとの事。結局、JR線を諦め地下鉄線を乗り継ぎながら赤羽を経由し埼玉へ戻ってくる事が出来た。こんなにも埼玉を遠く感じたのは初めての経験だった。
被災地で苦労されている方に一刻も早く、救援物資等が届く事と、少しでも多くの人命が救われる事を祈りたい。首都圏も計画停電や物流の麻痺によるガソリンや生活物資の品薄が続きそうな予感。多少の不便は受け入れ、無意味な買い占めやパニック的行動は慎みたいものです。こう言う時にこそ、日本人のモラルが問われているのだと思います。

3/19 追記
大震災の発生から一週間以上が経過。日を追う毎に犠牲となった方の人数は増えていくばかり。行方不明となっている方も依然として多数居るようだ。首都圏は計画停電の影響で鉄道の運行が不安定となり、通勤者は今夜も無事に帰宅出来るだろうかビクビクしながら自宅と会社を往復する日々。相変わらず、街中ではガソリンを求め大渋滞が発生し、スーパーでは不必要な買占めが横行している。義援金詐欺やネットオークションに乾電池やラジオなどを高額で出品する輩が多数居るのも事実。日本人の中にも自分さえ良ければ.....と恥ずべき行動をする情けない輩がこれ程にも多いのかと驚かざるを得ない。
今回の災害を見ても、クルマは有事の際に案外役立たない事が多い。恐らく、クルマで非難している最中、津波に巻き込まれた方も多数居るだろう。アメリカでもハリケーン被害の際に大渋滞が発生している映像は記憶に新しい。そして現在の首都圏の様に、少しでもガソリンに不足感が出るとアチコチでガソリンスタンドを目指した渋滞が発生する。ヒトはクルマによって自由に遠くまで移動出来る能力を得たが、それは決して万能では無いと言うことを思い知った様に思う。もちろん、全員がジムニーに乗れば回避出来るとかそういう問題でもない。今回の経験と教訓は今後、私のクルマ選びにも大きく影響を与えるだろう。
Posted at 2011/03/13 20:33:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日々の戯言 | 日記

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