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カタログコレクションの第14弾。
ようやく緊急事態宣言が解除され、少しずつ日常を取り戻そうとする今日このごろ。ちょっと古いクルマのカタログを眺め当時を思い出す企画もそろそろ終盤。
今回はマツダ「センティア」です。
「センティア」はマツダのフラッグシップで「ルーチェ」の後継として1991年5月に発売された。今回のカタログは発表当時のモノ(1991年5月版)である。
当時はインターネットでサクッとカタログ請求なんていう手法は存在しなかったから、大抵は販売店へ足を運ぶしかなかった。
今でも覚えているのは、新聞広告で「センティア」の登場を知ったときに流麗でカッコいいクルマだなぁと度肝を抜かれた。
既に初代のトヨタ「セルシオ」や日産「インフィニティQ45」が1989年(平成元年)に登場しているから、贅沢な大型セダンは珍しくなかったが、現在のマツダデザインにも通じる「センティア」のデザインセンスは図抜けて洗練されていた。内外装共に、現在でも充分に通用するのではないか。
個人的には「ルーチェ」(広島ベンツと揶揄された)の判りやすいデザインも嫌いではなかったが、「隔世の感」とはこういう事を示すのだろう。
残念ながら既にバブル景気は終わっており、「センティア」はマツダの期待したほどのヒット作にはならなかった。当時マツダは5チャンネル化に邁進しており、「センティア」がアンフィニ店では「MS-9」と名を変え売ったのも失敗だった。
当時、名の通った「クラウン」や「セドリック」ではなく、無名でも「センティア」の様にカッコいい高級車をサラッと購入出来る大人になりたい(笑)と思ったものだ。(今やセダンに興味はないのだが...)
来年あたり、マツダから新開発のFRプラットホームに直列6気筒エンジンを搭載した上級モデルが登場するとか。「センティア」の衝撃を超える美しさとカッコよさを兼ね備えたフラッグシップが登場することを楽しみにしている。

Posted at 2020/05/28 21:55:05 | |
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