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2020年05月14日 イイね!

[StayHomeなので...]三菱「FTO」1994年版~カタログコレクション~

[StayHomeなので...]三菱「FTO」1994年版~カタログコレクション~カタログコレクションの第10弾。
前回はスズキ「カルタス・クレセント」を取り上げたが、マニアック過ぎたのかアクセス数が極少(笑)なので、もう少し知名度のある車種として三菱「FTO」を取り上げる。
三菱のスポーツモデルと言えば「ランエボ」や「GTO」が思い浮かぶ方が多いだろう。その点「FTO」はちょっと脇役的存在か。
「FTO」は1994年10月に登場のFFスポーツクーペ。当時のライバルは日産「シルビア」(6代目/S14型)や、トヨタ「セリカ」(6代目/T200型)あたり。少し古いがユーノス「プレッソ」にも近いか。
学生時代のリッチ(?)な友人が「FTO」と「シルビア」の新車を検討していた。コレ幸いと一緒に販売店へ行き、どちらも試乗させて頂いた。今回のカタログは1994年10月版。「FTO」の発売開始に合わせ北海道三菱自販で頂いたものである。
「FTO」の目玉は(現在では珍しくないが)、新開発の2ペダルミッション「INVECS-II スポーツモード4AT」で、ドライバーのシフト操作でシフトアップ/ダウンを実現したもの。(但しパドルシフトは無し)当時の記憶を辿ればそんなに電光石火のシフトチェンジと歓喜するほどレスポンスに優れるモノではなかったと思うが、2ペダル車の運転にドライバーの意思を反映しやすくなったのは確か。
エンジンは3種類。2.0L V6が2機種(MIVEC有無)と1.8L 直4SOHC。「INVECS-II スポーツモード4AT」は全エンジン/グレードで選択可能だった。
鼻先が重いV6エンジンだったが、高回転域まで嫌がらず吹ける性格のエンジンで、割と速いクルマだった。但し、山道が恋しくなる様なハンドリングマシンではなく、都市部のデートカー的雰囲気を感じた。(当時学生だった自分には少々甘口に感じたのかも...)
当時の三菱はイケイケで「パジェロ」や「ディアマンテ」がヒットしていた。
「FTO」のデザインは、今見ても独創的かつ綺麗で完成度が高いと思う。一方で、重いV6エンジンと2ペダルミッションを訴求ポイントに据えた開発コンセプトは、スポーツモデル愛好家層の期待するものでは無かった。(北国人としては「FTO」にAWDが無かったのも残念だった。)
※「FTO」は2ペダルオンリーではなく5MTも選択可だったが、MTは選びにくく感じた。近年はスポーツモデルも2ペダル化が顕著。昨年復活したトヨタ「スープラ」も2ペダルのみで驚いた。
「FTO」は2000年9月に販売終了。約6年間の販売台数は約3.8万台。その内2.1万台(約55%)が1995年に集中。熱しやすく冷めやすいスポーツモデルの販売傾向だろうか。
結局、友人は悩んだ末に日産「シルビア」(S14型)の「Q'S」を購入。しかし購入後に冬道でFR特有の苦労をする事に。「FTOを買えばよかったかなぁ..」と何度もボヤいていたっけ。
次回はまたまたマニアックな車種を取り上げたいと思います。



Posted at 2020/05/14 18:12:45 | コメント(3) | トラックバック(0) | カタログコレクション | クルマ

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