新型「コペン・ローブ」に試乗する事が出来た。しかも、5MTとCVTの両方が試乗車として用意されていたのは想定外だった。もちろん、私は5MTをチョイスしたのだが、試乗車としてひっきりなしに稼働しているのはCVTばかり。どうやらMTは人気が無いらしい。私が乗った時点で、MTモデルのオドメーターは僅か35km。この状態じゃ、MTモデルの方が2万円高価でアイドリングストップが省かれる事に文句を言っている場合では無い。MTモデルが設定された事を感謝しなければなるまい。そういう時代なのね.....。


いよいよ2代目「コペン」が発売された。随分待った様な気もするし、あっと言う間だった様な気もする。いずれにしても、一時は絶たれていた軽スポーツのジャンルに改めてダイハツが「コペン」を投入してくれた事には素直に感謝をしたい。そして、色々な議論を呼んでいた新型「コペン」のデザインについても、当初から言われていた「ローブ」と「Xモデル(クロスオーバー風)」に加えて、来年の年央(丁度1年後って事ですかね...)に、初代「コペン」を意識した様な「丸目」のファニーフェイスを「第3のモデル」として発売する事も発表した。これで初代派(?)の皆さんも安心したのでは無いか。もちろん、私もその一人である。確かに「ローブ」のデザインも当初よりは見慣れてきたお陰で、「これはこれでアリかも知れない」と思える程度には評価も高まってはいたところだが、やはり「丸目」のファニーフェイスの方が断然良い。まぁあと1年待てば、「S660」や「ロードスター」も見えているでしょうから、色々悩んで決めるのも悪い話では無い。柔軟かつ素早いタイミングで新しいフェイスを投入出来る事こそ、新型コペンが提唱する「DRESS-FORMATION」のメリットなんだろう。私は個人ユーザーが自宅で「着せ替え」をするというのはあまり現実的では無いと考えており、「DRESS-FORMATION」の真の狙いはダイハツが新型「コペン」の商品力を末永くキープするための手段(頻繁に異なるデザインを投入可能)と理解している。逆に言えば「ローブ」のデザインも新鮮味を失った時点でレギュラーモデルとしての販売が終わる可能性もある。今後の展開に期待をしたい。




以前から、マツダはアテンザ・アクセラ・CX-5に搭載して人気の新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」よりもコンパクトで経済性に優れるエンジンを開発中と噂された来たが、マツダは公式なリリースとして、新開発の小排気量クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」を今年中に発売される新型「デミオ」に搭載する事を発表した。


日産は「スカイライン」にターボチャージャー付ガソリンエンジンを搭載した「スカイライン 200GT-t」を追加した。先行して登場していた1モーター2クラッチ方式のハイブリッドシステムにV6-3.5Lエンジンを組み合わせたモデルよりも低価格ゾーンを担う。日産は「次世代ターボチャージャー付ガソリンエンジン」と呼ぶこの新ユニットは、メルセデスから供給を受けるダウンサイジングターボエンジンで、最高出力は211psを発揮しつつ、JC08モード燃費で13.6km/Lを実現した。「ハイブリッド」で話題となった「ダイレクト アダプティブ ステアリング」は、今秋にメーカーオプションで追加される予定。当面は電動油圧パワーステアリングのみの展開となる。ガソリンエンジンモデルの販売目標台数は200台/月。ハイブリッドモデルも200台/月だったから、合計で400台/月。まぁ発売当初はそれなりに売れるだろうが、モデルライフ全般で言えば、そんなものかもしれないね。価格は383.4万円~456.8万円。ちなみに、ハイブリッドモデルが449.6万円~553.7万円だから、内容を考えるとガソリンモデルは安くない。個人的には300万円台の前半位かな...と勝手に想像していたから驚いた。

ダイハツは6月19日に2代目コペンを発表する。私のところにも簡単なディザーパンフレットが届いたので情報掲載。まぁ既に雑誌・Web等の媒体で流れているモノと同じソースなのでサプライズは無い。初代のファニーで少しクラシカルなスタイルは継承せず、全く新しいスタイリングに挑戦。まぁ初代「コペン」を気に入っていた層にこのデザインを理解させるのは時間がかかるだろうが、新しいユーザーをどれだけ獲得出来るのか。それが2代目コペンの成否を分けるポイントだろう。初代コペンはダイハツにとってビジネス的に決して成功とは言えなかったのだろう。イメージリーダーとしてある程度の貢献はしただろうが。ダイハツが盛んにアピールするコペンの「着せ替え」も、真の狙いは2代目コペンのモデルライフ中で容易にイメージチェンジ(樹脂パーツのデザイン変更)を可能とする事で新鮮味をキープしようとしているのでは無いか。狭い日本の家屋事情を考えれば、簡単に外板パーツを交換するとは思えない。まぁいずれ明らかになる事だから、あまり邪推はすべきでは無い。


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急転のクルマ選び〈続編〉 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/09/02 07:53:25 |
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