![[ハイブリッド車追加]トヨタ・プロボックス/サクシード 商用車もHVの時代 [ハイブリッド車追加]トヨタ・プロボックス/サクシード 商用車もHVの時代](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/042/204/285/42204285/p1m.jpg?ct=f52c09240cdb)
トヨタは「プロボックス」「サクシード」にハイブリッド車を追加するとともに一部改良を実施した。
以前から噂されていた商用バンのハイブリッド化がいよいよ現実となった。既にMC後モデルの「新顔」も街の風景として馴染んでいるから気が付かないかもしれないが、かなりの台数が走っている。さらに言えばビジネスで酷使されるクルマだから稼働時間が長く、走行距離も長い。ハイブリッド化による経済効果は週末しか乗らないファミリーカーの比ではない。トヨタのハイブリッドシステム(リダクション機構付THSⅡ)が「JPN TAXI」と同様、ビジネスカーとして酷使される環境下でも充分な信頼性を確保出来るとトヨタが判断したのだろう。
気になる価格は1.5Lのガソリンモデルと比較し+30万円程度。全車200万円以下に抑えたのはトヨタの企業努力と評価すべき。但し、経済性が最優先のビジネスカーにおいて+30万円の差は決して小さくはない。リース期間中に車両本体の価格差(+30万円)をガソリン代で回収出来るのかちょっと心配。
個人的に大いにガッカリしたのは、100V/1500Wの電源供給にオプションでも対応しないこと。工事現場やビジネスの出先で100V/1500Wが使えれば色々とお仕事の幅が拡がりそうなだけに、トヨタの貧困な発想力には呆れるしかない。次回の改良では是非搭載してほしい。
その他では、ハイブリッドは全車にオートエアコンを標準装備。運転席のシートヒーターをOP設定とした。
また全車に衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」に、昼間の歩行者も検知対象に加えた「プリクラッシュセーフティ」を標準装備。さらに、盗難防止用のイモビライザーを新たに全車標準装備するなど、安全・防犯機能に配慮した。充電用のUSB端子が全車標準なのも気が利いている。
そろそろ5ナンバーの乗用グレードを復活させても良い気がする。次期「カローラ・フィールダー」は3ナンバー化するみたいですしね。

Posted at 2018/11/19 23:27:23 | |
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