![[4000km走破]納車から約8ヶ月で到達 [4000km走破]納車から約8ヶ月で到達](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/023/162/028/23162028/p1m.jpg?ct=81b22d1d1a74)
我が家のニュービートルがようやく累計走行4000kmを突破した。納車から間もなく8ヶ月のタイミングだから随分とノンビリとしたペースである。今年は震災を経験。ガソリンが品薄になり、暫くマイカー利用を自粛していた事もあって走行距離は伸び悩んでいる。
私にとって5台目のニュービートル。ザクッと分類すると、MC前が3台(クーペ→クーぺ→カブリオレ)でMC後が2台(カブリオレ→クーペ)。パワートレーンで分類すれば、最初の2台が 2.0L+4AT。3・4台目が 2.0L+6ATで5台目となる現愛車だけが 1.6L+6ATである。残念ながら、2002年から約3年間設定された1.8Lターボは乗れなかったが、ニュービートルの進化を節目毎に味わって来た。やはり最終モデルの完成度はたいしたものだと思う。ゴルフ4と基本的に共通のプラットホームだから、最新のゴルフ6と比べると10年以上の技術的な隔たりがあるクルマとも言える。しかし何ら不満の無い走りを見せてくれる。カブリオレは多少ボディの弱さを感じていたが、クーペは皆無。実効燃費も市街地で10km/L前後、条件が良い郊外や高速道路では12~13km/L程度で走るから、私の様に走行距離が伸びないユーザーには燃料代が心理的負担になる数値では無い。従来の2.0Lエンジンは(4AT/6ATのどちらでも)10km/Lを超えるのが難しいユニットだった。それに比べ1.6Lエンジンは結構燃費が良い印象。それでいてパワーダウンはあまり感じ無いのが嬉しい。そう言えば、先代ゴルフ5のゴルフE (1.6L直噴+6AT) も良いクルマだった。
ゴルフ6との比較では、7速の乾式DSGに対し熟成された6AT(アイシン製)の滑らかで自然な変速フィーリングは魅力。1.6LのSOHCエンジンは最新作である「TSIエンジン」の様に低回転域からの分厚いトルクを望めない替わりに、NAらしい自然な吹け上がりがある。結果として燃費と引き換えになるものの、考え方次第では「贅沢装備」かもしれない。ただ、足回りは初期型のニュービートルに比べ随分と「しっとり」した大人の味付けになったものの、最新のゴルフ6にはハッキリと劣る部分。まぁベースのゴルフ4もコレが最大の欠点だった。
これまでニュービートルに乗っては違うクルマに浮気をし....でもまたニュービートルに帰ってくる(笑)そんなクルマ遍歴を重ねてきたが、もうそれも叶わない。なにせ、私が愛してきた「ニュービートル」は既にモデル廃止になってしまった。後継の「
ザ・ビートル」はデザインこそ類似性を感じるが、全幅は1800mmオーバー。パワートレーンは最新のTSI+DSGとなる。当然だが、随分と性格の異なるモデルへ仕上がっている事だろう。私が「ニュービートル」を卒業し、「ザ・ビートル」へ無事進学を果たす事が出来るのか。その答えは1年以内に出るだろう。

Posted at 2011/07/17 00:37:48 | |
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