![[更なるダウンサイジング]VW Golf Variant TSI Trendline BlueMotion [更なるダウンサイジング]VW Golf Variant TSI Trendline BlueMotion](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/025/548/426/25548426/p1m.jpg?ct=17a1e727c0e4)
VWは「ゴルフ ヴァリアント」のエントリーモデルである「Golf Variant TSI Trendline Premium Edition」のエンジン排気量を1.4Lから1.2Lへダウンサイジングし、ハッチバックのゴルフと同様に「ブルーモーションテクノロジー」を採用し、新たに「Golf Variant TSI Trendline BlueMotion Technology」として販売する。最近VW車のグレード名は長すぎる.....。
短期間であったが、この
ヴァリアントのTSI Trendlineは私の前愛車でもあるだけに、気になるニュースです。
新グレードの細かいエンジン等パワートレーン仕様は先日紹介したハッチバックの「
Golf TSI Trendline BlueMotion Technology」に準じるから、説明は省く。
ハッチバックの1270kgよりも80kg程重い1350kgのボディを1.2Lターボで走らせる訳だが、もはや動力性能に不足が無い事は想像に難くない。なにせ、1830kgにも達する超重量級の「シャラン」を僅か1.4Lで走らせてしまうテクノロジーである。80kgの重量差なんて誤差だろう。今回のダウンサイジングによって、10・15モード燃費は16.4km/L→18.4km/Lへ向上している。当然、エコカー減税や新エコカー補助金の対象モデルである。更に今回はエンジン変更に加え、オートライトシステムやレインセンサー、自動防眩ルームミラーを標準装備とし、装備レベルのアップを実施。気になる価格は据え置きの279万円である。個人的に注目しているのは新グレードのタイヤサイズ。従来型同様に205/55R16を履くのだが、ハッチバックの方は195/65R15である。これは走りの面で結構な違いを生む。しかし、10・15モード燃費は両車共通の18.4km/Lというから不思議。
しかし昨今の円高に加え、エンジンを1.4L→1.2Lへダウンサイジングしたにも関わらず、価格据置というのは面白くない。まぁ以前から、ハッチバックの「TSI Trendline」は1.2Lなのに、ヴァリアントの「TSI Trendline」はシングルターボの1.4Lと言うズレが解消されたと理解すべきなのかも。そういう意味では、従来グレードがお買い得だったかもしれない。在庫モデルの「Golf Variant TSI Trendline Premium Edition」が残っていれば、それを買うのも悪くない。やはり1.2Lで充分とはいえ、1.4Lの方が動力性能の余裕はハッキリと大きい。私が乗っていた初期モデルでさえ、実効燃費はコンスタントに14~15km/L前後は走っていた。ハイオク仕様とは言え充分な数字だろう。
クルマの良し悪しが燃費で語られてしまう時代。世界のベンチマークと呼ばれるゴルフもその潮流には逆らえないのも事実。なんか面白くないですね。

Posted at 2012/02/22 23:12:15 | |
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