![[24台目の愛車が納車に]マツダ・デミオ XD"MID CENTURY" 6AT/2WD [24台目の愛車が納車に]マツダ・デミオ XD"MID CENTURY" 6AT/2WD](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/037/034/419/37034419/p1m.jpg?ct=6590eb916915)
若い頃に比べ記事をアップするのが遅くなったのは体力の問題か、それともクルマに対する情熱の問題か。ようやく、今回のマイカー総入替えについて最終章までたどり着いた。決してじらすつもりは無いのだが、かなり日数がかかってしまった。
さて、写真を見ればお分かりのとおり、私の
24台目となる愛車は現行型のマツダ「デミオ」である。
先日アップした
「デミオ」の試乗インプレッションは、契約前の最終確認を兼ねたドライブであった。
今回チョイスしたグレードは特別仕様車の「MID CENTURY」。レッドの内装が特徴的なモデルである。エンジンは1.5Lのクリーンディーゼルターボで、2WD/6AT。当初予定では4WDを買うつもりであったが、気に入っていた特別仕様車「MID CENTURY」が11/末で生産中止となり、既に4WDの生産枠は完売。特別仕様車に限定するならば、選択肢はおのずと2WDに絞られた。(2WDも残り数台と言う状況だったと聞いている)
私に与えられた選択肢は三つ。(1)グレード変更(通常グレード:XDツーリング)して4WDを買う。(2)特別仕様車を優先して2WDに妥協する。(3)今回は「デミオ」に縁が無かったものとして他のクルマを買う で悩んだ訳だが、今回は(2)特別仕様車の2WDを選択し、4WDは妥協する事にした。こういう妥協的な選択は過去にあまり経験が無い気もするが、今回は自分の中で次期愛車は「デミオ」と決まっていた様に思う。まぁ念のため(?)MC後のスバル「XV」なんかも見に行き簡単な試乗もしたが、結局真剣な検討に入ることもなく、商談は「デミオ」一本であった。
そもそも特別仕様車「MID CENTURY」が何故11/末で生産中止になったかと言えば、「デミオ」が12/24に発表済の一部改良を控えてのもの。エンジンのノック音を抑制する「ナチュラル・サウンド・スムーザー」の標準装備化と、新たに「DE精密過給制御」を施しエンジンのレスポンス向上が盛り込まれるなど、クルマ好きとしては決して小さくない改良内容であったが、「MID CENTURY」に相当する改良後の特別仕様車「BLACK LEATHER LIMITED」が私の嗜好する内容では無かったので、納得して改良前モデルをオーダーした次第。まぁいつもの私ならば、改良後のパワートレーンを優先して選択するはずだが、今回は結局のところ、特別仕様車のレッド内装が最も強い決め手だったのだろう。
私が購入した「デミオ」は車両本体価格が199.8万円。メーカーOPでセーフティパッケージ(ブラインドスポットモニタリング・リアクロストラフィックアラート・ハイビームコントロールシステム・車線逸脱警報システム)を加え+86,400円。更に特別塗装色であるソウルレッドプレミアムメタリックの+43,200円を加えると212.7万円。諸費用と販売店OPを加え総額245万円となった。改めて、先代までの「デミオ」のイメージで考えると安くはない金額であるが、内容を考えるとむしろバーゲンプライスだと感じている。現時点で5ナンバーサイズのコンパクトカーにこれ程先進的なデバイスやパワートレーンを凝縮・搭載したクルマは皆無と思う。あえてライバルを挙げるならVW「ポロ」かトヨタ「アクア」になるだろうが、私の中では「デミオ」の圧勝。やはり、燃費の為に我慢(違和感)を強いられるトヨタ方式のハイブリッドは私の肌には合わない。また、「アクア」のあまりにも安普請で違和感のあるインパネデザインもNG。価格も一見手頃に見えるが、パッケージオプションが多数あり、最低限必要と思う追加装備を選ぶだけでも結構高額になるのは不誠実。どうしてもトヨタのハイブリッドを買うならば、3~5年落ち位のプリウスかカローラを中古でお安く買うのが賢い経済車の選び方ではないか。
VW「ポロ」は欧州で「デミオ」のガチンコライバルになるだろうが、低速域や坂道発進等で顔を出すDSGの違和感とド安定で退屈な走りが私の好みではない。まぁ昨今はVWが不正問題で揺れているタイミングでもあり、"超"大幅値引きを期待して強気の商談に臨むのも悪くはないが、心情的に選びにくいのも事実。既に登場(2009年)から約6年が経過したモデルでもあり、次期モデルに期待したいところ。
さて。「デミオ」が納車になって約二週間が経過したが、まだ近所をウロウロしただけで、ファーストインプレッションを語る事は出来ない。更に季節柄、スタッドレスタイヤを履いた状態での納車であったから、真の実力は来春以降のお楽しみ。これまで約300kmを走ったが、メーター上の平均燃費は18.7km/Lと表示されている。渋滞こそ少ないが、一般道100%の数値としてみれば大したもの。燃料代の安い軽油であることを加味すれば並のハイブリッド車は不要だろう。
一部改良後のモデルがエンジンの改良によって、どの程度走りが変わったのか気にはなるが、現時点で大きく問題となる様な悪癖もなく、もともと騒音には寛容なタイプなのでこれ以上静かになって欲しいとは思わない。折角のディーゼルエンジンなんだから、ガラガラ…と特有のサウンドが聞こえて当然であり、無理をしてガソリンエンジンを装う必要はないと思うが、世の中の反応は違うのだろう。メーカーも大変だ。
取り急ぎ、ブログ掲載用の写真を撮影したが、なかなか綺麗なデザインのクルマだな...。と再確認している。最近のマツダ車はどれもデザインに力をいれており、ソウルレッドプレミアムメタリックのボディ色と、大径タイヤでビシっと締める手法も基本的に共通である。(アテンザやアクセラはタイヤのインチが下がるベースグレードではデザインの完成度が落ちる様に感じるが、デミオは185/65R15タイヤを履くベースモデルでもデザインは崩れていない)CX-5・アテンザ・アクセラ・CX-3はどれもカッコイイとは思うが、自分の愛車として迎えるには躊躇がある。やはり、ボディサイズが大きなクルマはイマイチ好きになれない。日本の道路で乗るには一番丁度良いサイズの「デミオ」。今回の選択が間違っていなかった事を期待し、まずは年末年始にかけて長距離を走ってみたいと思う。

Posted at 2015/12/24 20:51:40 | |
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