![[マイナーチェンジ]スズキ・エスクード 改良を重ね、そろそろ買い時?? [マイナーチェンジ]スズキ・エスクード 改良を重ね、そろそろ買い時??](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/042/395/106/42395106/p1m.jpg?ct=f89c4d6493a1)
スズキはSUV「エスクード」を仕様変更し、予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を充実させた。
今回の仕様変更では、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート」を搭載したほか、隣接車線の後方から接近する車両を検知する「ブラインドスポットモニター[車線変更サポート付]」、駐車場などで自車の後方左右から接近する車両を検知する「リヤクロストラフィックアラート」、全車速での追従機能を備えた「アダプティブクルーズコントロール[全車速追従機能付]」を標準装備して、予防安全性能を高めた。
デザイン面においては、外観でメッキフロントグリル、フロント・リヤバンパー、アルミホイール、リヤコンビネーションランプのデザインを一新。内装はシート表皮、インパネガーニッシュ、センタークロックの意匠変更や、カラー液晶マルチインフォメーションディスプレイ、ソフトパッド(インストルメントパネル天面)を採用するなど、質感を向上した。
「エスクード」はハンガリーのマジャールスズキ社で生産し、日本では輸入・販売されている。販売目標台数は年間1,200台(国内)だから、月間平均で僅か100台。欲しい人はどうぞ....という感じだ。
グレード構成もシンプルに1つ。1.4Lの直噴ターボ+6ATで駆動方式は4WDのみ。価格は265.8万円である。輸入車とは言え、燃料はレギュラーガソリン仕様。ボディ色は6種類を用意する。
現行型「エスクード」は2015年10月にデビュー。「エスクード」としては4代目となるモデル。
「エスクード」と言えば、都会的なルックスとは裏腹に「ラダーフレーム+縦置きエンジンの後輪駆動をベースとする4WD」という本格的なパワートレーンが初代から続く特徴であったのに対し、現行モデルとなる4代目は「SX4-Cross」と車台を共有するFFベースの乗用クロスオーバーに転身。まぁハッキリ言って、随分お手軽なクルマに成り下がった.....という印象。もはや「エスクード」の歴史もこれまでかと諦めていたのは事実。
2017年7月には1.4L直噴ターボエンジン「ブースタージェット」を搭載モデルを追加し、SRSフロントサイド+カーテンエアバッグを設定するなど仕様が向上。そして、今回の仕様向上で予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」が最新版へアップデートされ、着実な進化を遂げていることは評価すべきだろう。
個人的に、どうにも適当なリヤコンビランプ周りのデザインが改められないことと、最低地上高が185mmと200mmに達していないことは不満だが、それを除けば全長4175mm全幅1775mm全高1610mmでホイルベース2500mmと手頃なサイズに加え、車両重量が1220kgと4WDのSUVとして軽量に仕上がっている事も評価しなければならない。価格は265.8万円だが、正直238万円位だったら手放しで褒めたかった...。
ライバルとなるホンダ「ヴェゼル」のガソリン車「X・Honda SENSING」がAWDで238.1万円だから、正直「エスクード」の希少性を加味しても割高感は拭えない。
また、格上マツダ「CX-5」の2.5Lガソリンモデル「25S」AWDモデルが279.7万円で買えるのはお買い得を通り越して少し安すぎるくらい。
正直「エスクード」はリセールも弱いだろうから、買うなら長期戦覚悟で。数年後に認定中古車が安かったら北国のアシとして欲しいかも。

Posted at 2019/01/10 22:59:46 | |
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