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マツダ株式会社は、2020年1月30日に創立100周年を迎えた。
日本の自動車メーカーの中でも、随分と紆余曲折と言うか、経営危機を幾度と体験し、必ず不死鳥の様に甦ってきた波乱万丈のマツダ。
そんな中でも、「RX-7」や「ロードスター」の様に、販売台数は少なくとも、クルマ好きの記憶に色濃く残る名車を沢山送り出している異色のメーカーである。
近年は台数(販売シェア)を追わず、世界市場で2%の顧客から指名買いされるメーカーを目指し、商品や販売手法(店舗やインセンティブ)の改革を推し進める最中。昔からのファンとしては、性急な改革に顧客がついて来れないのでは?と心配しているのだが、今は見守るしかない。当然ながら、改革の成功を願ってやまない。
過去にも何度か書いたが、私にとってマツダは最も身近なメーカーである。亡き祖父は根っからのマツダ党で、私の記憶にある限り、ずっと歴代「ファミリア」を乗り継いでいた。(ほとんど乗れなかった人生最期のマイカーだけは「カペラ」にコッソリと上級移行していたのがまた微笑ましいが。)
我が家は生活が苦しく、子供の頃はマイカーの無い時期が長かった。それ故に祖父の「ファミリア」は私にとって特別な空間であり、クルマの原体験であるから、マツダ好きはDNAレベルで刷り込まれているのかもしれない。
そんな私は、これまで
27台の愛車を乗り継いでいるが、その内「マツダ車」が5台含まれている。当然ながら、日本の自動車メーカー中では断トツトップ。蛇足ながら未だ「トヨタ車」が0台なのも自分らしいポイントと自負している次第(笑)。
昨年はマツダを象徴する「ロードスター」のデビュー30周年イヤーであり、限定販売された
「ロードスターRF」の30周年記念車を高倍率抽選の末、マイカーとして迎えられたことはマツダファンとして大変感慨深い。そしてマツダ創立100周年を「ロードスター」と共に迎えられて素直に嬉しく思う。
過去を振り返ると、ロータリーエンジンを搭載した「RX-7」や「RX-8」を愛車遍歴に組み込めていない。これは本当に残念に感じている。何故なら、どちらも買う寸前まで商談が進んでいたのだから。
「RX-7」は新入社員の頃(1998年)に購入を検討したが、
結果はスバル「インプレッサWRX STi」を購入。しかし今になって思えば大きな判断ミスだったと思う....。嗚呼。
「RX-8」はリーマンショック前夜の2008年に購入を検討したが、
結果はホンダ「S2000」を購入。
当時の心境はこちらで綴っているが、ロータリーエンジン搭載車がこの後消滅するとは夢にも思わず....。しかし「S2000」も生産中止直前の購入だったから、やはり乗っておくべきクルマだったと思う。今でもこの時点ではどちらを買うべきだったのか...と思い出し悩む事が有る。
まぁなんにしても、結果として「RX-7」と「RX-8」は愛車にすることが出来なかった事実は変わらない。乗りたいと思ったクルマをすべて愛車に迎えることは不可能なのだから、その悔しさ(?)も含めて「ロードスターRF」を愛でるとしよう。
なんにしても、マツダの創立100周年は大変おめでたいですね。これから迎える電動車への変革期をマツダはどう乗り越えていくのか。その一方で、多くのクルマ好きが期待する「人馬一体」「走る喜び」をどう両立し継続していくのか。
トヨタとのアライアンスを上手く活用しつつ、マツダらしさを失わずに頑張って頂きたい。私自身も6台目のマツダ車がいつ頃、何になるのか楽しみにしている。
↓所有していた(いる)マツダ車を生産年順に貼って見ました(^○^)。

Posted at 2020/02/02 02:13:30 | |
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