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カタログコレクションの第12弾。
今回はダイハツ「ストーリア」。前回取り上げた
「アプローズ」のカタログを発掘した際、同じ箱に入っていた(笑)ので「ストーリア」も紹介しておこうかと。
「ストーリア」は「シャレード」の後継車として1998年2月に登場。(今回のカタログも1998年2月版である)
「ストーリア」なんてつい最近のクルマじゃん...と思っていたが、登場から既に22年が経過。カーセンサーにも数台しか掲載が無いから既に絶滅危惧種。
もはや「シャレード」後継車より「パッソ/ブーン」の前身と表現した方が良いのだろうか。
「ストーリア」にもトヨタOEM版の「デュエット」(カローラ店扱い)が存在している。思えば、ダイハツ小型車をトヨタへOEMする様になったのはこの辺りからですね。「キャミ」とか「スパーキー」とか....。
「ストーリア」と言えば、モータースポーツ愛好者向けの競技車両として設定された「ストーリアX4」を思い出す猛者もいるだろうが、今回は通常モデルが対象。そういえば「ブーンX4」というのもありましたね。
「ストーリア」は発売当初1.0Lの3気筒エンジン(EJ-DE型)のみでスタートしたが、途中で1.3Lの4気筒エンジンを追加している。
まぁ今改めてカタログを見返していても、このクルマには取り立ててクルマ好きが喜ぶような仕組みも装備もなく、低価格の街乗りコンパクトカーとしか言いようがない。
それでも、どういう訳か当時から私はこのクルマが好きだった(笑)。何とも言えない宇宙人顔のファニーフェイスがツボ。個人的には、今になっても色褪せないグッドデザインだと思う。今すぐ現行「ブーン」のボディをコレに改めて欲しい位。なので、2001年のマイナーチェンジでフロントマスクがガラッと変わったときは大層落ち込みました。
まぁ現在は
フィアット「500c」に乗り、過去にも
スズキ「ツイン」・
スバル「R2」・
VW「ニュービートル」などファニーフェイスのクルマが大好物なので、「ストーリア」もその範疇。
まだ新社会人だった頃、割と真剣に「ストーリア」を買おうとダイハツのお店へ行って試乗をしてみた。思っていたよりパワーが無く、ステアリングやブレーキのフィールが頼りなく感じて様子見....をしていたらそれっきりになってしまった。当時はスタイリングが好きと言うだけで新車を買える状況ではなかった。今なら買ったかも(笑)。
「ストーリア」の1.0L3気筒エンジン(EJ-DE型)は 60ps/6000rpm・9.6kg-m/3600rpmで車重は820~850kg。(やはりこの時代のクルマは軽い!!)
現在の愛車である
フィアット「500c」は1.2L4気筒(FIREエンジン)で 69ps/5500rpm・10.4kg-m/3000rpm。車重は1030kg。カタログ上のパワーウエイトレシオは「ストーリア」が勝る。たぶん、ダイハツの3気筒エンジンは低回転域のトルクが細かったんだろうな。まぁステアリングやボディの剛性感も設計年次以上の差はあるだろうが。
機会が有れば「ストーリア」を今一度運転してみたいな....。どんな感想を抱くのだろうか。
Posted at 2020/05/16 20:34:34 | |
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