![[累計走行1000km突破]スズキ・ジムニーノマド“FC”(4AT) [累計走行1000km突破]スズキ・ジムニーノマド“FC”(4AT)](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/048/501/719/48501719/p1m.jpg?ct=b1194acc6a97)
我がスズキ・ジムニーノマドの走行距離が1000kmを突破した。
「ジムニーノマド」はここ数年のマイカーで納車以来最も速いペースで距離を伸ばしている。毎年降雪期になると距離は伸び悩む傾向なので、今のうちにアチコチ走り回っておきたい。
まだ路上で同じ「ジムニーノマド」と遭遇する機会は少ないが、昨日同じボディ塗色「シズリングレッドメタリック」の個体とすれ違った。お互い「おー」と驚いた顔をしていた。契約済の方へ一日も早く「ジムニーノマド」の納車が進むことを期待したい。是非道内ユーザと並べて撮影したいです。
先日
「ジムニーノマド」の印象について記述したばかりなので、あまり印象に変化はないのだが、従来モデル(JB64/74)と比較して、最も違いを感じるのは「静粛性」である。そもそもジムニーに対して「静粛性」という尺度を持ち込むこと自体がナンセンスと思っていたから、この点について本当に驚いている。既に高速道路も経験しているが、トヨタで言えば「ライズ・ヤリス・ヤリスクロス」のA~Bセグメントのモデルより確実に静か。最近レンタカーで良く乗るスバル「インプレッサ」より幾分ウルサイかなというレベル感。但し、私の知る限り現行「インプレッサ」はCセグハッチの中で静粛性はかなり高い部類だと思う。「ジムニーノマド」はフロント方向のエンジン音だけでなく、ロードノイズもかなり抑えられた印象。個人的にはコレだけで買ってよかったと感激している。
またホイルベースが延長されたことで、クルマ全体の揺れが随分落ち着いたのも特徴だろう。
些細な話だが、従来型のジムニー(JB64/74)は3ドアでフロントドアが大きい(長い)事が要因なのか、結構な頻度で半ドアになっていた。その度にフン!とドアを閉め直すのを面倒に思っていたが、「ジムニーノマド」は後部ドアが追加され、フロンドドアが短くなり半ドアになる事が激減。これは地味だがストレスが減った。
皆さんが心配されている「パワー不足」と「最小回転半径の大きさ」については、私の環境・尺度では全く問題ないものだった。
パワー感については、何と比較するのかで評価が分かれると思うが、まぁ普通に幹線道路や高速道路を巡行するに不足は無い。まさかジムニーで高速道路の追い越し車線をキープしたいなんて馬鹿な事を考える人はいないだろうから、クルマのキャラクターには十分なアウトプットだと思う。
峠道に入っても、ストレスを感じる非力感は無い。元々重心が高いクルマだから、スポーツカー的なコーナリング性能があるはずもない。適度な速度の範囲でコーナーをクリアする程度のパワーは備わっている。積極的にシフトダウンを活用した方がメリハリのある運転を楽しめるだろうね。
最小回転半径が5.7mとなり、3890mmのコンパクトなボディ寸法にしては大回りなのは事実だが、全幅が1645mmしかない事も含め、現実的な取り回しに困ることは無い。個人的には回転半径が大きい事よりも、ステアリングが重い事の方が問題に感じる。そのせいでパーキング領域のステアリング操作が若干遅れてしまう事があり、結果として大回りになる。まぁこれは慣れの世界だと思うが。
納車以降で約1,100kmを走行した平均燃費は13.72km/L。カタログ燃費(WLTCモード値)が13.6km/Lだから、早くもカタログ超えを達成。まぁ今時期の北海道は燃費にも最高の環境だろうから参考値。冬期間になれば、4H(AWD)走行するのに加え、平均走行速度が落ちるし、除雪や暖気でアイドリングが増えるから燃費にはマイナスの要素ばかりだ。
納車前は「ジムニーノマド」に乗ると、やはり原点である「軽ジムニー」が理想的だ。との結論になるかと妄想していたが、良い意味で外れたようだ。
従来型のジムニー(JB64/74)とは、結構印象が違う部分が多く、外見は似ているが、もはや別の車種と認識した方が良いと思う。
今後機会があれば「ジムニーノマド」と「ジムニー(JB64)」の両方を同時に所有して、色々比べてみるのも面白いかもしれないなと思っている。

Posted at 2025/06/22 21:48:51 | |
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