トヨタのbBがマイナーチェンジしたと言うニュースは正直、私にとっては全く興味の無い事だが、テレビCMにCOMPLEXの「BE MY BABY」が使われている事は布袋ファンの私にとってかなりのニュースだった。現行型のbBが登場したときはHOTEI vs RIP SLYME「BATTLE FUNKASTIC」がCM曲として使われていた。更に「VOXY」のCMに布袋本人が出演する事となり、トヨタの広報関係者に布袋ファンがいるのかな...と喜んでいたのだが、例の暴力事件(苦笑)で降板。あぁこれで二度と布袋が自動車業界のCMで起用される事は無いだろうな...と思っていただけに、COMPLEXとは言え再びトヨタで起用された事に驚いた。おまけに「Be My bB!!」なんていうジョークまで添えられて。興味がある方はこちらで(暫くは)見る事が出来ます。まぁネタというか、ノリを優先して選曲したんでしょうが、リアルタイムで「BE MY BABY」を聴いていた世代はさすがにbBの購買層では無いよな...。まぁいいか。
スバルはインプレッサにセダン「インプレッサ・アネシス」を追加した。以前から北米などでは普通に売られていたセダンだが、日本でも追加された。個人的には国道17号を走っていると、群馬方面から頻繁に左ハンドルのインプレッサ(セダン)が積載車に積まれて運ばれていたのを見ているので、あまり新鮮味はない。スバルファンにとっては残念ながらターボモデルの用意はなく、NAの1.5L/2.0Lで構成される。全車4ATで1.5Lのみ5MTも用意される。STiをセダンに設定する必要はないかもしれないが、250ps版のターボはあっても良かった。むしろ、相変わらず4ATのままで有る事が問題だ。噂では、(来年?)次期レガシィでCVTを採用するらしいので、その後インプレッサにも展開されるのだろうか。また、スバルの悪い癖でメーカーOPの選択が非常に不自由。いわゆるセットオプションになる事が煩わしい。SRSサイドエアバッグを装着したいとすれば、ほぼ全てのメーカーOPと抱き合わせでオーダーしなくてはならない。安全装備を装着するために、無駄な快適装備も買わされるのはフェアではない。親会社のトヨタは既にサイド/カーテンエアバッグの全車標準装備を進めているだけに、スバルの取り組みは褒められたものではない。本題に戻り、インプレッサのセダンがどの程度売れるのか未知数だが、販売店にとっては売れるタマが増える事は歓迎だろう。ライバルはカローラ・アクシオやティーダ・ラティオだろうか。インプレッサのハッチバックはセールス的に苦戦しているようだが、パッケージングやスタイリングについて私は評価している。(S-GT改め)20GTの5MT(AWD/257.2万円)なんて、かなりリーズナブルに走りが楽しめるクルマだと思う。本当は2.0LのNAにも5MTを用意してくれると、エンジンパワーとボディサイズや重量的にバランスが取れて面白そうなんだけどな。1300kg前後あるインプレッサに1.5L(EL15)エンジンは少しアンダーパワー感が否めなかった。(テストしたのはAWDの4ATだったので、FFや5MTだと少し印象は違うはずだ)熟成も進んで来た頃だと思うので、改めて試乗してみたい。


新型の日産ムラーノをようやく見てきた。フルモデルチェンジが必要なほど陳腐化したと思ってはいなかったが、初代モデルは2002年に北米市場に投入。当初、日本では販売予定がなかったと聞く。日本では2004年9月から販売を開始しているのでわずか4年でのモデルチェンジとなった。(北米では6年以上経過している)新型「ムラーノ」も北米では今年1月から先行して販売が開始されている。原油高騰という、SUVにとっては超逆風の環境下でデビューしたわけだが、日産は販売目標を900台/月(国内)に設定している。ちなみに、初代も発売当初の目標台数は1,000台/月(国内)だったのであまり変わらないか...。初代の2.5LはFF/4ATだったが、新型は2.5Lも4WD/CVTに改められた。プラットホームを共有するティアナに準じた改良と言える。個人的にムラーノの魅力は案外リーズナブルだという事に尽きる。ベースモデルの「250XL FOUR」は315万円だが、バイキセノンヘッドランプやVDC(ビークルダイナミクスコントロール)+ブレーキLSD、SRSサイド+カーテンエアバッグ等の安全装備も標準だし、サイドブラインドモニターと、バックビューモニターも先代に引き続き、標準で奢られる。当然、AWDシステムは日産自慢の「ALL MODE 4X4-i」を採用。2.5Lは残念ながら(?)4気筒エンジンだが、レギュラーガス仕様。燃費は10.15モード値で11.4km/Lを達成。1740kgのボディをもつSUVとしては良好な部類だろう。実車を見た感想としては、ボディ色の影響もあるがVWトゥアレグに近しい雰囲気を感じた。内外装の質感も含め、300万円台のクルマとして文句はない。エクストレイルに搭載されたクリーンディーゼルがムラーノにも用意されていたら「欲しい」と思ったのではないか。是非、今後の展開に期待したい。ボディサイズは全長4825mm全幅1895mm全高1700mmホイルベース2825mmと日本の路上ではかなり大柄な部類で、前述したVWのトゥアレグ(全長4755mm全幅1930mm全高1730mmホイールベース2855mm)とさほど違わないサイズ。ただし、あちらは同じくベースモデルで比較すると「V6 3.6L(605万円)」でも車両重量2260kgの超重量級だ。(10・15モード値も6.9km/Lで当然のようにハイオク。笑)約300万円安くて、520kgも軽量なムラーノ。日本の路上を走るならムラーノを買う方が正解だろうな...とVWファンの私でも思います。(価格的にはVWティグアン/360万円の方が近いがムラーノと競合するとは思えないね。)ちなみに、写真はベースモデルとなる「250XL FOUR」。ルーフレールレスなのと、フォグランプが装着されないことが目印になる。(フォグは標準にして欲しかった)機会があれば、試乗してみたいと思う。





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急転のクルマ選び〈続編〉 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/09/02 07:53:25 |
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