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遅くなってしまったが、プレマシーの事を拾っておく。マツダは「プレマシー」をマイナーチェンジ。目玉は高効率な直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」と6速オートマチックトランスミッション「SKYACTIV-DRIVE」の2つの「SKYACTIV技術」を2WD車の主力機種に搭載し、ミニバンクラスではトップとなる16.2km/Lの低燃費を実現した。その他、最上級機種の「20S-SKYACTIV Lパッケージ」に、ハーフレザーシートやピアノブラックで加飾したセンターパネル、高輝度塗装を施した17インチアルミホイールなどを装備し、上質な内外装と設定した。「SKYACTIV技術」搭載車には、TFTカラー液晶を採用した「SKYACTIV」専用メーターを設定し、インテリアの質感を高めた。ボディ色には既存の5色に加え、新たに「ジールレッドマイカ」、「ジェットブラックマイカ」、「メテオグレーマイカ」の3色を追加した。
改良後の「プレマシー」は2WDが4グレード。4WDが2グレードの合計6グレード展開。4WDは相変わらず古臭いポート噴射エンジンと4ATのまま放置。2WDはベースグレードの「20CS」が従来型の直噴エンジンと5ATを組み合わせる。それ以外は「SKYACTIV-G 2.0」と6ATの「SKYACTIV-DRIVE」を採用する。まぁ言ってしまえば、これが本命であり、コレ以外は買うべきではないと思う。特に4WDはオススメできない。
トップグレードの「20S-SKYACTIV Lパッケージ」でも235.2万円と比較的リーズナブルに抑えられた。安全装備や快適装備もしっかり充実し、見た目にもエアロパーツや17インチアルミまで装着される。結構お買い得なモデルだと思う。
残念ながら、「SKYACTIVテクノロジー」は「ディーゼルエンジン」に話題が集中してしまい、ガソリンエンジンやミッションに対する評価はイマイチの様で、今回の改良でどの程度プレマシーのセールスに上乗せが期待できるか判らないが、個人的にはもう少しプレマシーの評価が高まることを期待したい。少なくとも、日産で「プレマシー」のOEM車「ラフェスタ・ハイウェイスター」を買うのならば、是非本家マツダのお店から買って欲しいものだ。