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2021年01月10日 イイね!

[カタログコレクション]マツダ「ボンゴ・フレンディ」1995年版【第28弾】

[カタログコレクション]マツダ「ボンゴ・フレンディ」1995年版【第28弾】カタログコレクションの第28弾はマツダ「ボンゴ・フレンディ」です。出来る限り、色々なメーカーのクルマを取り上げたいと思うのですが、どうしてもマツダ車(日本フォードも含め)が多くなってしまいますね。それだけマツダのカタログコレクションが充実しているという意味でもある訳ですが。
さて。今回のマツダ「ボンゴ・フレンディ」ですが、端的に言って「今だったらもっと売れたコンセプトのクルマ」だなぁと思うわけです。
1995年6月にデビューした「ボンゴ・フレンディ」は、「オートフリートップ」と呼ばれる電動のポップアップルーフを量産車として初搭載し、ルーフ上にテントのような居住空間(車中泊スペース)を設けた事で話題となったミニバンである。
今回のカタログも1995年6月の初版でした。(「ボンゴ・フレンディ」はその他に、1999年2月と2001年9月にマイナーチェンジを実施した際のカタログを所有しているので全3冊が発見された。我ながらマメに集めたものだと思う。)
現在でも架装メーカーがキャンピングカーにポップアップルーフを装着する事は珍しくない様だが、25年以上も前に登場した「ボンゴ・フレンディ」は衝撃的だった。(しかも量産モデルだった事がすごい。)
当時は現在のように「車中泊」が一般的ではなく、むしろ「クルマの中で寝るなんて」...と否定的なムードだった。残念ながら、「ボンゴ・フレンディ」は一部のマニアには支持されたものの、セールスは苦戦していたと思う。
「ボンゴ・フレンディ」が登場した1995年頃は「ミニバン」の市場が確立しておらず、「商用バン」を加飾し「乗用モデル」へと仕立て直していた時代から、乗用プラットホームベースの「ミニバン」を作り出す時代への過渡期であったのが惜しい。
後に乗用ベース「ミニバン」のトップセラーとして君臨する初代「ステップワゴン」が登場するのは翌1996年5月。トヨタ「ノア」は2001年頃までは「タウンエースノア」。日産「セレナ」も1999年まで「バネット・セレナ」と呼んでいた。
「ボンゴ・フレンディ」もエンジンを運転席下に搭載する「キャブオーバー」のレイアウトだった。
「ボンゴ・フレンディ」はセールスこそ低調だったが、割とロングセラーで、2006年頃までカタログモデルとして残っていたと記憶している。
マツダは1999年に初代「プレマシー」と2代目「MPV」が登場し、乗用ベースのミニバン市場に参入。2008年7月には「ボンゴ・フレンディ」に変わって「ビアンテ」が登場。マツダのミニバンラインナップが完成している。
当時「ビアンテ」に「オートフリートップ」が継承されなかったことが残念だったなぁ....。私の勝手な妄想で恐縮だが、「ビアンテ」はこだわり過ぎた奇妙なデザインが一般的なユーザーには不評だった訳だが、「ボンゴ・フレンディ」のデザインテーマをそのまま乗用プラットホームで再現したほうが売れたのではないかと思っている。
「ボンゴ・フレンディ」は良くも悪くも「オートフリートップ」が注目されてしまったが、その実態は5ナンバーサイズの枠内で最大の室内サイズを実現するため「箱型」にこだわったボディ形状であり、後に大ヒットする「ステップワゴン」と近い考え方だったと思う。
2001年頃、仲間内でトランスポーターを買う企画が持ち上がり、「ボンゴ・フレンディ」を検討したが、当時はまだ中古相場が高く手が出ず、日産「キャラバンコーチ」を購入した。室内が広く、仲間で長距離の旅行や引っ越しに大活躍したっけ。
新型のスズキ「ソリオ」なんかにポップアップルーフを装着したら面白いかも知れませんね。
テレ東で昨年放送された車中泊×グルメドラマ「絶メシロード」が元日にもスペシャル番組として放映されていた。普段あまりテレビを見ないのだが、車中泊テーマの番組が珍しくて録画していた。
レギュラー番組の頃はホンダ「フリード+」に乗っていたが、今回はダイハツ「トール」へ格下げになって驚いた。車中泊なら「フリード+」が圧倒的に向いていたと思うけどね。まぁ大人の事情か....。もし「ボンゴ・フレンディ」が現役だったら、絶対ハマリ役だったと思う。
「ボンゴ・フレンディ」の頃から車中泊には興味があるんですよ。好きな場所へ出かけ、好きな場所で寝て....とは思うものの、目的地までの走りは楽しみたいし、景色の良いところではマイカーの写真も撮りたい。それらすべてを満足するクルマって無いんですよね....。






↓【過去記事】カタログコレクション↓

第01弾 マツダ「ファミリア」1991年版

第02弾 いすゞ「ジェミニ」1987年版

第03弾 日産「ローレル(C33)」1989年版

第04弾 日産「マキシマ」1989年版

第05弾 日産「シルビア」1989年版

第06弾 ホンダ「コンチェルト」1988年版

第07弾 スバル「インプレッサ・リトナ」1994年版

第08弾 トヨタ「キャバリエ」1995年版

第09弾 スズキ「カルタス・クレセント」1996年版

第10弾 三菱「FTO」1994年版

第11弾 ダイハツ「アプローズ」1997年版

第12弾 ダイハツ「ストーリア」1998年版

第13弾 スバル「ヴィヴィオ」1994年版

第14弾 マツダ「センティア」1991年版

第15弾 スズキ「ジムニー」1995年版

第16弾 トヨタ「セプター・ステーションワゴン」1996年版

第17弾  マツダ「RX-7」1998年版

第18弾  スズキ「X-90」1995年版

第19弾  マツダ「オートザム・レビュー」1990年版

第20弾  日本フォード「フェスティバ」1989年版

第21弾  日本フォード「レーザー・クーペ」1989年版

第22弾  日産「プリメーラ」1991年版

第23弾 日産「ブルーバード」1990年版

第24弾 日産「セドリック」1991年版

第25弾 三菱 「ディアマンテ」1990年版

第26弾 マツダ「ファミリア・ネオ」1994年版

第27弾 ホンダ「レジェンド」1991年版
Posted at 2021/01/10 22:48:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | カタログコレクション | クルマ

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「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
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