残念なニュースであるが、トヨタは「プロボックス」「サクシード」の自家用登録の5ナンバーモデルを廃止した。貨物登録の4ナンバーモデルは引き続き販売される。「プロボックス」「サクシード」はバン専用設計モデルで、カローラバン・カルディナバンの後継として2002年7月に登場した。通常ならば、乗用車のベースモデルが有って、そこから色々剥ぎ取ったモデルをバンとして販売するのが通例(日産ウイングロード→ADバン)で有ったが、カローラ・フィールダーを乗用専用モデルに仕立てると同時に、貨物登録のバンモデルとして専用に設計された「プロボックス」「サクシード」を用意する芸当は、体力に余裕のあるトヨタにしか出来ない事であろう。結果として、登場から11年が経過した今となっても、「プロボックス」「サクシード」の魅力は衰えていない。もはや、傑作・名車と言っても良いだろう。そんな貨物専用車の魅力(広い荷室)を、個人ユースでも享受出来る5ナンバーモデルはドレスアップベース等も含め、渋いクルマ好きに愛されていた。まぁ法制化された横滑り防止装置の設定(継続生産車も2014年10月1日以降に製作される自動車に対して装着が義務付けられた)や、5ナンバーワゴンの販売をカローラフィールダーに集中させたいトヨタの思惑もあるだろうが、本当にモデル廃止が惜しい。私もセカンドカー構想を練るときは必ず候補に挙がる1台であった。

ホンダは「CR-Z」に小幅な一部改良を実施した。トップグレードの「α・Master label」に新たに「2トーンカラースタイル」を追加設定した。流麗なフォルムを引き締めて見せるクリスタルブラック・パールに塗られたルーフ・テールゲート・ドアミラーを採用。4種類(プレミアムホワイト・パール/ポリッシュドメタル・メタリック/ミラノレッド/プレミアムイエロー・パールII)から選択可能なボディカラーとのコントラストにより、個性を際立たせる。
ダイハツ「タント」「タント・カスタム」がフルモデルチェンジを実施し、3代目となった。既に「変わり種」であった時代は終わり、軽自動車のメインストリームとなった「スーパーハイトワゴン」のジャンルを開拓した「タント」てあるが、彗星の様に現れて大ヒットを飛ばす「N BOX」には大いに慌てた事だろう。今回のモデルチェンジはダイハツ自身も発表を前倒しにした事を認めている。それ位、軽自動車の市場は熾烈であり、モデルチェンジの失敗はメーカーの命運を別ける事にもなる。「N BOX」「スペーシア」「タント」と続いた「スーパーハイトワゴン」のモデルチェンジラッシュは、来年初頭に日産/三菱連合が「デイズ・ルークス」「eKスペース」を発売する事で一巡する予定だが、まぁ日産/三菱連合にまともな軽自動車を作る能力が無い事は既に「デイズ」「eKワゴン」で実証済みだから、忘れてしまって良いだろう。


VWは「ザ・ビートル」のスポーツモデルとして「ザ・ビートル・ターボ」を導入した。価格は 348 万円(税込)で、 


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急転のクルマ選び〈続編〉 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/09/02 07:53:25 |
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