スバルはデトロイトショーで新型「WRX STI」を発表した。今回のモデルはインプレッサから独立し「スバル・WRX」と呼ぶ専用車種となった。(正確に言えば、先代も途中から静かにインプレッサの冠ネームを外していたのだが。)ただし、新型もインテリアやボディの基本骨格はインプレッサと共用するため、私の目にはスバルが言う程に違う車種には感じないのが惜しいところ。どうせならもっと思い切ってスタイリングを変えれば良いのに。特に、前出ししたAピラーの弊害で三角窓が出来ているのがイマイチ。スポーティなクルマには不似合いだと思う。ちなみに、この「WRX」のフェイスをベースにワゴン化したのが「レヴォーグ」と理解すると合点がいく。そう言えば、なんで「レヴォーグ」は歴代レガシィの様にDピラーを黒塗する「ヒドゥンピラー」にしなかったんだろう。日本国内向けなんだとすれば、「ヒドゥンピラー」の方が喜ぶスバリストが多かったと思うが。


ゴルフのワゴンボディ版「ヴァリアント」が日本市場でも新型へ移行した。新型ゴルフと同様に、フォルクスワーゲンが推進する新世代モジュール「 MQB (モジュラートランスバースマトリックス)」を全面的に採用したのが特徴。ボディサイズは全長が4575mm(先代比+30mm)、全幅1800mm(同+15mm)、全高(ルーフレール含まず)は1485mm(同-45mm)。ホイルベースは先代から+60mmも延長されて2635mmとなった。ザックリ言えば、先代よりも「ワイド&ロー」になった。マツダ・アクセラスポーツ(5HB)の全長が4460mmである事を考えれば、Cセグメントのワゴンボディとしては比較的コンパクトに仕上がったと思うべきだろうか。


先日、初めてレンタカー業界の「LCC」とも言うべき「中古車レンタカー」を利用してみたので、軽くインプレッションを。新千歳空港をターゲットに営業する「クイックレンタカー」さんを利用した。新千歳空港からの往復送迎もコミコミの状態で、24時間・2000円(キャンペーン価格)と言う激安価格。これに免責補償オプション(1000円/24時間)を加えても3000円でOK。今回、旅の相棒として割り当てられたのは「カローラ・フィールダー」の初代かつ初期モデル。あまり詳細な確認はしなかったが、後席のヘッドレストが2つだったので、2000~2001年のモデルと判断した。グレードは(恐らく)1.5LのX"Gエディション"の4WD/4AT。しかし、一部仕様がカタログと違うので特別仕様車かもしれない。13年落ちと言う年式だけでなく、走行距離は15.2万キロを超えており、軽く驚いた。折しも、大寒波が北海道へ到来しており千歳市は気温マイナス13度の酷寒状態でレンタカーを借りたので、細かい仕様の調査はともかく、無事に目的地へ到着するのだろうかと不安を感じながらのスタートとなった。
話題のスズキ「ハスラー」に早速試乗してきた。グレードはトップグレードの"X"(NA/FF/CVT/2トーン)で価格は141.1万円である。私の希望は、ターボの4WDだったのだが贅沢は言うまい。ボディ色はサマーブルーメタリックにホワイト2トーンルーフ仕様。個人的には一番ハスラーに似合う色だと思う。東京モーターショーでハスラーの実車と初対面をした際に「これは売れそうだ」と直感していたが、今回のテストを経てそれは確信に変わった。税金や保険が安いから...燃費が良いから...ではなく、単純に「ハスラーが欲しい」と指名で選ばれる軽自動車になりそうだ。これまでの軽自動車では購入を躊躇していたダウンサイザー予備軍をガッチリと獲得する事だろう。実際、ハスラーの受注はかなりハイペースの様で、既に年度内の納車は厳しくなっているとか。特に、ターボエンジン+2トーンルーフ仕様車は元々生産量が限られていたのに対し、初期受注ではかなりのウエイトを占めているお陰で奪い合いになっているらしい。スズキの販売店では新年の初売りセールから「ハスラー」目当ての来店客が殺到し、珍しく(?)店内がごった返したとか。やはり、商品に魅力があればおのずと客はやって来ると言うことだろう。まぁ私もその一人。発売直後にいてもたっても居られず、スズキへ出かけてしまった。
あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。転勤で仙台に来てから二度目の正月となり、改めて時間の流れは早いものだと感じてます。例年になく多忙な日々を送っており、ブログの更新も滞り気味。当面はその傾向が続きそうですが、チマチマと書いていきたいと思います。

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急転のクルマ選び〈続編〉 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/09/02 07:53:25 |
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