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2020年12月28日 イイね!

[カタログコレクション]日本フォード3代目「レーザー・クーペ」1989年版【第21弾】

[カタログコレクション]日本フォード3代目「レーザー・クーペ」1989年版【第21弾】 前回フォード「フェスティバ」のカタログを発掘した際に、一緒に出てきたのが「レーザー・クーペ」。折角なので、このクルマも取り上げておこう。
マツダ「ファミリア」をベースにフォードらしい(?)ちょっとバタ臭い感じに内外装を変えたのがフォード「レーザー」。
今回のカタログは1989年版なので、「レーザー」としては3代目になるモデル。初代/2代目が前述のように、ほぼ「ファミリア」の外板を踏襲していたのに対し、3代目は外板から「レーザー」専用となった。特に「ファミリア」に用意されなかった3ドアクーペの存在が興味深い。この世代の「ファミリア」には5ドアHBクーペの「アスティナ」もあったから、沢山のボディバリエーションを作り分けていたことになる。景気が良かった証拠ですね~
記憶をたどれば、少なくとも札幌市内ではこの世代の「レーザー」がソコソコ走っていたと思う。特にクーペは、カッコイイ!!と惚れ込むようなスタイリッシュデザインでは無いが、割と実用的な後席と荷室があり、当時としては珍しくフルタイム4WDが用意されていた。故に雪国では選びやすかったのかも。
デートカーとして大ヒットしていた日産「シルビア」はFRだし、ホンダ「プレリュード」FFながらも最低地上高が低く、どちらも雪道が不得手なクルマだったのを覚えている。
当時良く入っていたオートラマ店の折込チラシには激安!!〇〇万円引き...と「価格で勝負」的な売り方も横行していたから、値段に負けて買っただけなのかも知れないが。
あの頃は一般家庭で輸入車(ドイツ車とか)を購入するなんて、相当珍しかったと思うが、フォードはマツダ車がベースで価格も手頃だったから、身近な海外ブランドとして割と親近感はあった。
しかし「マツダ地獄」と呼ばれる大幅値引の大乱売は「オートラマ店」でも例外ではなかった。お陰で「フォード」=激安ブランドと認知されてしまったのは失敗だったろうね。
2000年代以降、ご存知のようにフォードはマツダのOEM車販売から撤退し、北米及び欧州のフォード謹製モデルの販売へ舵を切る。しかし、「オートラマ」時代の悪しきイメージを払拭するには至らず、2016年に日本市場から完全撤退している。
今となって、マツダOEMのフォード車は路上で見かけることもなく、静かに記憶から消えゆくのみ....の状態で、ちょっと寂しい。あのトヨタでさえ全チャネルでの全車種販売を開始し、兄弟車種はどんどん統合が進んでいる。本質的にバッヂエンジニアリングな兄弟車種を廃していくことには賛成だが....。
私が長年に渡って溜め込んだ自動車カタログも断捨離によってピーク時に比べ、1/3位まで処分したが、何故か「フェスティバ」や「レーザー」のカタログは手放せなかったなぁ....。不思議(笑)。
後のトヨタ「キャバリエ」なんかも好きだったりするので、やはりマニアックと言うか、不人気車が根本的に好きなのかも。




↓【過去記事】カタログコレクション↓

第01弾 マツダ「ファミリア」1991年版

第02弾 いすゞ「ジェミニ」1987年版

第03弾 日産「ローレル(C33)」1989年版

第04弾 日産「マキシマ」1989年版

第05弾 日産「シルビア」1989年版

第06弾 ホンダ「コンチェルト」1988年版

第07弾 スバル「インプレッサ・リトナ」1994年版

第08弾 トヨタ「キャバリエ」1995年版

第09弾 スズキ「カルタス・クレセント」1996年版

第10弾 三菱「FTO」1994年版

第11弾 ダイハツ「アプローズ」1997年版

第12弾 ダイハツ「ストーリア」1998年版

第13弾 スバル「ヴィヴィオ」1994年版

第14弾 マツダ「センティア」1991年版

第15弾 スズキ「ジムニー」1995年版

第16弾 トヨタ「セプター・ステーションワゴン」1996年版

第17弾  マツダ「RX-7」1998年版

第18弾  スズキ「X-90」1995年版

第19弾  マツダ「オートザム・レビュー」1990年版

第20弾  日本フォード「フェスティバ」1989年版
Posted at 2020/12/28 19:56:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | カタログコレクション | クルマ
2020年12月28日 イイね!

[カタログコレクション]日本フォード初代「フェスティバ」1989年版【第20弾】

[カタログコレクション]日本フォード初代「フェスティバ」1989年版【第20弾】 前回はマツダ「オートザム・レビュー」を取り上げたので、極めて自然な流れ(笑)でフォード「フェスティバ」の話題を。
マツダの5チャンネル化構想(マツダ店・ユーノス店・アンフィニ店・オートザム店・オートラマ店)の中、早期から存在していたのがフォード車を販売する「オートラマ店」。
1982年に「レーザー」「テルスター」「スペクトロン」を発売し全国展開を開始。今回取り上げる「フェスティバ」は1986年に初の専売車種として開発されたコンパクトカー。
札幌では戦前から北海自動車工業がフォード車の販売を手掛けており、「オートラマ店」も運営していた。(今でもリンカーンなどを少量ながら輸入販売している。)当時は「オートラマ店」の折込チラシが結構な頻度で入っていて、フォード車を身近に感じていたと思う。
今のようにスマホもインターネットもなく、当時小中学生だった自分にとって、自動車雑誌もそう頻繁に買えるハズもなく、新聞広告や折込チラシは貴重な情報源。毎日欠かさずチェックしてはスクラップしてたのが懐かしいな。
今回用意した「フェスティバ」のカタログは1989年12月版。マイナーチェンジが実施され、ベージュレザーのインテリアが備わる上級グレード「GHIA」や、1.3LのDOHCエンジンを搭載するスポーツグレード「GT-X」が追加されている。
ちょっと表紙に傷みがあるのが残念だが、それ以外は割と状態も良い。当時中学生だったが、「フェスティバ」のカタログを貰いに行った自分を褒めたい(笑)。
「フェスティバ」はパッと見れば「スターレット」や「マーチ」と競合するゲタ車とでも言うべき、低価格なコンパクトカーであるが、キャンバストップや本革シートの設定など、ライバルとは一線を画すヨーロピアンな雰囲気が織り込まれていたのが魅力だった。現行マツダ2(デミオ)のルーツはやはりここにあると思う。
「フェスティバ」は1993年に2代目へモデルチェンジ。初代のプレーンなデザインテイストは否定され、いかにも北米志向のお手軽クーペ路線へ変更されたのはショックだったなぁ....。1994年にモデルチェンジした8代目マツダ「ファミリア」のハッチバック(ファミリア・ネオ)も同一路線で大失敗しましたね。
1996年には初代マツダ「デミオ」の兄弟車種として「フェスティバ・ミニワゴン」が登場したが、「デミオ」との差異が少なくガッカリ。その後、2003年に欧州フォードから本場の「フィエスタ」が輸入され、「フェスティバ」は消滅している。
折角「日本フォード」を取り上げたので、次回は「レーザー」について書く予定です。





↓【過去記事】カタログコレクション↓

第01弾 マツダ「ファミリア」1991年版

第02弾 いすゞ「ジェミニ」1987年版

第03弾 日産「ローレル(C33)」1989年版

第04弾 日産「マキシマ」1989年版

第05弾 日産「シルビア」1989年版

第06弾 ホンダ「コンチェルト」1988年版

第07弾 スバル「インプレッサ・リトナ」1994年版

第08弾 トヨタ「キャバリエ」1995年版

第09弾 スズキ「カルタス・クレセント」1996年版

第10弾 三菱「FTO」1994年版

第11弾 ダイハツ「アプローズ」1997年版

第12弾 ダイハツ「ストーリア」1998年版

第13弾 スバル「ヴィヴィオ」1994年版

第14弾 マツダ「センティア」1991年版

第15弾 スズキ「ジムニー」1995年版

第16弾 トヨタ「セプター・ステーションワゴン」1996年版

第17弾  マツダ「RX-7」1998年版

第18弾  スズキ「X-90」1995年版

第19弾  マツダ「オートザム・レビュー」1990年版
Posted at 2020/12/28 00:24:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | カタログコレクション | クルマ

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「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
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