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今回はふと目についたマツダ「アテンザ(MAZDA6)」の話題でも。
気がつけば随分とロングセラーモデルになった現行型「アテンザ」。御存知の通り、「アテンザ」は2019年7月より「MAZDA6」へ改名しているから話がややこしいくなる。本記事中では便宜上「アテンザ」として記述したい。
現行型「アテンザ」は3代目モデルで、2012年11月に登場。既に丸8年が経過し、9年目に突入したところ。いやぁ月日が立つのは早いですね....。
ザッと現行「アテンザ」の歴史を紐解くと、以下の4期に分類されるだろうか。
【前期型】2012年11月~2014年11月
【中期型】2014年11月~2018年5月
【後期型】2018年5月~2019年7月
【MAZDA6】2019年7月~
興味深いのは、【前期型】に対し【中期型】【後期型】それぞれの世代において、外装のみならずインパネが刷新されていること。通常、外観は大規模にリフレッシュされることはあっても、インパネの造形に手を入れることは稀。それを1度ならず、2度も大幅にデザインを変えているのはちょっと他車種では記憶にない。
逆に【MAZDA6】へ改名したタイミングでは、内外装がほぼキャリーオーバーだったりするのがまた面白い。マツダらしいと言うべきなのか。
マツダ起死回生策として2012年2月の初代「CX-5」から始まった第6世代商品群は、マツダの新世代技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」を全面採用した車種として企画された車種であるが、やはり初期の「CX-5」や「アテンザ」は今になってみると、その後登場する、アクセラ(2013年)・デミオ(2014年)と比してデザイン面等で迷いを感じる部分があるのは確か。マツダのフラッグシップモデルとしての商品性を維持していくためには、これだけ頻繁なアップデートが必要だったのだろう。
セダン/ステーションワゴン人気が低迷する時代背景の中でも、マツダが「アテンザ」のアップデートを止めなかったことはもっと評価されても良い。
既にマツダが公表しているように、次世代モデルは「ラージ商品群」と呼ばれ、縦置きFRベースの6気筒エンジンを搭載する上級モデルへ進化するらしい。トップバッターは2022年に「CX-5」クラスのSUVになる様だ。
現時点では「MAZDA6(アテンザ)」の次期モデルに関して情報はないが、FRベースの上級フラッグシップモデルとして華々しいモデルチェンジが行われることを期待したい。願わくば、BMW4シリーズに対抗出来る流麗なクーペが設定されることを期待している。
さて。現行「アテンザ」はロングセラーではあるが(バカ売れしたモデルではない事もあるだろうが...)今になっても陳腐化を感じさせない美しいデザインは流石。
個人的な好みを言えば、【中期型】が大好き。今でも街中で遭遇すると目で追ってしまう美しさを感じる。【後期型~MAZDA6】はちょっと盛り過ぎかな...。でもコレくらいの存在感が必要と言うのも判る....。
大好きな【中期型】(2015~2018年式)の中古車相場(マツダ純正中古)は130万円~230万円台がボリュームゾーン。200万円以下でも程度の良さそうな個体が比較的選びやすい状態だ。
特に2016年8月に実施した一部改良以降のモデルであれば、安全装備も最新世代に近しい内容が搭載され、マツダ自慢の「G-ベクタリング コントロール」も備わるから、当面は古さを感じずに済むだろう。
次世代モデルの「ラージ商品群」が登場するまでの間、手頃な価格でマツダのフラッグシップモデルを味わってみるのも悪くない気がしてきた。
↓【前期型】2012年11月~2014年11月(2年)

↓【中期型】2014年11月~2018年5月(3年6ヶ月)

↓【後期型】2018年5月~2019年7月(1年2ヶ月) 以降はMAZDA6へ改名。

↓【MAZDA6へ改名】2019年7月~
↓初代「アテンザ(後期)」

↓2代目「アテンザ」

Posted at 2020/12/01 21:58:18 | |
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