![[マイナーチェンジ]日産・モコ OEM車の方が優れているという事実。 [マイナーチェンジ]日産・モコ OEM車の方が優れているという事実。](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/030/727/389/30727389/p1m.jpg?ct=241728dd608f)
日産自動車はスズキからOEM供給を受ける「モコ」をマイナーチェンジした。基本的には、先日先行してマイナーチェンジを受けたスズキ「MRワゴン」に準じた内容となっている。
日産といえば、三菱自動車と共同開発した(事になっている)
軽自動車「デイズ」が大ヒットしているらしいが、その中身はスカスカのボッタクリ車。まぁ元々マトモなクルマを作る事が出来ない三菱自動車に低コストで作らせているクルマなのだから、当然といえば当然。昨今の燃費競争ブームに乗るために、使い回しの古いエンジン(3B20型)は49psしか発揮出来ない。いくら、高性能なジヤトコ製の副変速機構付きCVTと組み合わせても限度がある。更に、利益確保のため徹底したコストダウンを貫いており、スタビライザーもアッサリ省かれてしまった。当然の様に、横滑り防止装置・衝突回避支援システム・サイド+カーテンエアバッグ等の安全装備はまるで存在を知らなかった様にカットされている。ダイハツ・スズキ・ホンダが熾烈な開発競争を展開しているのがウソの様だ。「デイズ」は2013年に華々しくデビューした最新の軽自動車であるにも関わらず、この程度の内容なのか....と愕然としている。CMで連呼する「日産の最新技術」とは、無意味なタッチパネルとアラウンドビューモニター。そしてプライドのカケラも感じないコストダウンである。まぁ、そんなクルマでもCMに踊らされて(?)買ってしまうユーザーも問題だ。やはり、真剣に開発されたクルマが売れなければ開発者の苦労は報われない。まぁ何をやらせても下手糞なアイドルがバンバン売れてしまう国だから仕方がないのだが。
さて、そんな「デイズ」がやっと絞り出した燃費は29.2km/L(JC08モード値)だが、スズキからOEMを受ける「モコ」はシレッとそれを超え、30.0km/L(JC08モード値)をマーク。もちろん、「エネチャージ」「エコクール」と言った最新技術が効いているのは間違いない。まぁ「モコ」においては、「エネチャージ」「エコクール」と言ったスズキ名称は一切使用されず、「高効率リチウムイオンバッテリーと高効率・高出力のオルタネーター(発電機)」「蓄冷剤内臓の空調ユニット」とヒッソリと表現されるに留まる。「モコ」は上級グレードの「X」にフロントスタビライザーが標準装備となる事も見逃せない。
恐らく、日産の販売店ではOEM車である「モコ」よりも「デイズ」を大々的にプッシュした販売を展開するだろう。しかし、どうしても日産のお店で軽自動車を買わなければならないシガラミを抱えているのならば、間違いなく「モコ」を買うべきだ。「デイズ」だけで無く、「マーチ」「ノート」を買うよりもマトモな選択肢だと思う。日産と三菱の関係者は自分達が作った「デイズ」を見て恥ずかしくないのだろうか。出た瞬間から陳腐化している様な製品しか産み出せないことを。

Posted at 2013/07/30 00:33:56 | |
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