![[一部改良]マツダ・デミオ 先進安全技術の採用拡充と特別仕様車 [一部改良]マツダ・デミオ 先進安全技術の採用拡充と特別仕様車](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/040/739/770/40739770/p1m.jpg?ct=2909223e9fa4)
マツダは「デミオ」に先進安全技術「i-ACTIVSENSE」の採用を拡充するとともに、赤基調の内装を採用した特別仕様車「Noble Crimson(ノーブルクリムゾン)」を新たに設定した。
今回の一部改良では、車両だけでなく歩行者も検知する先進安全技術の「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)」に加え、「車線逸脱警報システム(LDWS)」、「ハイビーム・コントロール・システム(HBC)」を全機種で標準装備とし、既に標準化されている「AT誤発進抑制制御[前進時]」との組み合せで、経済産業省や国土交通省などが普及啓発を推進する「安全運転サポート車」の「サポカーS・ワイド」に該当させた。
これにより、「デミオ」から3列シートクロスオーバーSUV「CX-8」まで日本国内で販売する主要6車種の全機種で「サポカーS・ワイド」に該当することとなった。
上記の安全装備に加え、「スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時](SCBS R)」や「リアパーキングセンサー(センター/コーナー)」も全機種で標準装備するとともに、駐車場や幅の狭い道路などを低速で運転する際に、車両周囲の状況をモニターで確認できる「360°ビュー・モニター」と「フロントパーキングセンサー(センター/コーナー)」を新たにメーカーオプション設定するなど、先進安全技術の採用を拡充した。
また、ボディカラー「ソウルレッドクリスタルメタリック」を新たに設定した。
特別仕様車「Noble Crimson(ノーブルクリムゾン)」は、艶やかな深紅色のシートが白い空間に映える専用インテリアや、専用ボディカラー「セラミックメタリック」を採用した。私が所有していた特別仕様車「XD ミッド・センチュリー」とは少し方向性が違うが、レッド内装が復活したのはニュース。
ようやく「デミオ」もマツダの誇る先進安全技術「i-ACTIVSENSE」がフルに搭載され、国内のライバルを更に引き離した。正直、ガソリンモデルの「13S」が149万円で販売されることは「奇跡」と言っても良いレベルで「お買い得」なクルマだと思う。どうしてもディーゼルの話題が先行してしまうが、「ヴィッツ」や「フィット」と比べて走りは数段上。さらに安全装備は全部入り。ある意味、マツダの利益が出ているのか心配になる程だ。是非、国産のコンパクトカーを検討している方は乗り比べて見て欲しい。その差は走り出した瞬間に判る筈。
惜しいのは、「デミオ」ベースのユーティリティ系モデルがない事か。後席と荷室が狭いという理由で「デミオ」が選択肢から落ちるのは勿体無い。スズキ「スイフト」には「ソリオ」「イグニス」等の選択肢があるが、「デミオ」にはないのがネック。最新のマツダデザインでユーティリティ系モデルを作るとどうなるのか。是非見てみたい。




Posted at 2017/11/20 22:45:25 | |
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