![[カタログコレクション]日産7代目「セドリック(Y31型)」1991年版【第24弾】 [カタログコレクション]日産7代目「セドリック(Y31型)」1991年版【第24弾】](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/044/729/659/44729659/p1m.jpg?ct=94fa89c8d5ff)
本企画(カタログコレクション)中、現時点で最もアクセス数が多いのは
日産「ローレル(C33型)」【第3弾】がダントツ。バブル期の日産は不気味なくらい(笑)傑作車を連発したと思います。
今回は7代目の日産「セドリック(Y31型)」。
「セドリック」は1960年に初代モデルが誕生した日産フラッグシップで、現在の「シーマ/フーガ」に繋がるモデル。「セドリック」を語るには兄弟モデル「グロリア」も触れるべきなんでしょうが、複雑になるので「セドリック」とします。
7代目「セドリック(Y31型)」は1987年6月に登場し、1991年6月に4年キッチリのタイミングで8代目(Y32型)へスイッチ。今回のカタログは1991年1月版だから、フルモデルチェンジ間際の最終版である。
私の中で「高級車」のイメージは、恐らく7代目「セドリック」がベースになっている。それくらい影響を受けた好きなモデルだ。この世代から追加されたスポーティグレード「グランツーリスモ」は新たな高級車像を提示した。カタログ写真(左上)の鮮やかなレッドに塗られた「グランツーリスモ」に憧れました....。
一方、ラグジュアリーグレードである「ブロアム」も日本人が考えるエレガントな高級車像にマッチする傑作だった。個人的には、現行「フーガ」より断然カッコイイと思うのだが如何だろうか。
時代はバブル絶頂期で、この世代の「セドリック」はセールス好調。札幌市内でも随分走っていたような気がします。黒煙を吐くディーゼルエンジン搭載車が多かったのは地域特性でしょうか。
1988年「セドリック」をベースに派生した「シーマ」が大ヒットし、「シーマ現象」なんて呼ばれていたのも随分昔話になりました。
カタログは頂いてから約30年が経過する代物だが、紙や印刷の品質は現在でも充分通用する上質なもの。カタログに押されたスタンプによれば札幌市内の日産で頂いたものだが、詳しい記憶がない。恐らく、他の車種を見に行った際、抱き合わせで頂いたものだろう。
この時代の「セドリック」や「ローレル」のデザインはそのままに、中身だけ最新の"e-Power"を搭載した国内限定車を発売してみたら結構売れるんじゃないですかね。現実的にはボディ剛性とか、色々課題が有るんでしょうけどね。
「プリメーラ」「ブルーバード」「セドリック」と続いた日産シリーズはとりあえず終了。次回は何を取り上げようかな....カタログの山と格闘中です。

↓現行の日産「フーガ」。
↓【過去記事】カタログコレクション↓
第01弾 マツダ「ファミリア」1991年版
第02弾 いすゞ「ジェミニ」1987年版
第03弾 日産「ローレル(C33)」1989年版
第04弾 日産「マキシマ」1989年版
第05弾 日産「シルビア」1989年版
第06弾 ホンダ「コンチェルト」1988年版
第07弾 スバル「インプレッサ・リトナ」1994年版
第08弾 トヨタ「キャバリエ」1995年版
第09弾 スズキ「カルタス・クレセント」1996年版
第10弾 三菱「FTO」1994年版
第11弾 ダイハツ「アプローズ」1997年版
第12弾 ダイハツ「ストーリア」1998年版
第13弾 スバル「ヴィヴィオ」1994年版
第14弾 マツダ「センティア」1991年版
第15弾 スズキ「ジムニー」1995年版
第16弾 トヨタ「セプター・ステーションワゴン」1996年版
第17弾 マツダ「RX-7」1998年版
第18弾 スズキ「X-90」1995年版
第19弾 マツダ「オートザム・レビュー」1990年版
第20弾 日本フォード「フェスティバ」1989年版
第21弾 日本フォード「レーザー・クーペ」1989年版
第22弾 日産「プリメーラ」1991年版
第23弾 日産「ブルーバード」1990年版
Posted at 2021/01/04 00:35:41 | |
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