![[ニューモデル]日産・DAYZ(デイズ) ダメな人達が集まって開発してもダメ。 [ニューモデル]日産・DAYZ(デイズ) ダメな人達が集まって開発してもダメ。](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/030/260/824/30260824/p1m.jpg?ct=e9168593c61a)
都合により三菱の方は割愛して、日産「DAYZ」を取り上げることとします。
新型軽自動車日産「DAYZ(デイズ)」は、これまでのOEM調達を改め、日産が企画から関った初の軽自動車。もちろんそのお相手は三菱自動車。三菱i(アイ)に搭載のエンジン(3B20)をベースに大改造を加えたパワーユニットにお馴染みのジャトコ製副変速機付CVTをドッキング。プレス資料では「軽量ボディ」をアピールしている。車重はスズキ・ワゴンRの780kgには敵わないものの、量販グレードで830kg前後(2WD)とソコソコ軽く仕上がった。それでもワゴンRと比べ小柄な大人1名分に相当する重量差が有る。昨年、新型「ワゴンR」が登場した時は焦っただろうね。スズキはスーパーハイトワゴン「スペーシア」ですら、850kg前後に抑えている。そういう意味で、「DAYZ」の車重は大したことではない。
個人的に「DAYZ(デイズ)」には何の魅力も感じない。所詮マトモなクルマを作れない三菱自動車と、外資に買われ日本の市場とユーザーを切り捨てた日産自動車。どちらもダメな連中が集まって作ったクルマなんぞに価値は無い。まぁ案の定、内外の見た目はソコソコ頑張ったと思うが、中身はスカスカ。自分達の利益を最優先に考えた「いい加減なクルマ」である。少なくとも、このカテゴリーに最後発として参入して来ただけのインパクトは無く、全国の日産販売店でマーチやノートの代替モデルもしくは日産車ユーザーのセカンドカーとして売る事だけを考えたクルマ。まぁ軽自動車はどれもそんなに違わないのだから、馴染みのお店やセールス氏から買うべきと言う考えも間違いではない。これまで日産ブランドのOEM軽を買った方はそういう思考だろう。「DAYZ(デイズ)」は引き続き、そうやって売るクルマ。
ホンダは「N BOX」以降、VSA(横滑り防止装置)を標準装備とし、「N ONE」に至ってはVSAに加え、売れ筋のグレードでサイドカーテンエアバッグも標準装備とした。ダイハツは「スマートアシスト」のCMを盛んに流している最中だが、「ムーヴ」のMCモデルに30km/h未満での衝突回避システム「スマートアシスト」を約5万円という低価格で提供した。このシステムには横滑り防止装置も含むから凄い。更に前後スタビライザーを標準とする等、改善著しい。昨今の熾烈な軽自動車販売合戦をリードする「ムーヴ」と「N BOX」に比べ、精彩を欠くのがスズキ勢。先述した軽量化や「エネチャージ」等の燃費対策を施したにも関わらず、「ワゴンR」「スペーシア」共に新型モデルとしてはイマイチ物足りないセールス台数に留まる。やはり、軽自動車の世界も燃費一辺倒ではなく、安全デバイスが最大のセールスポイントとなる時代が来たと理解すべきだろう。そういう意味で、日産・三菱のダメ連合は最悪。標準系モデル(非ハイウェイスター)の場合、最上級の「X」のみにチルトステアリングや運転席シートリフターが着くレベル。当然の様に横滑り防止装置はオプションでも用意されない。(ハイウェイスターのターボグレードの2WDのみに設定有)オマケに、スタビライザーも標準系は全て省かれ、やはりハイウェイスターのターボグレードの2WDのみにフロントスタビライザーがようやく装備されるのだ。もちろんライバル研究は徹底してやったと思うが、どうせ軽自動車を買う様な輩は安全装備なんぞ気にしちゃいない。少し値引きしてやれば買うに決まってる....とタカをくくったのだろうか。
日産・
三菱は普通車においても後席ヘッドレストや横滑り防止装置を平気で省いている。そんなメーカーに期待する方が間違いなのだろう。
結局のところ、薄利といわれる軽自動車でもシッカリ利益を取ろうとしているのが良く判るクルマ。恥も外聞もなく、売れ筋の軽自動車を作り、省けるものはザクザク外す。見た目の高級感・利便性をアピールする部品(タッチパネル式のエアコンとか)だけはとりあえず採用するが、結局は出来損ないだ。なんにしても私のブログを読む様なクルマ好きは決して買ってはいけない。まぁこのクラスなら今のところ「ムーヴ」か「N ONE」を買っておけば間違いない(リセールも含め)。少なくとも、「DAYZ(デイズ)」には全く魅力を感じない。既に買った方には大変申し訳無いが...。

Posted at 2013/06/08 00:22:56 | |
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