![[ニューモデル]日産「キックス」e-POWER搭載のSUV風モデル [ニューモデル]日産「キックス」e-POWER搭載のSUV風モデル](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/044/201/284/44201284/p1m.jpg?ct=87f665347c7e)
日産は、電動パワートレーン「e-POWER」を搭載した新型SUV「キックス(KICKS)」を発売。日本市場では事実上「ジューク」の後継ポジションを担うコンパクトSUVである。
「キックス」と言えば、2008年に登場した軽自動車(正確に書けば、三菱「パジェロミニ」のOEM車)に与えた名称だった。但し英字表記が異なるのがややこしい。軽自動車は「KIX」だったが、今回は「KICKS」。
さらに言えば、過去「XIX」・「KYXX」と表記するコンセプトカーも存在していた。なんだろう...この手抜き感。日産にとって久しぶりの新型車なんだから、もう少し真面目に考えた名前を与えれば良いのに...。
余計な話かもしれないが、今回の「キックス(KICKS)」は実のところビッグマイナーチェンジモデル。2016年にブラジルで発売され、以降は海外市場で販売されていた。
2020年5月に「e-POWER」搭載と同時にフェイスリフトを実施したモデルがコレ。生産は全てタイで行われる輸入車である。まぁ日産は色々と言い訳するだろうが、基本的にはブラジルや中国市場をターゲットに開発されたクルマ。
日本仕様の「キックス(KICKS)」は2グレード展開。「X」275.9万円~「X ツートーンインテリアエディション」286.9万円。パワートレーンは1.2L「e-POWER」の2WD(FF)のみ。降雪地の日産ファンはガッカリしただろうね。
ボディサイズは全長4290mm・全幅1760mm・全高1610mmで、ホイルベースは2620mm。最低地上高は170mmである。
インテリジェント アラウンドビューモニター+インテリジェント ルームミラーが+69,300 円のメーカーOP。更にはカーナビが、最近流行のスマホ接続タイプではなく、従来型の2DIN型をディーラーOPで購入する必要があるため、随分値が張る印象だ。(乗り出し価格で320~350万円位になりそう)
うーん。面倒なので結論を書いてしまえば、パッとしないスタイリングとAWDの設定が無い事。更にはタイ生産車にこの価格を出す価値を私は感じない。
「キックス(KICKS)」と同じ価格帯でマツダ「CX-30」やスバル「XV」が買えることを考えれば、言い訳の多いクルマをわざわざ買う必要はない。日産はいつになったらモヤモヤしない新型車を出してくれるのだろうか。

Posted at 2020/07/21 22:41:05 | |
トラックバック(0) |
クルマ | クルマ