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2019年11月04日 イイね!

[ファーストインプレッション]マツダ・ロードスターRF 30周年記念車 2500km突破

[ファーストインプレッション]マツダ・ロードスターRF 30周年記念車 2500km突破マツダ「ロードスターRF」の30周年記念車が納車から1か月が経過。雪が降ると乗らない予定のクルマだから、それまでに沢山走り込もうと、休日は苦手な早起きをして早朝ドライブに出たり、道の駅スタンプラリーに興じたりと、ちょっと過去記憶にない位に走り回った結果、走行距離は既に2,500kmを突破した。初月の記録としては過去最高だろう。
もう1台のBMW「アクティブツアラー」もそれなりに稼働しているので、最近は随分クルマに乗ったなぁと感じている。先日、「ロードスターRF」の冬籠り準備も兼ね新車1か月点検を終えたので、ファーストインプレッションを。
既に初月で2,500kmを走破した感想を一言でいえば、「ずっと探していたのはコレだったんだな...」と言う感じだ。
マツダは「人馬一体」と表現するが、全てにおいて過不足が無く、隅々まで神経が行き届いている不思議な感覚。それでいて、スポーティーに走りたいときはキッチリと期待に応える懐の深さ。
古典的なジャンルのスポーツモデルであるが、安全装備などが年々アップデートされて最新世代の装備を纏っていることも評価すべき。AFS(アダプティブフロントライティングシステム)なんてその完成度にちょっと驚く程。
最低限の実用性も確保されており、スポーツカー=不便と言う運用上のハンデもギリギリのところで両立できるのが有りがたい。特に最小回転半径が4.7mと軽自動車並みであるのに加え、最低地上高が145mmもあるから、日常の取り回しや段差・輪止めにも強い。トランクもルーフ開閉に影響されず127Lの容量を確保したのは流石。
総合すれば、2シーターのオープンスポーツモデルとして、30年間に渡り積み重ね、培ってきたノウハウは伊達じゃない。これまで色々なオープンモデルに乗り継いできたからこそ感じる完成度の高さに驚くばかり。なかなか短時間の試乗では露呈しない事もあるが、やはり長時間乗って感じる設計の奥深さは大したもの。
個人的には、最近めっきりと選択肢が少ない流麗なクーペスタイルが嬉しい。いつまでも眺めて居たくなる美しいクルマと過ごす時間は、クルマ好きにとって至福。走らせては写真を撮影して...の繰り返しだ。「ロードスター」はソフトトップの方が本流であることに異論はないが、デザインの美しさは「ロードスターRF」の方に軍配を上げたい。もちろん私見だが(笑)。
毎度新しいクルマを購入し、納車から1か月も経過すると、大体そのクルマの良し悪しが見えてくる頃だが、今回はそんな細かな分析よりも、ただひたすらに走り込んでしまった。まぁそれが私の評価であり回答なんだろうね。
それにしても、「ロードスター」を愛車に迎えるのに随分と時間がかかった。恐らく、自身の中で最も多くの試乗と、カタログ請求を繰り返してきた。しかし、いつも契約寸前のところで思い止まったクルマでもあった。
歳を経る毎に「いつかは乗りたい」と憧れるクルマが減っていき(現実的な選択肢の中で)、唯一残り続けていたのがマツダ「ロードスター」。
社会人になった1998年に登場した2代目(NB)は隣席の同僚が発売早々に購入したっけ。2005年に登場した3代目(NC)も親戚や友人が次々と購入し出遅れてしまった。2015年の4代目(ND)は、ほぼ同時期に登場したホンダ「S660」の購入を優先したのが失敗だった。まぁそんなこんな紆余曲折を経ての「ロードスター」購入であるから本当に感無量である。逆を言えば、ちょっと「上がった」的な感慨もあり、今後のクルマ選びにも大きな影響を与えるだろうね。
「ロードスターRF」の走行インプレッションをもう少し詳しく書けば、1100kg(6MT)の車重に対し、2018年に大幅な改良を施された2.0Lのガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」が184ps/7000rpm・20.9kg-m/4000rpmを発揮するから、パワーウエイトレシオは5.98kg/psである。ソフトトップ(幌)は1.5Lのガソリンエンジンで7.72kg/psだから、エンジン/機構等の重量差以上にアウトプットの違いは有る。
また、2018年の大幅改良以前の2.0Lガソリンエンジンと、最新版はかなり性格が異なるチューニングを施されており、正直まるで別物と言って良い。好みはあるだろうが、ロードスターの元開発主査・兼チーフデザイナーの中山雅氏の志向が反映されたものだろう。
正直、過去のロードスターに与えられたエンジンは割と黒子的存在で、単体で高評価(名声)を得るタイプではなかった。昨今スポーツエンジンが激減し、更に言えばNA(自然吸気)エンジンは既に絶滅危惧種。スムーズかつ淀みない吹け上がりと、快音と言って良いエンジンサウンドはターボエンジンには望めないもの。もっと高い評価を受けても良いパワーユニットである。
コーナリングは軽快・爽快。スポーツモデルは踏ん張ってグイグイと曲がるイメージが強いが、「ロードスター」の事をみずすましの様なコーナリングと表現するが、その心境は良く判る。「いなす」とはこういう走りを言うのだろうね。
車重が軽いから、ブレーキ性能も秀逸。更に、30周年記念車は通常メーカーOPのブレンボ製キャリパー/ディスクが奢られるから鬼に金棒だ。
燃費は現在のところ、平均して15km/L前後(ハイオク指定)である。日頃ディーゼルエンジン車に乗っているから、燃料代そのものは高額に感じるが、走りの内容を考えればリーズナブル。
ちょっと長くなってきたので、今回はこの辺で。






Posted at 2019/11/04 22:19:37 | コメント(5) | トラックバック(0) | ロードスターRF_30th記念車 | クルマ

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「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
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