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2019年08月05日 イイね!

[マイナーチェンジ]日産「スカイライン」今更の脱インフィニティ??

[マイナーチェンジ]日産「スカイライン」今更の脱インフィニティ??日産「スカイライン」がマイナーチェンジした。
かつては国内のクルマ好きを熱くさせた人気モデルであったが、近年の「スカイライン」は、北米で「インフィニティG」として売られるセダンの国内仕様に便宜上「スカイライン」の名称を与えたものに甘んじていた。
特に、13代目となる現行型は2014年にデビューしているが、当初、ボディ前後にインフィニティのバッヂが装着されて日産とのダブルブランド(笑)であり、日産内部の迷走を露呈していた。
今回のマイナーチェンジでは「GT-R」に通じる日産フェイス「Vモーショングリル」が与えられ、「インフィニティ」のバッジは外された。更には、スカイライン伝統の「丸目4灯リヤコンビネーションランプ」を採用。まぁ判りやすく簡単な場所を「スカイライン」風に仕立てたと言えば意地悪な表現だろうが、なんとか国内市場で「スカイライン」をもう一度盛り上げたいと言う日産のメッセージは汲みたいところだ。
世間的には「先進運転支援技術プロパイロット 2.0」の搭載が新型「スカイライン」の目玉だろうが、気になる方は公式HPを参照されたし。
今回、メルセデスベンツから供給を受けていた2.0Lの4気筒ターボエンジンはカタログ落ち。新たに3.0LのV6 ツインターボエンジンを新搭載(VR30DDTT)。更には「スカイライン」史上最高の400馬力を実現したスポーツモデル「400R」をラインアップしたのもニュース。
ハイブリッドモデルは従来から踏襲のV6 3.5Lエンジンに1モーター2クラッチ方式の「インテリジェント デュアル クラッチ コントロールシステム」を組み合わせる。
個人的に、今回のエンジン変更は日産が今に至ってもマトモな4気筒エンジンを開発せず、安易に他社からの調達を選択したツケ。結局、北米頼みの大排気量V6エンジンしか手元になく、「スカイライン」はとうとう全車がV6 3.0L以上のモデルになってしまった。
個人的に、もはやマルチシリンダーかつ大排気量のエンジンは一部のプレミアムモデルのみが悠々と搭載するものであり、「スカイライン」の車格にはミスマッチ。到底知的な選択とは思えない。
ついでに言えば、427.4万円~632.7万円と言う価格設定にも仰天。「スカイライン」のブランドパワーでこの価格が頂けるとは思えない。高級車とはそのメーカー・車種の歴史やポリシーに共感して買うもの。数年のマイナーチェンジ毎にブランドポリシーを変えてしまう様な会社のクルマはこの価格帯に相応しくない。
個人的に「スカイライン」へこの価格を払うならば、ブランド改革に一生懸命なマツダを応援し「MAZDA6」に1票を投じたい。
願わくば、日産が本気で根本から「スカイライン」として作り上げた最新のクルマを見てみたいものだ。長年のライバル「マークX」は既にモデル廃止が決定しているから、喜ぶ方も多いだろう。結果として4気筒エンジン+e-Powerでも良い。そこに熱い思想と走りが詰まっているならば。かつてのスカイラインに憧れたクルマ好きとしてリクエストしたい。
【追記】
「スカイライン」は名車であるが故に、世代によって「スカイライン」のイメージが異なるのは開発陣にとって難しいテーマだろう。私のように8代目「R32型」で刺激を受けた世代はガチガチの「スポーツセダン/クーペ」イメージだが、このクルマの歴史を俯瞰すれば、グランドツーリング志向だった時代の方が長いのも事実。しかし、V35型以降の「スカイライン」は本来「ローレル」のキャラクターだよな...と悶々とするわけです。



Posted at 2019/08/05 20:59:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ | 日記

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クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
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