![[そろそろ狙い時?]トヨタ・アクア 中古車を価格で割り切るならアリ。 [そろそろ狙い時?]トヨタ・アクア 中古車を価格で割り切るならアリ。](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/039/819/788/39819788/p1m.jpg?ct=9c97085cc8ae)
今回はトヨタ「アクア」の話題を。
普段は気にも留めないが、街中の至る所で走っているヒット作。現代の国民車(候補)と表現しても良い。トヨタの最も安いハイブリッドカーであり、一般的な消費者はトヨタの安心感とハイブリッドの経済性・先進性に期待して買ったのだろうか。
トヨタ「アクア」は2011年の東京モーターショーで市販モデルがお披露目され、年末ギリギリの2011年12月26日より国内発売が開始。早くも発売から既に5年半が経過した。
流石売れたクルマだけあって「アクア」の中古車は流通量が豊富。トヨタの純正中古だけでザッと4800台以上。価格を100万円以下に絞っても462台と結構豊富。更に、走行7.0万キロ以下は324台である。本体価格の相場は80~90万円(100万円以下で走行7.0万キロ以下)もあれば良い買い物が出来そうだ。グレード間の価格差は極僅か。最上級の「G」もチラホラ見つかる。中古車選びの醍醐味であろう。
ハイブリッド車に経済性を期待するなら、新車だけでなく保証が手厚いメーカー純正中古車を積極的に活用すべき。どうせ他人様の「アクア」が新車か中古かなんて誰も興味はない。ガソリン代をどれだけ浮かしてもクルマ本体の価値が大きく目減りしてはハイブリッドカーに投資した意味がない。
個人的には「アクア」にアクセサリーコンセント(AC100V・1500W)が設定されていないのが残念。「プリウス」や「エスティマ」等に設定があるが、災害時やアウトドアで絶大な存在感を発揮するだろう。「アクア」の様に台数が出るクルマにアクセサリーコンセント(AC100V・1500W)が標準装備されていれば、大規模災害時にはちょっとしたインフラ並みの効果が期待出来るかもしれないのに。
「アクア」よりもう少し安いのはホンダ「インサイト」。台数はかなり減るが、ホンダの純正中古車で2009年式を中心に50万円前後の相場。e燃費の実効平均燃費は19.41km/Lと、22.96km/Lの「アクア」には劣るが、その差は大したものではない。「プリウス」に影響された空力ボディは後方(特に斜め後ろ)の視界が絶望的で、車線変更は気を遣うクルマだが、走りそのものは世間の評判程に悪いものではない。不人気故に中古価格も低迷しているから、割り切って買うなら悪くはない。
本題の「アクア」に戻って。初期モデルが丁度2回目の車検を迎えるシーズンとなっているから、下取り車として中古市場へタマの供給も豊富。価格以外にもグレードやボディ色に妥協せず好みのクルマを選べるのが魅力ではある。マイカー通勤をしている方には美味しいクルマかもしれないね。
Posted at 2017/05/23 23:15:05 | |
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