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マツダは「アテンザ」をマイナーチェンジする。正式な発売は2015年1月7日の予定。アテンザは2012年11月の発表だったから、わずか2年で大幅なマイナーチェンジを実施。特にインテリアは全面的な刷新を受けており、マツダの勢いが感じられる。個人的には、待望のクリーンディーゼルモデルに4WD+6MTが設定された事が嬉しい。これにクーペボディがあれば、速攻でオーダーを入れているところだ。まぁクーペについては以前から噂がチラホラと聞こえており、もし本当ならば来年の東京モーターショー迄には何らかの情報が得られるのでは無いか。最近のマツダならやってくれると信じたい。現行アテンザの美しいボディスタイルをベースにクーペを作ったら.....。アァ考えただけでヨダレが。
さて、「アテンザ」の改良内容は公式ページをじっくり見て頂く事として、やはり刷新されたインテリアには注目である。日本市場では発展途上との評価ではあるが、マツダは「マツダコネクト」の普及に真剣な様で、フラッグシップである「アテンザ」に搭載するにあたって、インパネ部は完全に一新してきた。正直、MC前の「アテンザ」にとって美しいボディデザインに対し、事務的で圧迫感のあるインテリアは力不足だったと思う。その点、新型「アテンザ」に与えられたインパネは新鮮味があり、マツダのフラッグシップに相応しい先進感とスポーティ感を身につけた。2ＤＩＮスペースがデンと構える絶壁インパネはもう飽きた。やはり、ダッシュボードは低い方がスッキリしていて好みである。
グレードはガソリン/ディーゼルそれぞれに3タイプ。ガソリンは2.0L/2.5Lの2種類が用意されるが、どちらもFFで6ATのみ。クリーンディーゼルはFF/4WDでそれぞれに6AT/6MTが用意される。誰が見てもメインはディーゼルであろう。価格面では概ねガソリン車に対し、ディーゼルは+40万円。しかし、燃費やトルクは圧倒的にディーゼルが優位。将来的なリセールを考えても「アテンザ」を買うならディーゼルを買うべきだろう。トップグレードの「XD Lパッケージ」の4WD+6MTは396.9万円(税込)。安全装備も満載の全部入りである。それでも、BMWの「320d」がベースモデルでも506万円～である事を考えると、圧倒的にリーズナブル。新型「レガシィ」も気になるが、やはりCVTがネック。ボディサイズで躊躇していたが、次期愛車候補にノミネート間違いなし。悩むのは、美しいセダンか、それともユーティリティのワゴンか。近く、改めてテストしてみたい。