• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ezoflatのブログ一覧

2012年02月10日 イイね!

[試乗インプレッション]VW・ゴルフ TSI Trendline BlueMotion Technology

[試乗インプレッション]VW・ゴルフ TSI Trendline BlueMotion Technology先日、ごく短時間であったがVWゴルフに先日追加されたばかりの「TSI Trendline BlueMotion Technology」に乗る事が出来た。まずはファーストインプレッションを。
簡単におさらいすると、従来グレード「Golf TSI Trendline Premium Edition」にアイドリングストップ機能とブレーキエネルギー回生システムを搭載し、燃費を向上。余計な事だと思うが、フォグランプを省く事で価格を調整し、従来グレードに+1万円の264万円に設定された新グレード。エンジンは1.2LのTSIエンジンで105ps/5,000rpm 17.8kg-m/1,500-4,100rpmを発揮する。組み合わされるミッションは乾式の7段DSG。10.15モード値で18.4km/L。ハイオク仕様とはいえ、1,270kgで全幅が1790mmのクルマとしては充分にエコな仕上がりと言えるだろう。
クルマに乗り込んでみても、既に見慣れたゴルフⅥの景色であり「BlueMotion」だからと言って殊更にエコな飾りつけは無い。メーターパネル内にアイドリングストップが有効である事を示すインジゲーターがコッソリと用意されるだけだ。(外観には「BlueMotion」のバッジが装着される)このあたりを寂しく思うユーザーもいるだろうが、それも文化の違いだろうか。エコは隠し味であり、目的ではない。クルマの出来不出来よりも、燃費性能が前面で語られてしまうこの国の価値感がおかしい。そんなに燃費が気になるなら、潔く徒歩か自転車に乗れば良いのに。無駄な脂肪も燃焼されて更にエコ。
走り始めてすぐ気がつくことがある。今まで、私は何度もゴルフⅥに乗っているが、その度にイマイチな印象を抱いていた。その原因は恐らくタイヤにあると思いっていた。コンチのエココンタクト3を履くグレードは好きになれなかった。しかし、今回の「TSI Trendline BlueMotion Technology」はタイヤを替えたようでグッドイヤーの「エクセレンス」と言う聞き慣れない銘柄を履いていた。調べてみると、日本国内でリプレイス市場での供給が無いタイヤで、レクサスHS250hにも採用実績があるようだ。この新タイヤを履いたゴルフの走りは以前のドッシリ感を取り戻し、安心感を感じられるものになったと思う。今回は高速道路・山道を走っていないので、あくまで参考値だが。
短時間の試乗では、このモデルをオススメ出来ないと言うに値するネガティブなポイントは見えず、世界のベンチマーク恐るべしと言うところか。まぁ私の様に基本が「スポーティー路線」人間の目線では刺激と言うか、もう一味スパイスが効いて欲しいのだが、それはこのグレードの性格ではない。
現行型ゴルフは既にモデル末期であり、今年中にはゴルフⅦの発表を控えていると言う。まぁ正確にはゴルフ5.5とも言えるモデルだから、短命なのは当初から予想されていた事ではあるが、いよいよ熟成の域に入り、1台のモデルをじっくりと長く乗りたい方には食べ頃の季節かもしれない。
肝心の「BlueMotion」だが、既にパサートでも感心したアイドリングストップ機能は更に出来が良くなり、ほとんど振動も感じず、既に常識装備の様な雰囲気すら感じさせる。ただ、アイドリングストップ作動時に、ステアリング操作による再始動が無く、当然パワステが切れているからハンドルが重たくなる。実効上はブレーキペダルを軽く緩めれば瞬時にエンジンが再始動するから問題は無いが、手応えがイマイチ良くない。やはり交差点での停止時等を考慮しても、ステアリング操作時の再始動は考慮されるべきだと思う。ブレーキエネルギー回生システムはその存在を判らなかった。知らぬ間に回生しているのであれば、それがベターだろう。トヨタ・ハイブリッド車はココが特に気持ち悪い。慣れの問題かもしれないが。
以前も書いたが、惜しいのは価格が264万円と高価なイメージ。ユーロ安相場を考えれば、238万円位の戦略価格を期待したいところだ。もはや希少価値で一部のマニアへ売るクルマではあるまい。フェアなプライスの実現に期待したいところだ。現状、値引き等の他要因を考慮しないとすれば、MC後アクセラ(20S)や新型インプレッサ(2.0L/AWD)の方を推したい気分である。

Posted at 2012/02/10 00:21:12 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗インプレッション | クルマ

プロフィール

「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2012/2 >>

   123 4
56789 1011
12131415 161718
192021 22232425
262728 29   

愛車一覧

スズキ ジムニーノマド スズキ ジムニーノマド
39台目 ジムニーにロング5ドアが設定されたら買いたいと販売店にお願いしていた待望の「ジ ...
マツダ ロードスターRF マツダ ロードスターRF
27台目 ロードスターRFの30周年記念車。一度は落選になるも、次点(キャンセル分の繰上 ...
トヨタ GRヤリス トヨタ GRヤリス
38台目 1年以上の長納期の末に納車された進化型「GRヤリス」。8速ATの「GR-DAT ...
スズキ ジムニー スズキ ジムニー
37台目 15ヵ月の長納期を乗り越え納車された軽ジムニー。以前2009年式のXC(7型/ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation