今年の年明け早々に発売されたASUSの「Eee PC 4G-X」で火がついたいわゆる「5万円パソコン」。私も大いに物欲を刺激されていた。ただ、4GBしかないSSDや解像度が800×480ドット(WVGA)に制限されることなどがネックで見送った。出張などで頻繁に飛行機を利用するため、待ち時間などで無線LANを使えるコンパクトな持ち運び用のPCを以前から考えていたのだが、なかなか希望の仕様に合致する商品が無く躊躇していた。しかし、秋冬商品のシーズンになってASUSも10型ワイド液晶(1,024×600ドット)とSSDではなく160GBのHDDを採用したネットブック「Eee PC 1000H-X」を発売。エイサーの「Aspire one」は8.9型ワイド光沢と画面サイズが小さいが、やはり160GBのHDDを搭載して価格も安い。しかし、両機種ともボディ剛性が弱い印象があることと、ローマ打ちではなく、「かな打ち」の私にとっては使い辛いキー配列が気になっていた。最終的にはオンキヨー(SOTEC)の「C1」とエプソンダイレクトの「Endeavor Na01 mini」に絞って検討した。デザインやボディ色に関してはオンキヨー(SOTEC)の「C1」が優勢だが、ボディの剛性感やよく練られたI/F配置とシッカリとしたキータッチが好印象だったので、エプソンダイレクトを選択。
マクドナルドから新発売された「クォーターパウンダー」を早速試してきた。米国では「ビッグマック」と並び“マクドナルドの顔”として高い人気を誇るハンバーガーらしい。この商品は11/28~関東圏のマクドナルド約1200店舗にて、「クォーターパウンダー・チーズ」「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」の2商品を先行発売する。「クォーターパウンダー」は、その名の通り、1/4パウンド(確か、1パウンドは450g程度でしたっけ。と言うことは、パティ1枚が112g。ダブルなら225gもあるんですね。)通常の約2.5倍のボリュームがあると言うビーフパティが特徴。オニオン、ピクルス、2枚のチーズにバンズを合わせ、ケチャップ、マスタードのシンプルな味付け。写真は「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」の方です。コレに比べたらビッグマックなんて普通に思えてきます。また、ズッシリとした手応えのあるパティは「食事」をしている...という気になります(笑)。ただ、個人的にはパティに対して、バンズが貧弱に思えた。もう少し肉厚なバンズを合わせた方がアメリカンな雰囲気が出そうな気がする。私は普段、一番シンプルな「ハンバーガー」もしくは「チーズバーガー」を注文する事がほとんど。今後は「クォーターパウンダー」と悩みそうです。
日産キューブがフルモデルチェンジした。事前のスクープ写真などを見ると、随分北米重視と言うか、バタ臭いデザインになったなぁと悲しんでいたんですが、実車を前にすると案外そうでもなく、正常進化と言っていいと思った。サングラスをかけたブルドックがデザインのモチーフらしいが、変にこだわらずプレーンな丸目にしてくれれば良かったのに...。キューブは先代の一番初期モデルがデザイン的には良かった。改良すればするほど崩れていったかな。新型もそういう意味では崩壊の延長線上かな。逆にインテリアは随分良くなった。先代はあまりにもチープで玩具のような質感のインパネにはガッカリされられだが、新型は価格相応の品質感を得たと言っていい。(価格以上だとは思わないが)今回からは海外でも売られることになったキューブだが、ボディサイズの拡大は最小限に留められた。事前の噂では3ナンバー化するとも言われていたが、実際は5ナンバーサイズ。(全長3890mm全幅1695mm全高1650mmホイールベース2530mm)残念なことに、車重は1200kg前後と決して軽いとは言えない。今回、1.5L(エクストロニックCVT)のみに絞られた背景には車重も関係しているだろう。コラムシフトが継承されたことはガッカリ。軽自動車を含め、コラムシフトからインパネシフトに移行する車種が大半だがキューブは何故コラムシフトに固執するのか。コラムシフトは動作フィールが「ガチャガチャ」するのでクルマ全体が安っぽく感じるし、シフトダウンなんかもやりづらい。私はコラムシフトと足踏み式パーキングブレーキはそれぞれ減点の対象にしている。新型キューブの一番の不満点は価格。どう考えても高すぎるのではないか。一番ベーシックな15S(2WD)で144.9万円~15G(2WD)191.1万円(e-4WDは+23.8万円)とティーダの1.5Lモデルよりも高価になった。また、ベースモデルの15Sと15X(153.3万円)はメーカーOP等に制約があり、思うような仕様がオーダーできない。恐ろしいことに、この2つのグレードには「バイキセノンヘッドランプ」や「SRSカーテンエアバッグ」もメーカーOPが出来ない。(不思議なことにVDC「横滑り防止装置」は全車注文可能)私が考える仕様で見積もりしてみると「15X Vセレクション」170.1万円にメーカーOPで269,850円分!!! (内訳は下記の通り)

新型のライフにいち早く100km程テストドライブすることが出来た。グレードはオシャレタイプと呼ばれる「パステル」(2WD/4AT)で114.4万円。ボディ色はバニラクレム。車重は820kgに対し、エンジンは52ps/7,100rpm 6.1kg-m/3,600rpmを発揮する。パワーウエイトレシオは15.8kg/ps。ミッションは電子制御4速AT(プロスマテック/ロックアップ機構付)を組み合わせる。MTやCVTは用意されない。先代のライフはレンタカーで何度も乗ったことがある。どの程度進化したのか興味があった。新型はとにかく、運転をし易くしたいというこだわりで筋が通っている。ガラスの面積や下端の低さ、バックカメラの採用など全てにおいて視界の良さ、ひいては運転のし易さに導いている。まず、運転席に座れば驚くほど視界が広く、クリア。まるで展望列車の最前列に座ったような感覚だ。それと引き換えにスタイリングの美しさは先代よりも後退した気がするが、軽自動車のあり方から言えば正論だろう。運転していても非常に清々しい気分で乗れる。写真の通り、生憎のドンヨリした曇り空だったが、キャビンは明るかった。印象深いのはキャビンの静粛性。アイドリング時は3気筒エンジン特有の微振動を完全に押さえ込めていない様だが、走り出してしまえば軽自動車としてはかなり優秀。相対的にタイヤノイズが目立っていた。また、CVTではなく先代同様4ATを採用してきたが、とても滑らかな変速に驚いた。燃費の面ではCVTに劣るのだろうが、やはりフィーリング面ではATに分がある。今回のテスト走行時では一番下の写真のように車載燃費計ベースで17.5km/Lを記録(10.15モード値 21.0km/L 達成率83%)していた。4ATだからと負い目を感じる必要もなさそうだ。サスセッティングは柔らかめでロールを否定しないタイプ。しかし、1.610mmの全高を考えればロール感も自然でグラッと傾いて不安になるような類ではない。タイヤサイズが155/65R13だが、個人的な好みを言えば1~2インチアップしたほうが良いかもしれない。もはや電動パワーステアリングも取り立てて違和感を唱えるような出来映えではなく、至って普通。油圧か電動か...の議論は時代遅れになりつつある。シートは軽自動車にしては珍しく(?)フロントよりもリヤシートの方が好印象。クッションの厚みがタップリあり、フルフラット機構を捨てた事と引き替えだ。最後に、新型ライフ最大のセールスポイントでもある「バックモニター」だが、画面サイズが4.3インチと小さめではあるが、全く不満はない。さすがメーカー純正で吟味された位置にカメラを設置しているだけあってとても見やすかった。ユーザーにとって有って困ることはないのだから、ライバルもどんどん標準で採用して欲しいものだ。新型ライフは地味だが、ライバルのワゴンRやムーヴと充分戦える内容に仕上がっている。ホンダのクルマについては辛口に見ている私ではあるが、ワゴンR・ムーヴ・ライフの3車の中であれば、ライフを勝者にしたいと思う。 




|
急転のクルマ選び〈続編〉 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/09/02 07:53:25 |
![]() |
![]() |
スズキ ジムニーノマド 39台目 ジムニーにロング5ドアが設定されたら買いたいと販売店にお願いしていた待望の「ジ ... |
![]() |
マツダ ロードスターRF 27台目 ロードスターRFの30周年記念車。一度は落選になるも、次点(キャンセル分の繰上 ... |
![]() |
トヨタ GRカローラ 40台目 2022年/2023年のメーカー抽選に落選し、いつかは買いたいと思い続けていた ... |
![]() |
トヨタ GRヤリス 38台目 1年以上の長納期の末に納車された進化型「GRヤリス」。8速ATの「GR-DAT ... |