![[10年振りに日本市場に復帰]トヨタ・ランドクルーザー70 ピックアップも追加 [10年振りに日本市場に復帰]トヨタ・ランドクルーザー70 ピックアップも追加](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/033/898/736/33898736/p1m.jpg?ct=f32ae01468c8)
トヨタはランドクルーザー“70”シリーズ の国内販売が2004年に終了して以来、10年振りとなる再発売を期間限定(2015年6月30日生産分で受注終了)で実施する。
ランドクルーザー“70”シリーズは、悪路走行に適したヘビーデューティ仕様として1984年に日本国内で販売を開始し、その後30年にわたって世界各国で愛用されてきた。日本国内では2004年に販売を終了したが、“70”シリーズの復活を望むファンの強い要望に応えるべく、誕生30周年を記念して、ランドクルーザー“70”シリーズを期間限定で再び発売する。
ランドクルーザー“70”シリーズは、ラダーフレーム構造による高い堅牢性・耐久性や、V6・4.0Lガソリンエンジンとパートタイム4WDを組み合わせて実現した高い走破性など、これまで培ってきたランドクルーザーの特長はそのままに、近代化された内外装デザインや安全装備などにより、時代の要請に合った仕様としている。また、過去に国内発売していた4ドアバンに加え、国内で初めてダブルキャブピックアップトラックを追加し、ラインアップを充実させた。
生産工場はトヨタ車体(株) 吉原工場であり、月販目標は200台/月。注意しなければならないのは、来年6月30日まで注文OKでは無く、2015年6月30日生産分で受注終了である事。月販200台の前提で杓子定規に計算すれば、約10ヶ月分(200台*10ヶ月=2000台)の受注が集まった時点でオーダーストップとなる可能性もある。まぁ増産の可能性も有るだろうが、欲しいヒトは一刻も早くオーダーすべき。ランドクルーザー“70”シリーズ は中古車市場でも非常に高い人気を誇るモデルで有るから、3~5年程度乗って手放したとしても驚く買取価格が提示されるかも知れない。個人的にはピックアップモデルが用意されたのには驚いた。きっと、将来的にも貴重なコレクターズアイテムになるだろう。バンモデルは、初代のランドクルーザー プラドを思い出す。
価格は税込でピックアップが350万円でバンが360万円。エンジンは4.0Lのガソリン一本。ミッションも5MTのみと言う極めてスパルタンな仕様である。まぁ贅沢を言えば、国内の排ガス規制を乗り越えたクリーンディーゼルを期待したいが、トヨタに用意が無い。燃費は6.6km/L(JC08モード)と昨今珍しい数字であり、ガソリンタンクはなんと130Lも入る(笑)。しかも、燃料はハイオク指定である。ハイオク170円/Lで計算すれば、満タンで22,100円が飛ぶ計算。エコとは無縁だが、エコカーでは到底走れない所を走るのがこのクルマの使命。やはり乗り手を選ぶクルマかも知れぬ。
それでも、このクルマは安い。下手なスーパーカーを買う事を考えれば、このクルマの秘めたるポテンシャルを楽しみながらガソリンを多少浪費しても全然問題ない。きっと、私なんかが心配せずとも、待っていた人達はとっくにトヨタのお店へ走っている事だろう。私も後先考えず、ピックアップモデルを買ってみたいです。きっと、5,270mmの全長と7.2mの最小回転半径に苦労するだろうが、こういうクルマに乗るチャンスは本当に最後なんだろうな。

Posted at 2014/08/27 00:03:43 | |
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