![[ニューモデル..なのか?]トヨタ・エスクァイア デコラティブな「ノア」 [ニューモデル..なのか?]トヨタ・エスクァイア デコラティブな「ノア」](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/034/366/260/34366260/p1m.jpg?ct=c4327843457b)
トヨタは新型車「エスクァイア」を発売する。トヨタの説明では国内市場に新たなポジションを築く「新上級コンパクトキャブワゴン」だそうで、高級車の新たな選択肢として開発したらしい。トヨタ渾身のジョークとしか言い様が無い。期待の「高級車」(笑)が登場である。
まぁこのクルマを一言で表現すれば、カローラ店で扱ってる「ノア」をトヨタ店・トヨペット店でも発売するためにチョイと余計なデコを施して「エスクァイア」と名乗っただけのクルマ。昭和の時代を彷彿とする兄弟車種戦略。「ノア」と「ヴォクシー」を小手先のフェイスチェンジで作り別けているだけでも所詮はトヨタ商法と笑い飛ばしていたのに、更にもう一つ追加とは。せめて、もう少し手の込んだ作り分けをして、ベース車が見えなくなる位に仕上げるのが顧客に対するマナーだろう。「エスクァイア」は東京オートサロンの端っこの方に展示していそうなレベル。いやいや、トヨタの社長が言う「もっと良いクルマ」ってこんなレベルなんですかね。トヨタの開発者にはプライドが無いのか。理解に苦しむ。
純粋に、日頃トヨタ店・トヨペット店と付き合いがあり5ナンバーのミニバンを買いたいという需要はそれなりにあるだろうから、トヨタ全店で「ノア」と「ヴォクシー」を「ノア」「ノア・カスタム」と名乗って売れば良いのでは無いか。そうすれば、ミニバン販売台数でも日産「セレナ」を楽々抜いて「1位」になれるのに。結局の所、トヨタ内で販売系列が複数ある事で産まれる弊害。まぁそれが可能な余裕こそがトヨタの強さなのかも知れないが。
そういえば、昔マツダが多チャンネル展開を進めていた頃、「ボンゴ・ワゴン」を「ユーノスカーゴワゴン」なんて不思議な名称で売っていたっけ。ちなみに「ファミリア・アスティナ」が「ユーノス100」で「ペルソナ」が「ユーノス300」。まぁ無理なチャネル拡大を推し進めたマツダは間もなく経営危機を迎え、苦難の道程が続く事になる。「ユーノス500」と「800」は良いクルマだったのに....。まぁその頃の反省が今のマツダ快進撃に繋がっている。「ビアンテ」も早く新世代へ....。
「エスクァイア」はそれでもトヨタの販売力で売れてしまうのか。色々な意味で注目したい。

↓後ろ姿は「ノア」のまんま。

↓ここまで来ると、もはやコントのレベル。仏壇の様なフェイス。

↓ベースモデルの「ノア」。ほとんど同じ。

Posted at 2014/10/30 22:51:04 | |
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