![[累計走行距離2000km突破]スズキ・ジムニー“XC”(4AT) [累計走行距離2000km突破]スズキ・ジムニー“XC”(4AT)](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/048/250/357/48250357/p1m.jpg?ct=70bc04520eac)
我が軽ジムニーの走行距離が2000kmを突破した。昨年10月上旬に納車されたクルマだから4カ月で2000kmとのんびりペースで進捗。毎年降雪期になると遠出をしなくなり、札幌近郊をウロウロするのが大半となるから距離は伸び悩むが、寒さで乗車頻度は高くなる。
納車以来の累計平均燃費は11.77km/L。流れの良い郊外を延々と走るようなシチュエーションでは12~13km/Lだが、この時期特有の雪山で狭くなった都市部の道路をノロノロと走っていると9km/L位になることも。暖気や除雪のためアイドリングが長くなるのも燃費にはマイナスだろう。
軽自動車だと思えば褒められた燃費では無いが、凸凹が常に連続する条件の悪い雪道ではジムニーのポテンシャルが発揮され何とも言えない安心・満足感が得られるものだ。それに比べれば燃費なんて些細な話である。
不思議なもので
先代JB23型も同様だったが、ジムニーは妙に運転が楽しい。ハッキリと遅いし、ユサユサ揺れる。常識的なクルマを評価するモノサシでは決して動的質感に優れるクルマでは無いはずだが、なにやら楽しいから多分ニヤニヤしながら運転してる。
ジムニーやランクル(主に70系)をワークホースと表現することがあるが、究極の業務用品としてのリアリティがジムニーの魅力なのかもね。
北海道では新旧ジムニーが本当に良く走っている。特に降雪期になると存在感が増して益々頼もしく見える。郊外ではおばあちゃんが年季の入ったジムニーを颯爽と駆る姿も珍しくない。北国の実用車として動かなくなるまで乗り潰されるジムニーはカッコイイと思う。(動かなくなると物置代わりに畑の横に安置されることもある...)
私も老後はジムニーを終のクルマとして添い遂げる様な気がする今日この頃だ。
話は変わりますが、ホンダと日産の経営統合が破談になりそうとか。個人的にはホンダと日産の相性が良いとは思えないので、日産は違うパートナーを探すべきでは無いかと思う。ホンダも他社との協業はあまり得意ではない印象だから、日産と組むのは荷が重いのではないか。
私の中で日産は1999年にルノーが資本参加し、ゴーン氏が派遣されたあのタイミングで消滅したと思っている。結局のところ「経営改革が出来ない」「ヒット作を生み出せない」という日産の悪しき習慣は今も脈々と残っていたという事なんですよね。正直ゴーン体制以降の日産車に全然魅力を感じないので、現在までマイカーに迎えることも無かった。
トヨタは世界のフルラインナップメーカーとして君臨するが、マツダ・スバル・三菱・ダイハツはそれぞれ自分の得意なジャンル・市場に特化することで存在感を高めてきた。その点、日産はズルズルと強みを磨くことも出来ず今日まで来てしまった。日産にはジムニーのように「このクルマじゃなければダメ」と指名買いされるモデルが無いのが致命的。大成功よりも目先の小さな失敗を恐れてチャレンジを避けてしまう体質を改めない限り、日産の再生は難しいでしょうね。
関係者は心中穏やかではないだろうが、日産の株主(笑)としては良い方向に収まることを期待したい。

Posted at 2025/02/09 16:39:38 | |
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