![[フルモデルチェンジ]スズキ・スイフトスポーツ 画竜点睛を欠く.....(ToT) [フルモデルチェンジ]スズキ・スイフトスポーツ 画竜点睛を欠く.....(ToT)](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/024/657/730/24657730/p1m.jpg?ct=2637ee1f83e7)
スズキは新型「スイフトスポーツ」を発表した。6MT車については12/13、CVT車については来年の1/27より発売する。このクルマの発売を待ち望んでいたファンも多い事だろう。もちろん、私もその一人。指折り数えながらこの日を待っていた訳だが、結果的にはチト不満の残る事となった....。まぁその話は後半で。
新型「スイフトスポーツ」の主な特長は、改良を受けた1.6Lの専用エンジンと6MT及び、副変速機構付CVTの採用による動力性能の向上だろう。
可変吸気システムの採用等の専用チューニングを施した1.6Lエンジンは先代比で+11ps/1.2kg-mアップとなる136ps/6900rpm 16.3kg-m/4400rpmを発揮する。ボディサイズは全長3890mm全幅1695mm全高1510mmホイルベース2430mmで車重は1050kg(6MT)。パワーウェイトレシオは7.72kg/psとなるから充分にスポーティな走りが楽しめそうだ。
新開発の6速MTは、2~5速ギヤをクロスレシオ化し優れた加速性能を発揮しながら、6速ギヤを追加することで燃費性能を向上させた。また、副変速機構付CVTのモデルも設定されている。まぁこのクルマは6MTで乗るべきクルマだと思うが...。
シャシー関連では、専用設計のリヤサスペンションと、大径化したストラットにリバウンドスプリングを内蔵したフロントサスペンションを採用。操舵に対するリヤの追従性を高めるとともに、ロールを抑えてより機敏なハンドリングを実現した。先代に引き続き、モンロー製のショックアブソーバーを採用するのもマニアにはニュースだろう。タイヤサイズは195/45R17を採用した。もちろん、ブレーキは4輪ディスクを奢る。気になる価格は6MT車が168万円。CVT車が174.8万円。用意されるメーカーOPは ディスチャージヘッドランプのみで、+63,000円高で用意される。
インテリアは精悍な黒基調のインテリアであり、シート、ステアリング、シフトブーツにレッドステッチを施す事でスポーティーなイメージを強調する。先代では用意があったレカロシートは用意されず、専用フロントシートを採用した。もちろん、本革巻ステアリングホイールやステンレス製ペダルプレートが採用されている。
ベースモデルでは省略されていたリヤシートの中央席にヘッドレスト及び3点式シートベルトを標準装備したのもニュース。ESP(横滑り防止装置)を標準装備した事は褒められるべきだが、残念ながらSRSカーテン・サイドエアバッグは選択肢が無く、現段階では装着が不可能。まさに画竜点睛を欠く状態であり、大いにガッカリしている。先代のスイフトスポーツではセットOPとしてレカロシートやSRSカーテン・サイドエアバッグの用意があったから、この部分は退化したと言わざるを得ない。
正直、新型スイフトスポーツの価格は安すぎると思う。(6MT車が168万円)あと10~20万円くらいは高価でも良かったクルマだと思う。そのシワ寄せが安全装備に及んだのであれば、非常に残念な事だと思う。2型ではレカロシートと共にSRSカーテン・サイドエアバッグの復活を強く希望する。
正直、以前より新型スイフトスポーツの発売と同時にイエローを発注しようかと思っていたが、この1点がネックで見送りになりそうだ。あぁ...納得がいかないネェ。
Posted at 2011/11/28 23:16:30 | |
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