











トヨタは「ウィッシュ」をフルモデルチェンジした。2003年1月にホンダ・ストリームのパクリ車として発売した初代ウィッシュ。予想通り(?)大ヒットを飛ばし累計販売台数は55万台を突破。今回6年以上のモデルライフを全うし2代目へスイッチした。目玉としては「バルブマチック」を搭載したエンジンを全車に採用。Super CVT-iと組み合わせることで、従来型車に比べ燃費を最大15%向上させた。また、S-VSC(ステアリング協調車両安定性制御システム)やSRSサイド&カーテンシールドエアバッグを全車に標準装備するなど、安全装備の充実は評価されるべき項目。「バルブマチック」搭載のエンジンは既にノア/ヴォクシーから2.0Lエンジンで展開されているが、今回は1.8Lにも「バルブマチック」を拡大搭載してきたことがニュース。2ZR-FAE型1.8L(NA)エンジンは144ps/6400rpm 17.9kg-m/4400rpmを発揮する。1,360kg(FF)のボディには充分なパワーだろう。10・15モード値は16.0km/L。全長4590mm全幅1695mm全高1590mm(1.8X/2.0G)と今回も5ナンバーサイズをキープ。スポーティ(?)な1.8Sや2.0Zはフェンダーの膨らみやエアロパーツによって1720~1745mmの全幅となる。気になる価格は1.8X(2WD/Super CVT-i)184万円~2.0Z(2WD/Super CVT-i)248万円となっている。スタイリングはキープコンセプトなのだろうが、相変わらず退屈で無駄に手数の多いトヨタデザインが炸裂していて個人的には不快。まぁごく一般的なユーザーにとってはむしろトヨタ的安心感を与えるのでしょうか。月販目標台数はこの不況下でも強気に6000台/月。確かに最新のエンジンやミッションで燃費も良く、他社ならメーカーOPになってしまう安全装備を標準で設定し、扱いやすい5ナンバーサイズでソコソコ低価格。それなりに売れてしまうオーラは感じますね。最近、日本車のステーションワゴンが絶滅危惧種に指定されている中で、ウィッシュに2列シートの安いグレードがあれば面白かったのに。安普請なパッソ・セッテを買うよりはウィッシュを買うべきでしょうね。私はマツダ・プレマシーか日産・ラフェスタを選びますけどね。


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急転のクルマ選び〈続編〉 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/09/02 07:53:25 |
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