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2017年10月02日 イイね!

[26台目の愛車が納車]BMW・218d アクティブ ツアラー Luxury【前編】

[26台目の愛車が納車]BMW・218d アクティブ ツアラー Luxury【前編】26台目となる愛車として、BMW「218d アクティブ ツアラー」が納車になった。既に試乗インプレッションを投稿していたからお気づきの方も多かったのではないか。
前愛車マツダ「デミオ」が納車からまもなく2年が経過。累計走行距離は2.5万キロを超えた。セカンドカーの「スズキ「ジムニー」」もつい先日、納車から1年のタイミングで7000kmを走破しているから、2台で年間2万キロも走ったことになる。休日しか乗らない週末ドライバーとしては走っている方だろうか。
今回の愛車選びは結構難航した様に思う。選定のテーマは「乗れて・積めて・走れて・屋根が開くクルマ」。更に言えば、自宅の機械式駐車場の制約で全幅は1850mm以下と定められているが、現実的な車庫入れ作業を考慮すると1800mm以下に抑えたい。更にCVTとトヨタ方式のハイブリッドは不可。パワートレーンは6速以上のATでクリーンディーゼルだと理想的である。これはかなり早いタイミングから確定していた。
今回クルマ選びの原体験は2015年にふらりと衝動買いした2代目マツダ「デミオ」のキャンバストップ。マツダの公式中古車ページに18万円の激安価格で掲載されていたクルマ。既に13年落ちで約10万キロを走行した個体だったが、正に「乗れて・積めて・走れて・屋根が開くクルマ」。コンパクトなボディに大人4人と荷物をタップリ積んで、更に大開口のキャンバストップが爽快なクルマ。車検切れ迄の約7.5ヶ月で6000kmを走破。短期間であったが、とても印象深いクルマだった。最近のマツダ車は世界的に評価が高く、昔を知るファンとしては大変誇らしいのだが、肩に力が入りすぎていてチト息苦しい。そろそろ同じ色・デザインによる直球だけの全力投球も限界ではないかと心配ではある。
さて、改めて現在の新車ラインナップを見渡すと、実は「乗れて・積めて・走れて・屋根が開くクルマ」というテーマを満たせるクルマ選びというのは結構大変なことであった。今回は【前編】ということで、BMW「218d アクティブ ツアラー」に到達するまでの道のりを書いておきたい。
過去の試乗インプレッションを読んで頂くと判るのだが、そのスタートは約1年前にルノー「トゥインゴ」をテストした時まで遡る。「トゥインゴ」は陽気で楽しいクルマだったが、全般的に未成熟。特に6速EDC(ツインクラッチ)の違和感が残念だった。熟成の進む数年後に改めて乗ってみたい。
次にマツダ「ロードスター」「ロードスターRF」を検討した。今回の選定テーマからは外れるものの、やはりマツダを応援したい気持ちが有る。「ロードスター」には毎度乗りたいと思いつつも、ラゲッジスペースがどうやっても不足していて今回も断念することに。
その次はシロトエン「DS 3 カブリオ」とフィアット「500C」を一気に試したが、どちらもモデル末期故に安全装備の不足やボディ剛性に物足りなさを感じてしまい、検討を断念。早くもこのプロジェクトは暗礁に....。
その後、検討範囲を従来の「オープンカー」と「キャンバストップ」限定から「サンルーフ」も加える事にして戦線拡大。早速ボルボ「V40 D4」マツダ「アクセラスポーツ」を候補車種に選定し、テストを実施。ボルボ「V40 D4」はモダンなインテリアと、上質なディーゼルエンジンが魅力的だったが、肝心のパノラマ・ガラスルーフが開閉出来ない事を確認し落選となった。それ以外はかなり好印象だったから残念。
一方のマツダ「アクセラスポーツ」はコストパフォーマンスが高く、2.2Lのディーゼルエンジンがパワフルで好印象だが、ボルボ「V40 D4」と比較するとインテリアが事務的で品質感に欠けるのが惜しい印象。更に「デミオ」からの乗り換えを前提にすると、全般的に差異が少ない上に、サンルーフの開口面積がかなり狭い。残念ながら「アクセラ」も落選とした。我ながら「乗れて・積めて・走れて・屋根が開くクルマ」とは難しいテーマを設定したものだと以降、暫く思い悩むことになる。
次の候補車が見つからずに悶々とした日々(笑)を過ごしていた頃、某書店で立ち読みをしていた雑誌より日本市場ではマイナー(不人気??)な存在のBMW「2シリーズ・アクティブ ツアラー」に巨大なサンルーフの設定があることを知る。背高でフラットかつワイドなルーフを持つこのジャンルこそ、2代目マツダ「デミオ」にも通じる「乗れて・積めて・走れて・屋根が開くクルマ」になりそうだと閃いた。
早速、比較対象としてメルセデスベンツ「Bクラス」シトロエン「C4ピカソ」の3車種を選定し、試乗を手配。カタログ情報では3車種とも結構面積の大きなサンルーフが設定されている事もチェック済みである。
メルセデス・ベンツの「Bクラス」は既にモデル末期であり、グレードも整理・統合されて1つだけ。言わば開店休業中な雰囲気。心配していた7速DCT(7G-DCT)は湿式でスムーズな動作であったが、ディーゼルエンジンの設定がなく、1.6Lのガソリンターボは線の細さを感じてしまった。次期モデル(があるのだとすれば....)に期待というタイミングと判断し落選。
続いて、シトロエン「C4ピカソ」(2列5名乗り)はガソリンモデルしか試乗車がなく、ディーゼルは「グランドC4ピカソ」でテストを実施。奇抜な内外装デザインと、ふんわりと優しい独特な乗り心地が印象的で俄然有力候補となったが、どうにも販売店の売る気が無い(恐らく2列5名乗りの在庫が無く、3列7名乗りを売りたかったと推察)事と、パノラミックガラスルーフは開閉出来ないハメ殺しのタイプだったので断念した。もしルーフの開閉さえ出来れば本国発注になっても「C4ピカソ」を購入したかもしれない。憧れのシトロエン車購入は次回以降へ持ち越しである。
....と言うわけで、ようやくBMW「2シリーズ・アクティブ ツアラー」に辿り着いた。古くからのBMWファンにとってはMINI由来のプラットホームを採用する「横置きエンジン・FF駆動」のBMWが出るなんて!! と総スカンを食ったモデルであり、ある意味「問題作」である。
いつの時代も新たなチャレンジを模索する「意欲作」は叩かれるのが宿命。FFだから「アクティブ ツアラー」はダメなクルマと短絡的に判断するのは勿体無い。既にSUVの「X1」も「アクティブツアラー」と同じプラットホームを採用しているし、次期「1シリーズ」もFFへ移行するとの噂である。
個人的に日本市場における「アクティブ ツアラー」の存在を曖昧なものにした原因として、BMW自身が「アクティブツアラー」をミニバンのカテゴリーで売ろうとしたのが間違いだと思っている。
写真を見て頂いても判るが、ボディサイズは「ゴルフ」「アクセラ」「インプレッサ」等のCセグメント・ハッチバックに近い。ライバルより少しだけ背高であるが、全高は立体駐車場にも入庫可能な1550mmに抑えられているから、このクルマを「ミニバン」と称するのはチト抵抗がある。少なくともメルセデス・ベンツの「Bクラス」をミニバンと呼ぶ人はいないと思う。「アクティブ ツアラー」をチョット背の高いCセグメントのハッチバックだと理解すると色々スッキリするのでは無いだろうか。
長くなったので、今日はこの辺で。次回は【後編】です。

↓チョット背の高いCセグメントのハッチバックと考えれば色々スッキリすると思う。

↓決め手になった巨大なサンルーフ。この開口面積は珍しいハズ。

↓一目惚れするイケメンではないが、見慣れると悪くないと思わせる。写真映りの悪いクルマだ。
Posted at 2017/10/02 22:34:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | BMW218dアクティブツアラー | クルマ

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「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
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