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2020年11月23日 イイね!

[カタログコレクション]スズキ「X-90」1995年版【第18弾】

[カタログコレクション]スズキ「X-90」1995年版【第18弾】カタログコレクション【第18弾】はマニアック路線へ舵を切り直してみようかと。今回取り上げるのはスズキ「X-90」のカタログで1995年10月版です。
スズキ「X-90」は1995年10月に発売を開始しているから、初版のカタログですね。
Wikipediaには「発売開始から3年2か月後の1998年12月末をもって販売終了。日本国内での総販売台数は1,348台」と記載されているが、私の記憶では、1997年末にはモデル廃止されていたと思う。但し、海外市場の販売期間も含んでいるかもしれない。まぁ何にしても相当なレア車である。
実は、何を隠そう(笑)私は超マイナー車のスズキ「X-90」に試乗した事がある。当時はカルタス店と呼んでいたはずのお店(私の記憶が間違っていなければ、現在のスズキアリーナ白石店)へ発売開始早々に「X-90」のカタログを頂こうと立ち寄ったところ、丁度おろしたての試乗車がお店の前に鎮座していた事を思い出す。
お店の方が言うには、「X-90」を見に来た客は私が初めてで、試乗も第一号だと。勿論、大喜びで試乗をさせて頂きました。
「X-90」は1993年の東京モーターショーにコンセプトカーとして出品されたクルマだが、まさか市販化されるとは思わなかった。確か、いすゞ「ビークロス」も同年のモーターショーで展示され、1997年に市販された時も驚いたな...。バブル時代最後の余韻という感じだろうか。
「X-90」は初代「エスクード」の3ドアショートボディをベースに開発された「4☓4オープン2シーター(スズキの公式説明)」である。それ故、エスクード由来のハシゴ型フレームを基本構造に持ち、全車パートタイムの4WDだったのも面白い。
ルーフはTバールーフで、外した左右のルーフを専用ケースに入れてトランクに収容。同門「カプチーノ」はTバールーフ中央に残る柱部分も取り外すことが出来たが、コレは固定されているタイプだった。
※「カプチーノ」に乗っていた頃の記憶を辿ると、ルーフの収納がかなり面倒で、ほとんどルーフを外した記憶がない。そして分割線が多いから、アチコチでギシギシと鳴っていたし、多少だが雨漏りも有ったな...。
「X-90」のボディサイズは全長3710mm全幅1695mm全高1550mmでホイルベースは2200mm。
現在のジムニーシエラが全長3550mm全幅1645mm全高1730mmでホイルベースは2250mmだから、まぁ似たようなサイズ感だろう。
価格は5MTが136万円、4ATが149.8万円だった。当時のレベル感で言えば、本格的な4WDであることに加え、オーディオを除けばフル装備。結構お買い得なクルマに見えたから、個人的にかなり興味を持っていた。
当時試乗をさせて頂いた感想は、今となってはかなり曖昧な感じではあるが、割と騒々しいのに非力だなぁ(笑)と感じたことは覚えている。「オープン2シーター」と聴けばスポーティーな性格を期待してしまうが、実態は初代エスクード譲りのクロカンでもっさりしていた。免許取得から1年程度の私にはチト難解すぎたクルマだった。
曖昧な記憶で恐縮だが、「X-90」が登場する以前はスズキ「カルタス」にコンバーチブルが設定されていたが、1995年1月に「カルタス・クレセント」が登場する迄にモデル廃止されていたから、なんとなく「カルタス・コンバーチブル」の後継的な意味合いもあるのかな..と理解していた。
余談だが、今こそ「カルタス・コンバーチブル」みたいな簡便で低価格なオープンカーがあったら良いのに。ダイハツ「ブーン」ベースで168万円とか...。
最近はスズキもあまり冒険をしなくなったので、「X-90」とか「ツイン」みたいな珍銘柄をリリースしてくれなくなったのが寂しい。
...と言いながらスズキの公式HPを見て気づいたのだが、「SX4 Sクロス」がモデル廃止になっていますね。知りませんでした。インド製「バレーノ」もモデル廃止になったので寂しくなります...。




↓【過去記事】カタログコレクション↓

第01弾 マツダ「ファミリア」1991年版

第02弾 いすゞ「ジェミニ」1987年版

第03弾 日産「ローレル(C33)」1989年版

第04弾 日産「マキシマ」1989年版

第05弾 日産「シルビア」1989年版

第06弾 ホンダ「コンチェルト」1988年版

第07弾 スバル「インプレッサ・リトナ」1994年版

第08弾 トヨタ「キャバリエ」1995年版

第09弾 スズキ「カルタス・クレセント」1996年版

第10弾 三菱「FTO」1994年版

第11弾 ダイハツ「アプローズ」1997年版

第12弾 ダイハツ「ストーリア」1998年版

第13弾 スバル「ヴィヴィオ」1994年版

第14弾 マツダ「センティア」1991年版

第15弾 スズキ「ジムニー」1995年版

第16弾 トヨタ「セプター・ステーションワゴン」1996年版

第17弾  マツダ「RX-7」1998年版
Posted at 2020/11/23 21:36:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | カタログコレクション | クルマ
2020年11月23日 イイね!

[カタログコレクション]マツダ3代目「RX-7(FD3S型)」1998年版【第17弾】

[カタログコレクション]マツダ3代目「RX-7(FD3S型)」1998年版【第17弾】 カタログコレクション【第17弾】はマツダ「RX-7(FD型)」です。
何千冊とカタログをコレクションしていても、やはりこれだけは絶対に手放せない...と思う大切なカタログが何冊かある訳ですが、コレは確実にその中の1冊でしょう。
今回のカタログは1998年1月版。FD型のRX-7としては、所謂「中期型」。MT車に搭載するロータリーエンジンは265psを発揮し、テールランプは丸型3連式のタイプ。中期型から「アンフィニRX-7」ではなく「マツダRX-7」へ改名されたと記憶しています。
何故このカタログが「絶対に手放せないのか」と言えば、実際に商談をし、ギリギリまで購入を悩んだ際のカタログだから。
就職氷河期と言われた1998年4月に私は新社会人デビューを果たした。今思えば無謀にも、初任給を握りしめつつ新車購入に向け車種選定を進めていた。
当時はマツダより日産好きだったから、最有力候補は1998年5月発売予定の日産「スカイラインクーペ(R34)」。コレを発売と同時に購入するつもりでいた。当時はインターネットで新型車画像が事前にリークされる....なんて楽しい事は無く、雑誌の下手糞な予想イラストを見ては悶々としながら発売日を待っていた。
その際対抗馬として検討していたのがマツダ「RX-7」とスバル「インプレッサクーペSTi Ver4 TypeR」だった。
まぁ結果的に待ち焦がれた「スカイラインクーペ(R34)」だが、そのデザインがイマイチ好みではなく、あえなく却下。マツダ「RX-7」とスバル「インプレッサクーペSTi Ver4」を比較し、購入したのはスバル「インプレッサ」だった。
正直なところ、未だになんであの時マツダ「RX-7」を買わなかったんだ...と当時の自分を説教してやりたいとずっと思い続けている。
まぁ商談当時は当面北海道内で勤務すると想定し、FRのマツダ「RX-7」では雪道で苦労するだろうとビビった事に加え、マツダに「RX-7」の試乗車が用意されておらず、商談が弾まなかった記憶がある。多分「燃費」に若干腰が引けていたのもあるだろう。
実際には「インプレッサ」の納車後2ヶ月もしないうちに東京本社配属となり、雪道を心配して「RX-7」を買わなかった事を激しく後悔(笑)することになる。
別に誰も悪くない。完全に自分のミスと言うか、オウンゴールだから、余計に悔しい記憶だけが残っている。
その後、あまり気に入らなかった「インプレッサ」に疲れ、自分のクルマ趣味が国産スポーツカーからファニーなVWニュービートルを経由し、ドイツ車方向へ転身を遂げたこともあり、マツダ「RX-7」は買えず仕舞いでモデル廃止となった。
このカタログを開くと、今となっては貴重な「手書き」の見積書が今も挟まれている。グレードは「Type RB バサースト」で付属品は予算の都合上、フロアマットのみ。総支払金額は384.7万円と記載されている。
今の基準で見ればかなりリーズナブルな価格設定だな...と思うのだが、初任給を貰ったばかりの新社会人にはとてつもなく高価なクルマに感じた。
これまで28台の愛車遍歴を辿ったので、乗りたいと思ったクルマは割と手に入れて来た方だと自負しているが、それでも「乗れなかったクルマ」は結構ある。
恐らく、この時マツダ「RX-7」を購入していたら、その後の愛車遍歴は大きく変わっていたと思う。皆さんにもそういうクルマってきっと有りますよね??




↓【過去記事】カタログコレクション↓

第01弾 マツダ「ファミリア」1991年版

第02弾 いすゞ「ジェミニ」1987年版

第03弾 日産「ローレル(C33)」1989年版

第04弾 日産「マキシマ」1989年版

第05弾 日産「シルビア」1989年版

第06弾 ホンダ「コンチェルト」1988年版

第07弾 スバル「インプレッサ・リトナ」1994年版

第08弾 トヨタ「キャバリエ」1995年版

第09弾 スズキ「カルタス・クレセント」1996年版

第10弾 三菱「FTO」1994年版

第11弾 ダイハツ「アプローズ」1997年版

第12弾 ダイハツ「ストーリア」1998年版

第13弾 スバル「ヴィヴィオ」1994年版

第14弾 マツダ「センティア」1991年版

第15弾 スズキ「ジムニー」1995年版

第16弾 トヨタ「セプター・ステーションワゴン」1996年版
Posted at 2020/11/23 01:13:22 | コメント(3) | トラックバック(0) | カタログコレクション | クルマ

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「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
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