最近趣味としてはすっかり停滞しているカメラ。スマホのカメラでもある程度の写真が撮れてしまう時代。とはいえ、私の中でスマホで撮影した写真は「写ルンです」と同等レベル。忘備的なスナップには問題ないが、作品として残したくなる写真を撮るには色々厳しいものがある。(本当に上手い人はどんな機材でも綺麗に撮るのだが。)
一方で、少しでも綺麗な写真を撮ろうと気張って一眼レフカメラを携えて出かけるには億劫なシーンも少なくない。そんな私の妥協点として、現在主力として活躍しているのはニコン「
COOLPIX S9900」で、光学30倍ズームレンズとバリアングル液晶を両立した優れモノ。昨年の9月からメイン機として使っているが不満もなく大活躍中である。
最近のデジタルカメラ市場はスマホに役割を奪われた低価格帯のコンパクトデジカメが姿を消しつつあり、高倍率ズームなどスマホには出来ない領域の性能を高めた高性能で高級なモデルが主流となっている。手頃な価格で多少手荒に扱っても惜しくない様なエントリーカメラ好きな私としては、寂しい世の中ではある。
さて、今回中古品を購入したPENTAX「Optio H90」だが、同型機を2010年に新品で購入した事が有る。カメラと言うより事務用品の様なスッキリデザインと、Yシャツの胸ポケットにもスッと収まるコンパクトボディが気に入っていたカメラだった。今回、縁あって中古とは言え程度も良く、発売から6年を経過しているとは思えない個体を入手する事が出来た。元々低価格のエントリーモデルであり、カメラマニアも興味を示さない(であろう)ジャンルのカメラ。このタイミングで入手できたのも何かの縁だろうか。
最新の水準で見れば、動作はモッサリしているし、液晶モニターはお世辞にも高精細と言えないシロモノ。(液晶モニターに黒い丸点が現れる持病もある)暗い所の撮影ではノイズが盛大に入るなど、そんなに褒められたカメラではないが、まぁほのぼのした外観同様に、晴れた日の屋外でパチリパチリ撮るには不足は無いだろう。作例はその内追加したいと思います。

Posted at 2016/05/10 08:13:19 | |
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