![[古いデジカメの写真を生成AIで再生]解像度の低い写真が蘇る!! [古いデジカメの写真を生成AIで再生]解像度の低い写真が蘇る!!](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/048/725/661/48725661/p1m.jpg?ct=b57be6c92bff)
ここのところ、生成AIを使って古いクルマの写真を作って遊んでいる。気が付くと深夜になっていたりして寝不足(笑)。もう50歳になったオッサンが深夜にパソコンの前で何をしてるんだと我ながら思うが、エロ画像では無くクルマの画像を生成して喜んでいるんだから、我ながらクルマが好きなんだなと笑うしかない。
さて。前回はフイルムカメラ時代に撮影した銀塩写真の再生に生成AIを活用した事例を紹介したが、今回は黎明期のデジカメで撮影した解像度の低い写真の再生について書いておきたい。
私がデジタルカメラを初めて購入したのは、1998年(平成10年)。社外人になって初めて満額支給される冬のボーナスを握りしめて新宿のヨドバシカメラで購入したサンヨーの85万画素デジタルカメラ「DSC-X100」。本体に付属していたメモリーカードは「スマートメディア」の8MB。一番画質の良い「低圧縮モード」で撮影すると、30枚しか撮影出来ないシロモノだった。写真の解像度は1,024×768ピクセル。電池もあっという間に消耗する酷いカメラでしたね。
(↓)DSC-X100で撮影した当時のマイカーはスバル・インプレッサWRX STi TypeR
この写真を生成AIに学習させ、ゴチャゴチャした背景もスッキリと整理したのがコチラ(↓)。
ザラザラしたイマイチな画質だった写真が綺麗にクリーニングされた様に修整され、汚い背景も削除されて良い感じになりました。
当ブログで何度か書いているが、当時社会人になりたての私には相当背伸び(大借金)して購入した「インプレッサWRX」が全く気に入らなかった。一方で高額のローン返済や自動車保険負担に悩まされ、インプレッサを売却しても残債が出てしまうが、それを一括返済する能力は無く(笑)。まさに首が回らない状況だった。
そんな状況だったので、インプレッサには愛着が沸かなかった。それ故に撮影もほとんどしておらず適当な場所で撮影したものが10枚程度しか残っていない。
後になって、苦労して維持したマイカーの記録をまともに残さなかったことに長年ずっとモヤモヤして来た。
あれから27年が経過して、生成AIなんていう魔法みたいなツールが使えるようになった。古い写真をベースに一度学習データが出来てしまえば、色々加工してみるのも面白い。背景を雪道に変えてみたりするとラリーカーらしくなる。
こんなことをやっていると、あっという間に深夜になるというわけだ。
極めつけはこのスリーショット。私がこれまで所有したハイパフォーマンスモデル3台を並べてみたもの。当然現実ではこんな写真を撮影することは出来ない。生成AIを使えばそれが実現出来てしまうというのも面白いね。
極論を言えば、自分で撮影したデータが無くても、当時のカタログやカーセンサー等に出ている中古車の画像をベースに写真を生成することも可能だ。
実際、人気車のデータは生成AIが既に蓄積している様で、簡単に生成出来る場合もあるのだが、やはり細部の仕様にこだわるなら自前の写真が有った方が話が速い。
面白い現象としては、R32型スカイライン(4ドア/GTS系)の写真を学習しても、どうしてもフロントフェイスがGT-Rになってしまう。それだけGT-Rの画像を生成する人が多いという事だろうが、GTS系の画像が欲しい私にはマイナスでしかない。
まぁそういう現象も楽しいですけどね。興味がある方は是非トライしてみてください。
(↓)長時間トライしてようやく生成された4ドアセダンのGTS系。
(↓)最近は資料が少ないクルマの再現に凝っている。マツダ・カペラC2

Posted at 2025/10/22 23:52:14 | |
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