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2017年08月27日 イイね!

[マイナーチェンジ]スズキ・SX4 S-CROSS フロントデザインを一新

[マイナーチェンジ]スズキ・SX4 S-CROSS  フロントデザインを一新スズキ「SX4 S-CROSS」がフェイスリフトしてから既に2カ月が経過。他にも色々と取り上げたいクルマがあるんだが、どうにも追いつかない....。さてさて。
スズキ「SX4 S-CROSS」だが、フェイスリフト前のモデルも正直じっくりと見たことがないレア車。過去存在した「スプラッシュ」と同様にハンガリーのマジャールスズキで生産され、輸入車として販売されるクルマ。先日1.4Lターボを追加した「エスクード」と同様である。
今回の改良ではミッションをCVTから6速ATに変更した事は大きい。しかしエンジンは1.6Lの直4(NA)のみ。2WDの206.2万円と4WDの227.8万円が用意される。最低地上高を+20mm嵩上げして185mmとなったのは興味深い。
やはり、ガラっと変わったフロントフェイスに目が行くが、まぁ日本市場で熱烈なファンを増やす要因にはならないだろうね。個人的にはチト「気持ち悪い」とすら思うデザインだ。海外ではコレが受けるんだろうか.....疑問。
現行「エスクード」と「SX4 S-CROSS」は最近のスズキ車のデザインとしては正直失敗作だと思う。乗ればそれなりに走るクルマだとは思うが、それ以前に乗りたいと思わせる魅力に乏しい。特に、「SX4 S-CROSS」には衝突回避支援システムの類が一切装備されないのは時代遅れ。エアバッグも運転席・助手席のフロントのみ。コレを買うなら、スバル「XV」を素直に買うべきだろうね。
スズキ「SX4 S-CROSS」の販売目標台数は年間で600台。月販だと50台...。まぁスズキ関係者向けってことなのかな。興味本位、怖いもの見たさ(?)で一度試乗してみたい。

↓フェイスリフト前のモデル。路上で見た記憶がない....。
Posted at 2017/08/27 22:57:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ
2017年08月15日 イイね!

[試乗インプレッション]BMW・2シリーズアクティブツアラー 追加テスト実施。

[試乗インプレッション]BMW・2シリーズアクティブツアラー 追加テスト実施。前回BMW「2シリーズアクティブツアラー」の市街地インプレッションを投稿したが、今回はその続編。やはり欧州車は長距離を共にしないと判らないことも多い。
前回の記事を投稿後、「先日は混雑した市街地の試乗でクルマの実力を発揮していない。改めて長距離を走ってみませんか?」と嬉しいご提案を頂いたので、急遽追加テストを実施した。コースは高速道路と峠道を含むワインディング・ロード中心の約300km。近年私が評価コースとして設定する定番ルートである。
今回テストしたモデルは「218d アクティブツアラー」でグレードは「スタンダード」。価格は384万円(税込)。これにプラスパッケージ(154,000円)+コンフォートパッケージ(162,000円)+パーキングサポートパッケージ(147,000円)の3点が追加され合計430.3万円にも達するから、心情的に「スタンダード」と呼ぶにはチト抵抗(笑)がある価格。
ボディ色は定番の「アルピンホワイトIII」。ズングリとしたスタイリングは一目惚れする様なイケメンではないが、見慣れてくると「悪くない」と思わせるものはある。
「218d アクティブツアラー」のサイズは全長4350mm全高1550mm全幅1800mmでホイルベース2670mm。車重は1500kg。個人的に身近なマツダ「アクセラ・スポーツ」と比較すると12cm短く、80mm背高で全幅は5mmワイド。道路上ではまぁ似たサイズ感だろうか。パッと見た印象より実寸はコンパクトで国内でもギリギリ実用的なサイズ。最小回転半径も5.5mだから、終始取り回しに困ることはなかった。
エンジンは2.0L直4ディーゼルターボ。150ps/4000rpm 33.7kg-m/1750-2750rpmに8ATを組み合わせる。ガソリンモデルは1.5L直3ターボエンジンで136ps/4400rpm 22.4kg-m/1250-4300rpmに6ATの組み合わせだから、スペック上ディーゼルのアドバンテージは大きい。更に言えば、ガソリン+21万円でディーゼルエンジン搭載車が買える。正直ガソリンモデルは買いづらい。
この日は台風の影響で気温37度を超える猛暑日だったせいもあるが、エアコンの効きが弱く感じた。
エンジン始動から約2時間MAXモードで車内を冷却したが、キンキンに冷えて来る印象がなかった。
直前まで乗っていた我が「デミオ」は直ぐに冷えていたから特にその差を感じた。エアコンの能力だけでなく、窓側の右腕が常にジリジリと熱く感じていたから、窓ガラスの断熱性が弱い可能性もある。
前回テストから日が浅いので、早速高速道路に。結論から言えば期待以上の「水を得た魚」。延々と高速道路を疾走する姿はこのクルマのハイライト。
ディーゼルエンジンはトルクに余裕があるから、100km/h巡航なんて朝飯前。ステアリングも市街地では軽めの印象だったが、高速では適度な手応えと落ち着いた反応で疲れないタイプ。高速レーンチェンジも背高クルマとして余計な揺り返しが少なく、スパッといなす様は流石。
市街地で硬めに感じた足回りも高速ではフラットな印象へ変化。ブレーキの効きも申し分ない。総じてドライバーに余計な緊張感を与えない。こういうクルマは長時間・長距離でも疲労感は少ない。
但し、個人的な好みを言えば、直進安定性はもう少しビシッと高いのが好み。FRが大半のBMW各車に似せた味付けかもしれないが。
残念なのは、最近流行の追従型アクティブ・クルーズ・コントロールは別オプション設定でテスト車は非装着。(アドバンスド・アクティブ・セーフティー・パッケージ+13万円)もはや常識的な安全装備だから、このクラスのクルマは標準装備とすべきだ。
高速道路の次はワインティングへ。ハイトの高いタイヤ(205/60R16)を装着し、全高も国内仕様は機械式立体駐車場を考慮し、ローダウン(Mスポーツサス)して1550mmである。まぁ見た目からワインディングを喜々として走り込む類で無いのは明らか。これを理解の上でコーナーに飛び込めば、そう期待を裏切られるモノではなかった。軽快なコーナリングとは言えないが、だらしなく腰砕けになる事は無く、結構限界は高い。CBC(コーナリング・ブレーキ・コントロール)が作用したかもしれないが、明確な体感は出来なかった。ブレーキも信頼出来るからソコソコ楽しめた。
ステアリングはこのジャンル中ではクイックな部類。シフトレバー前方のドライビング・パフォーマンス・コントロールを「スポーツモード」にすると、アクセルレスポンスが鋭くなり、シフトタイミングがやや高回転側へ変化。残念なのはパドルシフトが無いことだ。
このクルマの最も残念なポイントは欧州車にしては小振りなシート。ワインディングではシートのサイドサポートが不足で真っ先に音を上げる。グレードが「Mスポーツ」になるとスポーツシートが奢られるから少しは印象が変わるだろうか。
このクルマは四方の視界が割と開けていて運転し易いのは美点。ドアミラーもサイズこそ小振りだが可視範囲に不満はなかった。バックモニターが鮮明でとても見易い事も特記しておく。一方、ETC内臓のルームミラーはもう少しミラー面積が大型だと良い。社外品のワイドミラーは取付けに苦労しそうな形状なだけに尚更だ。
燃費はトータルで17.1km/Lを記録。かなりアクティブに走り込んだ結果としては立派。単価の安い軽油でこれだけのパフォーマンスを発揮するのだから、ランニングコストに文句はない。
これまでの経験からティーゼルエンジンはアイドリングストップ(停止・再始動)時の振動やノイズが大きいと感じていたが、このエンジンは静かに停止・再始動するのは流石バイエルンエンジン製造。市街地走行時は終始繰り返される動作なだけに、マツダはこの点について更なる改善の余地があるのは否めない。
このクルマの「売り」であり、FFを採用した最大のメリットである室内空間について少しだけ。標準状態でも充分に広い荷室を備えるが、後席の前後スライドに加え、40:20:40の分割可倒式も可能。段差のないフラットな荷室が自由自在に作れるから、状況に応じ多様な使い方が出来る。過去のBMW車とは隔世の感すら感じる部分。
惜しいのは荷室優先の結果、前席同様に後席座面の前後長が短く、床から座面までの高さも不足気味。このあたりは「駆けぬける歓び」を追い続けたBMWとして経験不足を感じさせるところ。荷室より後席居住性重視の方は要確認である。
細かい話で恐縮だが、前席カップホルダー(シフトレバー後方)が浅いのか500mlのペットボトルがしっかりホールドされない。ペットボトルが倒れることは無かったが、今後早めの改良を期待したい。
さて。そろそろ結論を。
前回の市街地テストに比べ、長距離テスト後の印象は予想以上に好転した。週末になるとキャンプ・BBQ・釣り・自転車等のアウトドアグッズを満載し遠方へ移動する様なアクティブなライフスタイルを楽しみながら、クルマとしての品質感も重視する方には貴重な選択肢。我が家も含めクルマ選びに意外と苦労する子供のいない夫婦世帯(DINKS?)にも割とハマる気がする。
一方、おおよそ必須となるメーカーオプションを加えると400万円を簡単に超える車両価格に対し、垢抜けしないスタイリングや改善の余地があるシート等に加え、既に市場で結果の出ている壊滅的なリセールを考えると、手放しで「買い」とは正直言い難い。個人的な評価だが、このクルマのベースラインが300万円位ならば、もっと評価されるクルマになりそう。それ故、現状の乖離幅は小さくない印象だ。
残念ながら、BMWの高級・スポーティなブランドイメージから連想される判りやすい価値観はこのクルマにはあまり有効に働いておらず、価格の相対評価を厳しくさせるのではないだろうか。現状では相場が大暴落している認定中古車が間違いなくお買い得。長く乗るつもりなら面白い選択肢だ。
ある意味、国内では最も難しいジャンルにBMWは挑戦したと言える。過去VWも同ジャンルに「ゴルフ・プラス」を導入したが、セールスは惨敗。現在は輸入中止している。(本国ではフルモデルチェンジし「ゴルフ・スポーツバン」として販売中)是非、BMWには今後も改良を続け、価格との整合性を高めて欲しい。
国内ではメルセデス・ベンツ「Bクラス」とシトロエン「C4ピカソ(5名乗り)」が数少ないライバルになる。機会を見てこれらもテストしてみたい。




Posted at 2017/08/13 20:13:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗インプレッション | クルマ
2017年08月06日 イイね!

[試乗インプレッション]BMW・2シリーズアクティブツアラー 乗り比べてみた。

[試乗インプレッション]BMW・2シリーズアクティブツアラー 乗り比べてみた。 最近街中でBMWの「2シリーズ・アクティブツアラー」と「グランツアラー」を結構な頻度で目撃する様に感じてている。勝手に「不人気で売れないクルマ」と思い込んでいたので、俄然興味を持ち始めたクルマ。
2014年10月の発売当初は2列5人乗りの「アクティブツアラー」に1.5Lの3気筒ガソリンターボエンジン+6ATがメインのラインナップだったが、2015年5月には3列7人乗りの「グランツアラー」と、2.0Lの4気筒ディーゼルターボを追加。その後、2016年1月にはプラグインハイブリッド「225xe アクティブ ツアラー」を追加。更に2017年1月には2.0Lディーゼルターボと4WDを組み合わせた「218d xDrive」を追加と、年々ラインナップを拡大。今やBMWのエントリーモデルとして堂々主役を張る勢いである。
古い価値観に縛られていると、FRじゃないBMWなんて....と評価の対象にすら上らない可能性もあるが、メルセデスベンツもエントリーモデルはFFモデルがズラリと並ぶ昨今。駆動方式やエンジンの気筒数でステータスや価値観を推し量るのは時代遅れ。既にシルキーシックスなんて死語になりつつある。
国産モデルを見渡せば、どれも3列シート+スライドドアでマッチ箱の様な四角いクルマばかり。おまけにギラギラしたメッキグリルの仏壇フェイスで統一となれば、輸入モデルにオルタナティブを求めたくなるのも判らなくはない。スライドドアはそろそろ卒業だが、今更セダンには戻れない層にとってはリアルな着地点なのかもしれない.....。ならばちょっと「真面目」にこのクルマを夏休みの自由研究として試してみようかと思い立った。今回は更にガソリンとディーゼルエンジンの乗り比べも同時にさせて頂くことが出来た。
まず最初に乗ったのはディーゼルエンジンの「218d アクティブ ツアラー」でグレードは最もベーシックな「スタンダード」。価格は384万円。更にパッケージOPが幾つか装着され約420万円との事。直感的に「割安感」は無い。
車外では割と盛大にカラカラカラとディーゼル特有のエンジン音が聴こえるが、車内はまずまず静寂が保たれる。アイドリング時の微振動も皆無ではないが、抑え込まれている方。インテリアは駆動方式に関わらず、最新のBMW流儀に沿ったもの。正直、BMWは全般的に価格帯から期待される判り易い高級感に富んだインテリアではないと思うが、奇を衒わず落ち着いたトーンでまとめられていて居心地は良い。
エンジンは150ps/4000rpm 33.7kg-m/1750-2750rpmを発揮するから、1500kgの車重でも不足はない。ミッションは贅沢な8ATを奢る。細かなステップを刻みながらエンジンは低回転域を保ち加速していく。ドライビングパフォーマンスコントロールを「スポーツ」に変えるとグッとアクセルレスポンスが鋭くなり、加速力が増す。まぁこのクルマに「スポーツ」モードが必要なのかは各人の好みの部分。惜しいのはパドルシフトがない事か。勿論シフトレバーでマニュアルシフトは可能。
205/60R16のランフラットタイヤと、日本の駐車場事情にあわせ、全高を1550mmに抑えるために装着されたダウンサスの影響か、しなやかな乗り心地とは言いにくい。ガツガツ堅いというよりも、突っ張るような堅さが印象的。更に言えば、VWゴルフ的な「矢の様な直進安定性」は感じられない。タイヤを国産銘柄に変えるとどうなるか検証してみたいところ。
思いの外、ステアリングが軽いのに驚いた。最近はBMWもステアリングが軽くなっているとか。個人的な好みはもう少しズッシリ重い方が安心感を感じるが、まぁ慣れる範囲だろう。
総じて運転しやすいクルマと言う印象。BMWの言う「駆け抜ける歓び」をどう解釈するかだが、一般的なクルマ好きにとって刺激を感じるクルマではないのは外観の印象と一致する。
荷室は後席を倒すことでフラットになるタイプ。40:20:40で分割出来るから、使い方次第で色々と積めるクルマ。但し、欧州車の常で横幅はそれなり。ゴルフバッグのサイズ・形状次第では横積みが出来ない事もありそう。
次に乗ったのはガソリンエンジンの「218i アクティブツアラー」でグレードは「Luxury」。価格は413万円。こちらも更にパッケージOPが幾つか装着されているとの事。ブラウンの本革シートや木目調のパネルで華やかなイメージ。個人的に、このクルマには「Mスポーツ」よりも「Luxury」の方がお似合いだと思う。
ミニと共通の1.5L3気筒ガソリンターボエンジンは136ps/4400rpm 22.4kg-m/1250-4300rpmを発揮し、車重は1460kg。2.0Lディーゼルターボよりも明らかに低出力だから、ガソリンモデルの走りはそれなり...と思っていたが、結構活発で軽快。ミッションは6ATでディーゼルの8ATに劣るが、マッチングも悪くないからメリハリの利いた走りで好印象。但し、アイドリング時に車体がプルプル震えてしまうのは3気筒特有の症状で、正直BMWのブランドイメージに相応しくないもの。要改善である。
価格表を見ると、ガソリンに対してディーゼルは+21万円。(Mスポーツは+23万円)燃料代と購入時の減税メリット等を考慮すると、ガソリンを選びにくいのは事実。セールスもディーゼルが中心とか。
今回はどちらも市街地中心のテストだったため、ドイツ車の得意分野である高速道路や長距離走行は試せていない。恐らく、ディーゼルの優位性が発揮されるのも高速道路や長距離走行だろう。
そろそろ結論を。
BMW初の「FF」モデルとしてリリースされた2シリーズ・アクティブツアラーは、正直VWの様にFFを造り慣れたメーカー製のモデルに比べると粗削りな部分もあり、未成熟さを感じさせた。一方で、3・5・7シリーズの様な堅苦しいヒエラルキーに属さず、割と自由奔放で実験的なキャラクターは従来のBMWにはなかったものであり、新たな顧客層の取り込みに成功しているのかもしれぬ。国産車でライバルを探せば、トヨタ「プリウスα」やホンダ「ジェイド」辺りだろうか。
しかし、それなりに高価な価格(どちらも400万円超)をスンナリと腹に落とす程の強い商品力を実感できなかった。期待していたディーゼルエンジンも、マツダの1.5L/2.2Lディーゼルエンジン+6ATと比較し小さくはない価格差を肯定する明確なアドバンテージは無かった。
実際、このクルマの評価は中古車市場で既に露呈している。BMWの認定中古車を探しても昨年登録の2016年式が216万円~で豊富に探せる状態。登録から僅か1年間で半値近くまで売価が落ちるのは結構な異常事態。(当然ながら買取価格はもっと安い)逆に言えば、認定中古車はかなりお買得。トヨタ「アクア」を買う位のプライスでBMW「2シリーズ・アクティブツアラー」を乗るのも悪くない。但し、当然維持費は「アクア」より高くつく。それ故、街中の一般的な中古車店で買うのはお勧めしない。目先の支払額に惑わされず正規認定中古車を選ぶべきだ。
私が以前乗っていた2代目「デミオ」がキープコンセプトで正常進化していたら、案外「2シリーズ・アクティブツアラー」(もしくはメルセデスのBクラス)に似たクルマだったかもしれない。マツダ謹製のユーティリティ系コンパクトカーはもう出ないのだろうか。


Posted at 2017/08/06 16:12:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗インプレッション | クルマ
2017年08月05日 イイね!

[オートモビル カウンシル2017]このイベントは何を目指すのか。

[オートモビル カウンシル2017]このイベントは何を目指すのか。 昨年はタイミングが合わず参加できなかった「オートモビル カウンシル」に行ってきた。今年は気合を入れて初日限定のプレミアムタイムチケット(¥3,000)を購入し、幕張メッセへ。思っていたよりも小規模なイベントで肩透かしを食ったが、そろそろ日本の自動車文化もヘリテージを重視すべき時期に来ているという意味では大いに賛同したいイベント。それだけに消化不良な想いも有る。
イベントの公式リリースによれば、このイベントは「日本国内外の自動車メーカーとヘリテージカー販売会社などが一堂に会し、連綿と受け継がれるフィロソフィーを語る。」とある。更に「AUTOMOBILE COUNCIL」は、CLASSIC MEETS MODERN(クラシック ミーツ モダン)をテーマに、国内外の自動車メーカーとヘリテージカー販売店などが一堂に会する、日本になかったスタイルのイベントです。それぞれの出展メーカーが、往年の名車から最新モデルへと受け継がれるフィロソフィーを語ることで、歴史に敬意を払いヘリテージを愉しむ自動車文化を育みたいと考えています。また、長年にわたり日本のヘリテージカー界を支えてきた選りすぐりの販売店による展示販売も行われます。」と説明する。
例えば、2017年は「スカイライン」が誕生してから60周年の節目であったわけだが、会場ではかろうじて「プリンス・スカイラインスポーツ」が展示されていたものの、それ以外は無し。歴代のスカイラインが勢揃いしていれば泣いて喜ぶファンが多かったろうに。
トヨタに至っては「プリウス誕生20周年」.....ガクッ。あまりにも退屈な展示内容に呆れるやら、驚くやら。「ランドクルーザー」「クラウン」「カローラ」「ハイエース」等、ヘリテージを語れるクルマはもっと他にもあるだろうに。
スバルは「安全性」をテーマにMC後「レヴォーグ」と「WRX S4」の展示がメイン。「スバル360」と「スバル1000」が花を添えたが、お付き合い程度のブース内容。
やはり、今回も主役は「マツダ」。初代「ロードスター」のレストアサービスを発表と、「飽くなき挑戦の歴史 -ロータリーエンジン誕生50周年-」をテーマにロータリーエンジン車が色々と展示されていた。
会場の制約などもあるのだろうが、ヘリテージカーのエンジン音を生で聞かせるとか演出の工夫も欲しい。「音」や「匂い」で蘇る往年の記憶と言うのもあるのではないか。
正直めぼしい展示もなく、入場から約1時間半で退出したが、やはり一日いても見切れない位のボリュームで開催して欲しい。現状なら名古屋の「トヨタ博物館」の方が面白いと思う。このイベントが来年以降も発展し拡大していくことを期待するが、課題も多い。
Posted at 2017/08/06 00:00:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ | 日記

プロフィール

「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
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