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2017年01月03日 イイね!

[フルモデルチェンジ]スズキ・スイフト 4代目はハイブリッド推しなのか。

[フルモデルチェンジ]スズキ・スイフト 4代目はハイブリッド推しなのか。スズキは小型乗用車「スイフト」をフルモデルチェンジした。「スイフト」の歴史はチト複雑で、スズキの公式リリースには「2004年の発売以来、世界で累計530万台を販売しているスズキの主力コンパクトカー」とある。しかし、日本では2000年に登場したHT51S型を初代「スイフト」と見るべきだろう。モデル末期にお買い得グレード「SE-Z」が79万円と言う衝撃価格だった事を思い出す。既にこの初代モデルから「スイフト・スポーツ」が存在していた。しかし、このモデル海外では「イグニス」(笑)の名前で販売していたから紛らわしい。それ以前にも日本名「カルタス・クレセント」を海外では「スイフト」で販売していた事もあるようで、更に問題は複雑化する。国内外で「スイフト」と名称が統一されたのはZC型(↓写真)と呼ばれるモデルから。当ブログではこれを2代目スイフトと表現する。
2代目スイフトは突然変異とも言うべき進化を遂げたモデル。当時スズキの小型車(660cc超)は軽自動車の拡幅版。実際「ワゴンRワイド」「ジムニーワイド」の名称で販売していた事もある。(ワゴンRワイドは現在の「ソリオ」に続いている。)そんな中で、2代目スイフトは欧州コンパクトに真っ向から勝負する内容で登場してきたから驚いた記憶がある。
3代目スイフトは完全なキープコンセプト。更に欧州車と肩を並べる商品力を身に着けた。現在の愛車であるマツダ「デミオ」が6AT+クリーンディーゼルエンジンを搭載しなければ、3代目スイフトは愛車候補だったと思う。(「スプラッシュ」と共に惜しくもマイカーに出来なかった)
さて前置きが長くなったが、4代目「スイフト」である。スタイリングは2代目/3代目から正常進化といえるが、少し饒舌になったようにも見える。この辺りは実車を見て判断したいが、個人的には少しクドい様な....。もう少しプレーンなデザインを期待していたから少し残念。インドではウケるデザインなんだろうか。皆様の印象は如何だろうか。
ハードウェアは見どころ沢山。先にデビューした「バレーノ」から使用する新プラットホームを今後は「HEARTECT(ハーテクト)」と呼ぶ。恐らく、世界的に見ても現在のスズキは軽量化技術に関してはトップランナーだろう。
パワートレーンは大きく分類すると3種類。1.2L4気筒のデュアルジェットエンジンにCVT/5MTを用意するベーシック系「RS/XL/XG」。更にマイルドハイブリッドと呼ぶ低出力モーター(3.1ps/5.1kg-m)アシストシステムを搭載するハイブリッド系「HYBRID RS/HYBRID ML」。そして、バレーノにも搭載した1.0L3気筒ターボのブースタージェットエンジン(レギュラーガス仕様へ変更)に6ATを組み合わせる「RSt」の6グレード展開。「ソリオ」で搭載されたストロングハイブリッドは「スイフト」に用意されない。
興味深いのは、スズキ初の単眼カメラとレーザーレーダーによる衝突被害軽減システム「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」を採用したこと。噂では「Toyota Safety Sense C」とハードウエア的には共通のContinental製とか。SRSサイド・カーテンエアバッグとのセットOPで約9.6万円で設定される。(XGを除く)
恐らく、販売の主力となる「HYBRID RS」は169.1万円(2WD/CVT/税込)。これにセーフティーパッケージをOP装着すると178.7万円。車重は910kgでJC08モード値は27.4km/Lである。
国内では最大のライバルとなるマツダ「デミオ」は「13S Touring」が168.4万円(2WD/6AT/税込)。これにCD/DVDプレーヤー・セーフティパッケージ・セーフティクルーズパッケージの3点セットを加えると192.1万円。車重は1040kgでJC08モード値は24.6km/L。両車の価格差は約13.4万円。「デミオ」はマツダコネクトが標準だが、「スイフト」は全方位モニター付きメモリーナビが+14.2万円のOPである事等の装備差を加味しても5~8万円程度は「デミオ」が高価だろう。エンジン出力はほぼ同等で、車重はデミオが130kgも重い。走りにどの程度影響を与えているのか大変興味深い。是非、比較テストしてみたい。現時点での個人勝手採点では、スタイリングとトランスミッション(CVT→6AT)を評価して、僅差で「デミオ」を勝者としているが、試乗結果次第では逆転するだろう。
新型「スイフト」で個人的に最も興味が有るのはハイブリッドシステムを省いたベーシック系の「RS/XL/XG」の5MTモデルなのだが、これらにアイドリングストップ・エコクール・エネチャージ等のスズキ得意の低燃費技術が省かれること。更に言えば、全車に標準のヒルホールドが何故か5MTのみ省かれること。これは逆ではないのか....。全般的に「ハイブリッド推し」を感じさせる内容。今後更なるラインナップ充実に期待しておこう。実は、今回「スイフト」に盛り込まれた内容にアップデートされた「バレーノ」の方が楽しみだったりして....。あのデザインが妙に刺さるんですよ。最近....。



↓2代目スイフト

↓3代目スイフト

↓最近気になるスズキ「バレーノ」。新型スイフトと同様の内容にアップデートされるのが楽しみ♪
Posted at 2017/01/04 22:26:40 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ

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クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
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