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2020年02月07日 イイね!

[マイナーチェンジ]スズキ「イグニス」痒いところへ微妙に届かないもどかしさ。

[マイナーチェンジ]スズキ「イグニス」痒いところへ微妙に届かないもどかしさ。スズキは、クロスオーバー小型乗用車「イグニス」を一部仕様変更し、SUVテイストを強めた新グレード「HYBRID MF」を設定した。
2020年1月の販売ランキングでは、ついにトヨタの5ナンバーSUV「ライズ」が1位を獲得したとか。改めて思う事は、自動車メーカーは「クルマ離れ」と勝手に嘆く前に、消費者が真に欲しいと思うクルマを提案できていないという事。グローバル化なんて言い訳は聞き飽きる程に聞かされているが、本当にそれが正解なんだろうか。
さて。今回の「イグニス」のマイナーチェンジ。スズキとしても、ライバル「ライズ」「ロッキー」がバカ売れしているのを横目に、5ナンバーサイズのクロスオーバーはスズキが先駆者だと少しは存在感を発揮したいところだろうが、期待に反して比較的小幅な商品力向上内容に留まった印象である。
個人的に「イグニス」のデザインはスズキ車の中では傑作だと思っている。以前大好きだったスズキ「スプラッシュ」の血統すら感じさせつつ、歴代スズキ車のデザインエッセンスを散りばめたりしているのも面白い。特にタイヤ4本がしっかりと踏ん張って見えるプロポーションは正直なかなかのものだと思う。
しかし、ごく一部のクルマ好きに褒められたとしても、余程の「スズ菌」感染者でもないかぎり、買うのはトヨタ「ライズ」だろう。何せ、長年トヨタ嫌いである私でさえ、発表当時に「ライズ」の試乗へ出かけた位なのだから。
価格帯は「イグニス」の方が若干低いが、リセールも圧倒的に「ライズ」有利だろうから、なかなか難しい問題だ。
一方で、私のようなマニアック指向の人間から見れば、デザインを除いた「イグニス」は若干面白みが無く選び辛い。特に1.2L(NA)エンジンとCVTのパワートレーンの組み合わせが何とも平凡で退屈。せめて「クロスビー」に採用した1.0ターボ+6ATが選択出来れば良かったのに。本音を言えばスイスポ譲りの6MTスポーツグレードがあれば魅力もグっと増したのに。
まぁ要するに、ごく一般的なユーザー様にしてみれば、黙っていてもトヨタ「ライズ」を選ぶだろうし、マニアックなオタクにしてみれば、なんだか物足りないという中途半端なキャラクター設定が今回のマイナーチェンジでも不変だったことが残念。
例えば、あと30万円位のコストをかけて、BMW MINIに対抗するような品質感が有るとか、逆にあと30万円位安くしてトヨタ「ライズ」よりも1ランク下の市場を作るとか.....うーん。クルマビジネスは難しいね。
繰り返すが、デザインはかなり好きなクルマなんで本当に惜しい。今のままではマイカーに迎えることは無いだろうな....惜しい。



Posted at 2020/02/08 00:20:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ | 日記

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「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
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クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
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